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前回の続きです。韓国の百科事典サイト「エンハウィキ」から、「日本人」の項目に記述されていた内容を翻訳してご紹介します。今回は、日本人の「国民性と文化」に関する記述。

3. 日本人の国民性と文化

国民性は、一言で定義するのは難しい。これは、日本人の人口が非常に多く、都市化が急速に進んでいるためであり、都市と農村の間の差が韓国と同様に激しいためでもある。

他人に迷惑をかけるのを極度に嫌う別名「迷惑」文化がある。一例として、電車やエレベーターのように見知らぬ人と一緒に利用する場所では、大きな声で騒がず、携帯電話の通話さえ避ける。だから、日本人といえば、優れた秩序意識を思い浮かべる人も多い。このような日本の迷惑文化は、戦国時代ないし江戸時代から伝わる慣習の影響が大きく、こうした姿が極端に現れたのが、イジメや日本軍である。

日本人と言えば、「本音と建前」が特に有名である。これは、日本人特有の和を強調する社会性などに由来する伝統的な社会規範とされ、韓国を含む諸外国では、表と裏が違うと考えられ、理解し難いものでもある。日本の伝統的な社会規範は、個人の主張は可能な限り抑えながら、集団内の対立を避け、個人の欲求と感情を犠牲にして円満な人間関係と集団の団結を強調するものである。日本では、こうした社会規範は絶対に必要なものと認識され、子供の頃から建前を正面から背いてはならないと教育を受ける。

その結果、多くの場合、相手の本音と意図を理解するのが難しい状況とはなるが、日本人の間では、こうした意識構造が、円満な人間関係を形成する上で重要な役割を果たしている。しかし、実際のところでは、韓国人よりもストレートに物を言う人もいる。こう考えてみると、建前というものは、攻撃的な言葉を「はばかる」程度の感覚に近いと見ることもできる。このように、日本人は自分の本音を打ち明け、相手の心を傷付けるよりは、表面的な原則のみを強調することを選択する。これは長い間、自分の意見を強く主張しないことを美徳としてきたからである。

こうした社会規範のおかげで日本人は、国際社会で、相手から受けた要求に対し、実際には拒絶する意思を持っていたとしても、その場で、はっきりとノーとすることができず、嫌なものは嫌とはっきり言わないという非難をしばしば受ける。例えば、外国の企業が日本の企業と契約を結ぶ際、「肯定的に検討してみましょう」という返事(建前)を日本側から受け、契約成立が目前であると期待するも、その後、電話で改めて確認すると、「そのような回答をしたことはありません」という言葉(本音)を聞き、背信と挫折を感じる場合が多いという。

これは、常に相手の立場を考慮し、関係を維持しようとする日本人の対人関係の習慣に起因している。また、言語というものを文化を包括している概念として考えれば、こうした表現はどの国にも存在し、文化に対する理解が不足した際に生じる誤解であり、それによって生じる問題と見ることができる。90年代、国際社会から注目を集めた日本は、その中で、本音を隠すことは国際社会で通用しづらく、理解されにくいものであると感じ、こうした建前に対する部分は少しずつ変化している。

日本は、個人主義と割り勘が当たり前の社会である。実際、日本人は韓国人とは異なり、レストランでもそれぞれ自分の好きなメニューを注文して食べる傾向が強い。彼らの食文化を説明する言葉が「一人前」というほどである。

衛生観念が普遍化された最近ではそれほど特異なことでもないが、風呂に頻繁に入らないのが当たり前であった昔は、風呂が習慣化された日本人がかなり特異なものとして映ったという話もある。

韓国人とは異なり、長い期間、仏教の影響を強く受け、来世的、哲学的な傾向が非常に強い。自分の置かれた境遇をただそのまま生きていく傾向が強い方だ。

そして、言語は全体的に仏教的な色彩が非常に濃い。これは朝鮮以前まで仏教国であった韓半島も同様ではあるが、仏教的な語彙がより頻繁に使われるのは日本である。特にサンスクリット語のような場合にはなおさらである。概ね儒教とキリスト教の影響が強い大韓民国とは対照的である。

翻訳元:https://mirror.enha.kr/wiki/일본인


まとめ
韓国人から見た日本人(1)「人種的特性」
・韓国人から見た日本人(2)「国民性と文化」
韓国人から見た日本人(3)「韓国との関係」


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