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韓国のポータルサイトネイバーから「世界50位圏の製薬会社、日本9 vs 韓国0…「新薬確保が作った格差」」という記事を翻訳してご紹介。韓国人の反応は少ないですが、こういう話もされているという次元で翻訳しました。

世界50位圏の製薬会社、日本9 vs 韓国0…「新薬確保が作った格差」


●日本、1900年代半ばから技術導入・M&A投資…武田、製薬会社上位10位に浮上
●「IPO・技術輸出では限界…企業買収合併・海外新薬物質導入加速しなければ」
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「技術輸出も良いが…企業買収、新薬物質の導入を加速させなければ」

世界の製薬・バイオ業界の売上高50位以内に日本企業は9社も入っているが、韓国はまだ1社も名前をあげられずにいる。日本はすでに1900年代半ばから、新薬確保のために技術導入(インライセンシング)や企業買収合併(M&A)に投資したのに対し、ジェネリック医薬品販売競争に熱を上げてきた韓国は、2010年代に入ってから新薬開発に目覚め、格差が大きくならざるを得ないという指摘だ。

最近、バイオ産業が国の未来動力源として期待を集めている。しかし、ほとんどが企業公開(IPO)や新薬物質技術輸出(ライセンシングアウト)に焦点を当ているため、企業の規模を育てるには限界があるというのが専門家たちの見方だ。

18日、韓国投資パートナーズのファン・マンスン代表はニュース1との通話で、「最近、韓国でも資金力​​のある大企業が直接海外企業を買収したり、複数のバイオベンチャーが力を合わせて、米国企業を買い入れる事例が出​​てきている」としながら「日本より少し遅れた今からでも多角化された戦略的グローバル市場に進出しなければならない」と述べた。

ファン代表は「資金力が弱い場合、企業買収ではなく、他の企業が保有している新薬物質を導入するのも良い方法であり、この場合、国内投資会社の投資も伴うことができる」とし「今は技術輸出だけでなく、技術の導入、M&Aからも付加価値を作らなければならない」と強調した。

数十年前から、これらの戦略を広げてきた日本は、現在、世界の市場で有名な企業を相当数保有している。

業界によると、2019年基準で世界の製薬売上50位に入った日本企業は、武田、アステラス、第一三共、大塚、エーザイなど9社ある。日本1位の武田の2019年の売上高の規模は、なんと33兆ウォンを超える。韓国の売上高1~2位のセルトリオンと柳韓洋行がまだ1兆ウォン台であるのとは差が大きい。

武田は1900年代半ばから、グローバル市場への進出を推進した。着実に規模を拡大してきたが、2000年に入って大型のM&A事例を作った。2008年、米国の抗がん製薬会社ミレニアム、2011年にスイスのナイコメッド、2017年に米国の抗がん製薬会社アリアド、2018年にアイルランドのシャイアーを買収したのがそれである。

特にシャイアーを620億ドルもの額で買収し、武田は世界10大製薬に躍り出た。M&Aを通じて自社が保有する新薬パイプラインで足りない部分を補う戦略を用い、着実に新たな挑戦を続けていったのだ。

世界的な企業である日本の第一三共とアステラススは生まれ自体がM&Aを通じて開始された。アステラスは2007年に米国のアジェンシスを買収し、抗体パイプラインを確保した。その他、米国の複数の企業から新薬を導入し、米国市場確保の基礎を固めた。日本のエーザイは2006年と2007年に米国企業から抗がん剤を導入したり、企業を買収するなど、新薬の確保に激しい精魂を込めた。

特に日本企業が買収した会社の国籍が注目される。相当数が、米国と欧州の企業で、買収者としては製薬先進国の現地販路を新たに開拓する必要がない強みを持つ。米国食品医薬品局(FDA)の承認審査のためのコミュニケーションも容易にならざるを得ない。

韓国も最近、企業買収の事例が一つ二つ蓄積されている。M&Aまででなくても技術導入事例も増えている。

2019年、国内のバイオベンチャーSCM生命科学が、他の国内のバイオベンチャージェネクシンと共に米国の抗がんワクチン開発会社コイミュンを買収したのが代表的である。LG化学は2019年、欧州PDCラインファーマ(PDC line Pharma)が進行していた臨床1/2a相段階の非小細胞肺がん抗がんワクチン物質を導入し、アジア地域の開発と商業化を進めた。

製薬会社ではないが、大きな資本力で海外のバイオ企業に投資した事例も出てきた。 SKは昨年末、米国のロイバントに2億ドルを投資して新薬の開発に乗り出した。SKは昨年7月、SKバイオファームを上場させるなどバイオ産業に格別な関心を持っている。

国内のバイオ産業は、日本に比べてまだ規模が小さい。現実的に、小規模M&Aや他の企業とのM&Aの協力や新薬物質の導入などにより基盤を固めるべきという意見が出ている。大企業が独自にM&Aに出たならばこの上ない滋養分になる。

ファン・マンスン代表は「資金力が小さな企業同士、共同M&Aを推進したり、新薬物質を導入することも良い戦略」とし「もし大企業がM&Aをするなら、協力なしに独自にグローバルネットワークを装備していくことができる大きな利点がある」と付け加えた。

韓国バイオ協会のイ・スンギュ副会長は「最近、国内のバイオ産業の技術輸出はある程度軌道に乗ったようだ」とし「今、M&Aに拡大していくためには、大きな会社が米国ナスダックの上場企業を買収したり、中堅製薬会社が韓国のベンチャーを買収するのも良いモデルになるだろう」と述べた。

それよりも資金力が小さい企業に対しては研究所の開発段階から技術導入を推進するのが必要だという説明だ。

イ副会長は「ベンチャーの場合m技術導入が良い選択肢だ。海外の有名企業との取引が容易ではないだけに、それなりの選球眼で国内外の大学からの物質を持ち込むことが必要だ」とし「大学とのジョイントベンチャー設立やプロジェクトファイナンスなどを推進することもできる」と紹介した。

イ・スンギュ副会長は「このような努力が積み重なれば、現在のIPO推進に偏っているシステムを多様化させることができる」と強調した。


この記事を見たネイバー読者の反応
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ソース:http://naver.me/xw6rXCRg


韓国人
韓国には詐欺企業セントリオンがある
共感:8|非共感:1
カイカイ補足:セントリオンとは
韓国のバイオ医薬品企業。韓国で時価総額5位の大企業。シンガポール国立投資会社であるテマセクとJPモルガン系ヘッジファンドであるOne Equity Partnersが投資した多国籍企業で、社員のうち30%が外国人。


韓国人
今後はパンデミック専用のバイオ集中投資が必要だ
共感:2|非共感:0


韓国人
日本は国自体が世界3位ではないか
セントリオン、SKバイオ、シンワンなどに期待しよう
エイズ治療薬のようなものを作ってノーベル賞を受賞すれば認識も変わるだろう


韓国人
現実はこうだが、ワクチンを作れないと政府を批判するやつらであふれている


韓国人
韓国の経済規模はサムスンを除けば日本の1/10レベルだ
それさえもサムスンのおかげで平均的な経済差がかなり縮まったわけだ
共感:6|非共感:8


韓国人
武田はセントリオンが買収しました
共感:1|非共感:5


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