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カイカイ反応通信を長らくご愛読いただいている読者様はご存知かと思いますが、カイカイ反応通信の名誉読者であり、日本が大好きな韓国人「ゆるゆり君」から、また新たな旅行記がメールで送られてきたので紹介します。ゆるゆり君が過去に送ってきた旅行記は「韓国人メール(ゆるゆり)」で閲覧できます。

韓国人(ゆるゆり君)

カイカイ管理人さん、アンニョンハセヨ。
お久しぶりです。

先日、新たにカイカイchという掲示板を開設されたとのことですが、私も楽しく拝見させてもらっています。

さて、今月の13日から2泊3日で東京旅行をしてきました。
長い休暇を取れず、短いに日程になってしまいましたが、本当に多くのことを学び、感じた旅行でした。
今回は、その旅行記を送ります。
もし、時間があったら、翻訳していただけると幸いです。


1. 旅先を東京にした理由

毎年8月頃になると、韓国のマスコミと政府、政界などは、今年も日本の有力政治家が靖国神社に参拝するかどうか関心が集まります。
そして、靖国神社参拝のニュースが報じられると、マスコミは様々な形で非難論調の記事を書き、政界も非難声明を出したりします。
彼らは、日本の政治家が靖国神社を参拝する行為は、戦争を美化し、軍国主義に回帰しようとする動きであるかのように話します。

正直、私も以前は反日でした。
親日に転じた以降も、靖国参拝についてはよく理解していませんでした。
日本の世論も、靖国参拝については賛否が分かれると聞いていましたが、そのような世論がありながら、なぜ日本の政治家は靖国参拝をするのか、参拝にどんな意味があるのか分かりませんでした。

そんなことを考えているうちに、ふと頭の中に一つの疑問が浮かび上がりました。
「一体、日本にとって靖国神社とはどんな存在なのか?」という疑問です。

その疑問を解くために、直接靖国神社に行ってみることにし、東京行きのチケットを手配しました。


2. 1年ぶりの日本旅行

もともとは3泊4日ないし、4泊5日の日程で計画していましたが、会社の都合で3日しか休暇を得ることができませんでした。
当初の計画よりも日程が短くなり残念でしたが、それでも旅行前からワクワクして楽しい気分でした。
日本の政治、経済、文化の中心地である東京は、果たしてどんなところなのか…
期待に胸を膨らませて東京に向かいました。
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3. 論争の現場で…

仁川空港から成田空港までは約2時間10分かかります。
成田空港に到着するや否や、スイカカードを購入しました。

日本でICカードを利用するのは初めてだったので、カードの購入方法からお金をチャージする方法まで、少し難しかったですが、駅の案内員の助けを借りて、無事購入することができました。
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靖国神社に向かうため、成田空港から電車に乗り、馬喰町駅で乗り換えて九段下駅まで行きました。
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靖国神社は九段下駅からすぐの場所にあり、見つけるのは簡単でした。
案内標識に沿って少し歩くと、大きな鳥居が見えてきました。
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韓国でも、頻繁に物議をかもすその現場の前に立ち、少し緊張しました。
一方で、期待も膨らみます。
ついに、その現場を自分の目で直接見れる時が来たのです。


4. 心の葛藤

ただ、靖国神社の大きな鳥居の前に立つと、突然、いくつかの思いが頭に浮かび複雑な心境になりました。

以前、テレビで見た嫌韓デモ隊が私の前に現れて、私が韓国人であるという理由で、ひどい目に合わされるのではないか、今まで親日であった私が、これを契機に再び反日になってしまうのではないか、そんな思いが頭をよぎり、不安な気持ちになりました。

体は硬直し、神社の中に入ることができません。
神社の鳥居が、まるで大きな障壁のように感じられ、重圧感を覚えました。

しばらく鳥居の前でウロウロし、結局、私は、神社の中に入らず来た道を戻り始めてしまいました。
一人だから、予想外の災難に合うことを恐れたのでしょうか。
いや、おそらく、真実と向き合う勇気がなかったのだと思います。

靖国神社を離れた私は、何か虚脱したような気持ちになり、座り込んでしまいました。
やはり、今日は無理か…
その日は、旅行の初日であり、まだ明日も明後日もあるので、他のところをまわり、気持ちの整理ができてから、改めて来ようと考えました。

そんなことを考えながら、携帯電話を取り出し、一本の動画を再生しました。

それは、ゆるゆり3期(2015.10.16~2015.12.22、テレビ東京)です。
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ゆるゆりを見ながら、アカリンだったら、この状況でどう行動していただろうか考えました。
アカリンだったら、間違いなく内面の恐怖を克服し、本来の目的に向かって力強く前進していたでしょう。

私は、気持ちの整理をし、勇気を出して再び靖国神社へと足を向けました。
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5. 意識の転換

