前回、会計大学院には税理士を目指している人がいると書きましたが、会計大学院 では

論文を書くことで税理士の科目免除を受けることができる

場合があります。(どの科目が免除されるかは学校によりことなります)


税理士志望の方はそれを目的としてきている場合が多いです。


 2年間で科目免除を確実にしながら別の科目の試験勉強をして一気に5科目合格を狙うパターンの方々です。


専門学校に行く場合と比べると、

大学院生という経歴上の身分を確保しながら勉強に打ち込め、科目免除まで受けられるのというメリットがあります。


一方で、デメリットもあります。

ひとつは、監査や管理会計のような税理士にはあまり関係のない授業の単位も卒業に必要であり、そちらに時間と労力が取られて しまうということです。もちろん論文にも時間はとられます。

ふたつめは、会計大学院での勉強だけでは試験合格レベルに達することができない(もしくは本人ができないと思いこみ) ので専門学校にも行くことになる人が大半だということです。

これは大変なことです。

ダブルスクール状態になり、専門学校の時間と大学院の取りたい授業が取れなくっている方がいらっしゃいます。

お金もかかります。

他にも、大学院の前期のテスト期間が税理士試験とかぶってしまうということがあります。

おおめにみてくれる先生もいることはいますが、税理士試験勉強に集中するあまりに単位を落としてしまっている方が実際にいます。


 論文を書くことで確実に1科目は前に進めるということにばかり気をとられて入学してしまうと、

逆に茨の道となってしまう場合もある

ので、税理士志望の方で会計大学院を考えていらっしゃる方は、上記のデメリットも踏まえたうえで判断しましょう。