韓国版ノーベル賞、ホアム賞って知ってる？

知らない人も多いかもしれないので、韓国版ノーベル賞と言われている韓国ホアム賞に関する記事を翻訳してご紹介。韓国人の反応はありません。

韓国版ノーベル賞、35回目の「サムスンホアム賞」授賞式
2025.05.30｜17:56

●シン・ソクウ教授ら6人に賞状・メダル・賞金3億ウォン授与
●ホアム財団、青少年対象特別講演会7月釜山で開催予定

サムスンホアム賞受賞者たちと行事参加者たちが授賞式で記念写真を撮影している。

ホアム財団は30日、第35回「サムスンホアム賞」の授賞式を行い、部門別の受賞者6人に賞状とメダル、賞金3億ウォンを授与した。

受賞者はUCバークレーのシン・ソクウ（46）教授兼高等科学院碩学教授（科学賞・物理・数学部門）、ソウル大学のチョン・ジョンギョン（62）教授（科学賞・化学・生命科学部門）、KAISTのキム・スンウ（69）名誉教授（工学賞）、米MITのグロリア・チェ（47）T教授（医学賞）、写真家のク・ボンチャン（72）（芸術賞）、社団法人ビジョンケアのキム・ドンヘ（61）理事長（社会奉仕賞）だ。

この日の授賞式には受賞者家族とサムスン社長団、関係者など270人余りが参加し、ホアム財団のキム・ファンシク理事長の挨拶と韓国芸術総合学校のホン・スンチャン教授の審査報告、部門別授賞、受賞感想、ノーベル文学賞委員のスティーブ・セム・サンドベリー小説家の祝辞の順で進行した。

キム・ファンシク理事長はこの席で「学術、芸術、社会奉仕分野で努力を尽くし、科学技術と文化芸術の発展に貢献しながら高貴な人間愛を実践した受賞者たちにお祝いの言葉を送る」と話した。

今年の授賞式には、昨年のホアム賞受賞者であるハン・ガン作家のノーベル文学賞受賞を記念し、韓国文学界を祝う意味で、ノーベル文学賞委員会のスティーブ・セム・サンドベリー委員がノーベル財団代表として参加した。

セム・サンドベリー委員は「この35年間、ホアム賞は献身と勇気で人類知識の境界を広げてきた韓国系学者と科学者たちを着実に照明してきた」とし「互いに異なる意見を尊重し共有できるというノーベルの信念はホアム賞が追求する価値と見解を共にする」と祝辞を伝えた。

一方、ホアム財団はノーベル賞とホアム賞受賞者を招待し、青少年のための特別講演会を7月、釜山で開催する予定だ。

講演は世界最高の碩学たちが科学研究の話と青少年の未来をテーマに進めた後、青少年たちと疎通する時間も用意する。

サムスンホアム賞はホアム・イ・ビョンチョル先生の人材第一と社会公益精神を称え、学術・芸術・社会発展と人類福祉増進に卓越した業績を成し遂げた人事を顕彰するために1990年にイ・ゴンヒ先代会長が制定し、今年までに182人に361億ウォンの賞金を授与した。

※ホアムとは、サムスン創業者イ・ビョンチョルの雅号。

翻訳元：https://www.newsbrite.net/news/articleView.html?idxno=190710