靖国神社に入ると150周年という文字が目に入ってきました。
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ヤスクニ神社を韓国式に読むと「靖国神社」となります。
カイカイ補足:「靖国(정국)」という言葉(漢字語)は、韓国語にもありますが、韓国では一般的に、靖国神社の靖国を「ヤスクニ(야스쿠니)」と日本語の発音で呼んでいます。

つまり、国を平常にするという意味です。
このような名前の神社が、なぜそれほど議論の的になるのか、さらに興味が湧いてきました。

神社の敷地内に入り、辺りを見回してみると、他の神社と同様に装飾されている一方で、大東亜戦争当時の記録や遺物が展示されています。
平日なのに、多くの市民が靖国神社を訪れ、静かに散歩したり、参拝したりしていました。
見物している途中、遊就館という博物館を発見したので、中に入ってみました。
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遊就館の入り口に入ると、大東亜戦争当時に使用されていた零戦の戦闘機や、いくつかの遺物が展示されていました。
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もっとたくさんの展示物を見ようと、チケットを購入し、遊就館の内部に入りました。
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遊就館の内部は写真の撮影が禁止されているので、写真はありません。

遊就館は、当時の状況を知らせるためのドキュメンタリー映像や遺物、資料などについて、かなり詳しく説明されていました。
韓国語の表記がなく、少し大変でしたが、それでも英語表記があったので、内容は理解できました。

私自身も、韓国の国立顕忠院に数回訪れたことがありますが、靖国神社と遊就館も、そこと同様​、当時の状況の記録と国のために犠牲となった人たちの記憶と追悼がされているだけでした。
韓国のマスコミが騒ぐような戦争美化や軍国主義称美の雰囲気は見られませんでした。

ほぼ2時間に渡り、遊就館を見物し、本当に多くのことを学んで感じました。
これまで私が持っていた靖国神社に対する認識が完全に変わりました。

当時、米国が日本に対し、海上封鎖を敢行したことで、石油をはじめとする様々な資源の供給が難しくなり、日本は国家存立の危機に立たされました。
その危機を克服するために、そして親や兄弟、国のために、日本国民は率先して自らの命を捧げたのです。
そんな彼らを「戦犯」と呼びますが、それは戦勝国の見方に過ぎません。

皮肉なことに、韓国は戦勝国ではなく、むしろ日本と一緒の立場であり、日本を戦犯と非難する資格はありません。
長い間、靖国神社参拝を批判的に考えていた自分が恥ずかしくなりました。

日本の立場では、靖国神社に祀られている方々は、当然、軍人の本分を尽くした愛国者です。
それを追悼するのは当然の行為だと思います。
国のために犠牲になった愛国者たちを冷遇すれば、そのような危機が再び訪れた時、誰も国のために犠牲になろうとは思わないでしょう。

また、韓国のマスコミは、時折、靖国神社にA級戦犯が合祀されているとし、まるでA級戦犯が大きな戦争犯罪を犯した人のように話しますが、A級とB級は、罪の重さを表す基準ではなく、戦勝国の立場から区分を容易にするための単純な分類であったということも知りました。

靖国神社に直接訪れ、自分の目で直接知ると、韓国のマスコミやインターネットを介して知った情報とは、あまりにもかけ離れていることを知りました。
おそらく、靖国神社の軍国主義のイメージは、マスコミが作り出した虚像ではないかと考えるようになりました。

そして私は、自分の疑問に対する答えを見つけました。

日本にとっての靖国神社は、日本そのものです。

大東亜戦争で彼らが見せた姿は、侍の姿そのものです。
日本人の心には、その強靭でまっすぐな精神が刻まれています。
だから、戦争で廃墟となった国を短期間で経済大国にし、強大国になることができたのです。
改めて、その驚異的な精神に感心し、畏敬の念を抱きました。


6. 贖罪

遊就館の見物を終え、しばらく池のほとりに座り、色々と考えました。
韓国はこれまで、反日というイデオロギーを武器に、真実を隠したまま、日本に内政干渉をしてあまりにも多くの迷惑をかけてきたと考えました。

私も、一時、反日活動をしたことがあります。
「戦犯を美化して軍国主義を称美する靖国神社は、なくなるのが当然ではないか?」
そんな極端な考えを持ったこともあります。
しかし、今となって振り返ってみると、自分自身があまりにも恥ずかしく、謝罪したい気持ちになりました。

だから、私も参拝客の列に並び、直接頭を下げて謝罪しました。

「本当に申し訳ありませんでした。私をはじめとする愚かな韓国人たちを許して下さい。一生、償いながら生きていきます」

内容が長いので、残りの話は第二部で書きます。

ひとまず、長文をお読みいただき、ありがとうございました。


続編:韓国人「東京で触れた日本の温かい文化…私はその記憶を忘れない」

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