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韓国の軍事評論家、池萬元氏のブログから、自由市民連帯(韓国の保守団体)共同代表のイ・サンジン氏が寄稿した「過去の歴史のしがらみから抜け出そう」という記事を翻訳してご紹介。

過去の歴史のしがらみから抜け出そう
2014年3月10日

東洋と西洋を問わず、ほとんどの国々は、過ぎ去った長い年月の間に国境線が複数回変更された歴史を持っている。かつてはローマが、かつてはオスマンが、かつてはモンゴルの広い領土に帝国が建設されたこともあった。19世紀~20世紀には、軍事大国がアジア、アフリカ、中南米の多くの弱小国を植民地として開拓したこともあった。そんな時代に、弱小国であった韓国も日本の植民地となった。鳥山安昌浩先生は、「韓国が国権を喪失したのは、李完用のせいでもなく、日本のせいでもなく、我が国が独立国を維持するだけの力がなかったからだ」と説破した。

世界二次大戦が終結し、韓国が解放を迎えたように、ほとんどの植民地国は独立国家となった。今は弱肉強食の帝国主義の時代は過ぎ去り、強大国と弱小国の区別はなく、すべての国が熾烈な国際経済戦争の渦中にいる。過去に植民地だった弱小国家も、今は過去の侵略国家や植民地の歴史を恨みながら歳月を費やしてはいない。

しかし、なぜ韓国は、過去の植民地の呪縛から脱することができないのだろうか?なぜ植民地時代の歴史の中をさまよっているのだろうか?従軍慰安婦問題をはじめとする過去の植民地の歴史が、何をそんなに大変な問題だと、日々テレビや新聞で扱っているのだろうか?「聞こえの良い花歌も一度か二度」という言葉がある。たとえ、その当時、日本が間違っていたとしても、彼らの古傷を毎日かき回していたら、日本人たちは決して韓国人を好きにはならないだろう。そして、それが何の得になるというのだろうか?

我々は今すべきことが多い。北朝鮮の軍事的脅威にも対処せねばならず、熾烈な国際輸出競争でも勝ち残らなくてはならない。青年失業者の問題の解消、国民所得4万ドル時代への取り組み、福祉国家の建設など。過去の植民地の歴史問題で日本を糾弾するのと、韓米日の協調をしっかりと果たすことが、どちらがより我々の前に山積した問題を解消するのに役立つであろうか?

どうか不幸だった過去の歴史の中をさまよいながら、無駄な歳月を費やすことはもうやめよう。ただ前だけを見据えて、先進国となるべく力を育てよう。そして強大で豊かな祖国を建設し、快適な暮らしと、子孫が幸せに暮らせる未来を作り上げていこう。


イ・サンジン(自由市民連帯共同代表)
http://www.systemclub.co.kr/

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