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韓国のニュースサイトから「植民地支配や慰安婦について日本は反省していないのではない、日本の努力も分かって欲しい」という記事を翻訳してご紹介。

「植民地支配・慰安婦、反省していないのではない、日本の努力も分かって欲しい」
2014-12-31 19:48

韓日国交正常化50周年インタビュー|武藤正敏元駐韓日本大使
・韓日協定締結当時、謝罪の次元…韓国を助ける決断、正しく知られていない
・日本の軍国化、右傾化の見方は間違えている…河野談話の権威は毀損されない

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▲武藤正敏元駐韓日本大使

武藤正敏元駐韓日本大使は、韓日の対立の争点である慰安婦問題と関連して、「おばあさんたち本人の意思に反し、慰安婦になった事例が多いのは事実」としながらも、アジア女性基金などを通じ、「少なくとも日本が誠意を見せたという点について評価してくれる雰囲気が(韓国内)造成されたらいいと思う」と述べた。

武藤元大使は、日本国内の河野談話修正要求について、「いくつかの証言が間違っていたとしても、河野談話自体の権威を崩すのは明らかに間違っている」と指摘した。冷え込んだ韓日関係を解くためには、「国民感情を排除し、相互国益や地域の安全保障環境を考慮して戦略的な関係を追求していかなければならない」と付け加えた。


現在、韓日関係が円満ではない最大の理由は何ですか?

「韓日関係で直視しなければならないことは、事実を事実として認める必要があるという点です。例えば、韓国メディアは、日本が軍事大国になろうとしているという論調で、頻繁に報道しており、韓国人の間でも、日本が保守化、軍国主義化しているという認識を持っています。しかし、これは厳密に言えば事実ではありません。まず、保守化は世界共通の現象です。各国が国益を追求し、過当競争をする過程で、先進国であっても、発展途上国であっても、全て自己主張が強くなるものであり、このようなことが保守化として映るのです。最近、日本の防衛予算が増えたことを巡り、日本が軍事大国化するという懸念が出ていますが、これも事実とは異なります。日本はこの10年間、継続して防衛予算を削減してきました。一方、中国は約20年で毎年10%以上の防衛予算を増やしました。」


韓日関係を解決していくために、両国には、どんな考えと姿勢が必要だと思われますか?

「両国は相互国益や地域安全保障環境を考慮し、戦略的な関係を持つ必要があります。これにより、新しい21世紀の日韓関係を作っていかねばなりません。金大中元大統領は、執権当時、「日本は銃を捨て民主主義国家となった」と日本を認める発言をしました。日本でもこれをきっかけに「我々も歴史認識を真剣に認めなければならない」という声が大きくなりました。客観的な事実に基づいた両国の歴史共同研究も必要です。20年前、日韓関係が良くなかった時、歴史を共同研究しようという動きがありました。ドイツをはじめとする英国、ポーランドなどヨーロッパでは、国民感情を排除し、事実に基づいて、歴史を研究しようという雰囲気がありました。日韓も歴史研究で国民感情を排除し、その結果を認め合うことが最も重要な課題と言えます。」


韓日葛藤の争点の一つは慰安婦問題です。どのような解決策を模索すればいいでしょうか?

「最近、強制性を巡る議論が続いていますが、おばあさん本人の意思に反し、慰安婦になった事例が多いのは事実です。私も、韓国勤務当時に、若い娘が慰安婦に連れて行かれたくないという理由で結婚したという話を聞いたことがあります。このため、多くの韓国人は日本人が強制的に連行したと考えてます。そして、日本が慰安婦問題で誠意を見せていないとし、日本を信頼していない韓国人が増えています。しかし、日本は誠意を見せるために、アジア女性基金を運営したことがありました。市民団体と政府が資金調達した補償金と、日本の首相による謝罪の手紙が主な内容であり、草創期には、韓国内でも良い反応が得られましたが、一部の市民団体の反対により、正しく評価されませんでした。慰安婦問題で最も重要なことは、おばあさんたちを理解してあげることだと思います。おばあさんたちが、補償金を受けたがっているのであれば、止めるべきではなかったという歯がゆさが残っています。フィリピンでも、アジア女性基金を巡る議論がありましたが、おばあさんが補償金を受けることに反対した団体はありませんでした。今からでも、韓国社会は、この基金を再評価する必要があります。基金の復活は難しいでしょうが、当時の日本が、少なくとも誠意を見せたという点を評価してくれる雰囲気が造成たらいいと思います。」


韓日協定を補完しなければならないという声もあります

「日韓協定は、両国の最も重要な基本条約です。今になってこれを補完したり、白紙にすれば日韓関係は完全に台無しになります。日本は、韓国との国交を正常化した後、請求権協定、経済交流協定などを通じ、韓国の経済発展を助けました。今考えると無償3億ドル、有償2億ドルが少ない金額に思えるかもしれませんが、当時の日本で見た場合、決して少ない金額ではありませんでした。日本は朝鮮半島を植民地化した謝罪の次元で、韓国に可能な限り協力しなければならないという政治的決断を下しました。当時、京釜高速道路の建設において、アジア開発基金や世界銀行では、経済効果がないという理由で反対しましたが、日本は韓国がしたい場合は協力しようという雰囲気でした。しかし、このような事実は、韓国では適切に知られていません。当時は、仕方がないと思っていましたが、今振り返って見た時、日本の努力を韓国人たちが理解してくれていれば、日韓協定を補完しようという話は出てこなかったでしょう。日本は朝鮮半島を植民地化した事実を決して反省していないのではありません。」


今後5年間、韓日関係はどうなると思われますか?そのために、両国が今からすべきことは何ですか?

「日韓は経済的な利点が本当に大きいです。軍事的にも、両国は協力しなければなりません。なぜなら、北朝鮮がどのようになるのかが分からないからです。北朝鮮が開放し、韓国との関係改善をすればいいでしょう。しかし、最悪のケースも考えておくことは、両国政府の責任です。そのために安全保障上の協力はきちんとしなければなりません。特に日韓自由貿易協定(FTA)締結のために、両国が協力する必要があります。両国が世界市場に浸透するためには、FTAを通じた経済パートナーとして進むべきであり、良いパートナーになるためには、FTAを通じて関係を固めなければなりません。」


日本で慰安婦動員の強制性を認めた河野談話を修正しなければならないという主張が出ていることについては?

「安倍首相が最近、直接、談話を修正すると言及したことはありません。代わりに、慰安婦問題を巡る正確な事実は指摘する必要があります。慰安婦が20万人に達したという間違った内容が、いまだ韓国社会で事実のように語られています。これは勤労挺身隊と混同したものであります。このような部分を韓国でも訂正する必要があります。河野談話は、実際に被害を受けたおばあさんの証言を直接聞き、結論を下したということに意味があります。もちろん、40年前の話を証言する過程で、記憶違いの事例もあるでしょう。日本国内では、これを問題視する勢力も少なくありません。しかし、いくつかの証言が間違っていたとしても、河野談話自体の権威を崩そうとするのは明らかに間違っています。重要なことは、おばあさんの陳述が客観性を帯びているという点です。」


安倍政権の集団的自衛権の容認において、右傾化を懸念する声が多い

「中国は最近、東アジアと東・南シナ海で海軍力を強化しています。かつては米国がこれを牽制していましたが、現在の米国は、国内あるいは中東・ロシア問題に集中しており、東アジア情勢に介入する余力がありません。日本が地域の安定のために、より努力しなければならない必要が生じたのです。これは日本のためのものでもありますが、米国との良好な関係を維持するための側面が強いです。集団的自衛権容認も、米国との関係を考慮したものであります。日本が独自に軍事力を増強させることよりも、米国と協力する方が韓国から見ても良いことです。日本は中国との貿易戦争に勝つことはできません。代わりに、米国、韓国、オーストラリア、東南アジア諸国連合(ASEAN)との連携を強化しています。もちろん、中国との協力強化も重要です。日本は、様々な国との協力の次元で、集団的自衛権を容認しようとしているのです。」


日本の嫌韓感情が危険水位となっていますが、原因はどこにあるのでしょうか?

「根本的には、韓国側から原因を提供した側面もあります。韓国の一部の政治家が、日本に対する非難発言をすれば、日本のマスコミを介してそれが知られます。このように紹介された事実をもとに、多くの日本人は、韓国人が日本を嫌い反感を持っていると考えるようになります。そして、韓国人が日本人を嫌っているので、我々も韓国人を嫌うということになります。嫌韓書籍が売れ、嫌悪発言(ヘイトスピーチ)が増加していることも、このような理由です。しかし、私が韓国で出会った人の中で、日本を嫌う人はほとんどいませんでした。最近、日本を訪れる韓国人も急増しています。このような事実を日本人も知っておく必要があります。」


韓中日首脳会談を開き、これが韓日首脳会談につながると期待する声もあります

「日韓首脳会談は、当分の間は難しいことではないかと思います。しかし、首脳会談の成功のために多角的な努力をする必要があります。当分の間、局長級協議など、すべてのルートを動員し、首脳会談が軌道に乗ることができる環境づくりをしていかなければなりません。」


韓国国民と韓国政府に望むことはありますか?

「現在の日韓関係は、決して悪い状況ではありません。日本では嫌韓の雰囲気もありますが、一方で、テレビでは、まだ韓国ドラマが放送されています。韓国は過去、日本語を勉強していることを親戚に話すことができない時期もありましたが、今では日本のドラマに簡単に接することができます。両国が互いに尊重する心を持ち、未来志向的な関係を築いて行って欲しいと思います。」

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▲武藤正敏元駐韓日本大使


武藤正敏経歴

1948年:東京生まれ
1972年:横浜国立大学経済学部卒業、外交官試験合格
1975年:初任事務官として韓国に赴任、延世大韓国語学堂在学
1984年:駐国連代表部書記官
1989年:在韓大使館参事官
1991年:外務省アジア局北東アジア課長
1996年:駐英大使館公使
1999年:外務省官房審議官
2000年:駐オーストラリア日本大使館公使
2001年:駐ホノルル総領事
2005年:在韓大使館公使
2007年:駐クウェート大使
2010年:在韓大使(2年2ヶ月)
2012年:退任後、東西大特任教授

翻訳元:http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=104&oid=469&aid=0000039400


韓国人
言葉だけでなく、行動で示すべきだ


韓国人
歴史を歪曲する日本!
私はドイツを見て学んだ
なぜか?
ドイツは表と裏がまったく同じだからだ!
先進国であり、歴史も正しく教えている
ドイツでヒトラーを賞美すれば犯罪だ!

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