かつて天才エジソンは 「天才とは1%の才能と99%の努力」 と言い残したものだが・・




 
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「あなたのような一流のプロと言われるようになるには どんな条件がいると思う?


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10%の才能と20%の努力…
30%の臆病さ…残る40%は運だろうな・・・
                                      (ロックフォードの野望・謀略の死角より)





30年以上の長期連載においても、セリフのほとんどが「・・・・・・」のゴルゴ13であるが、
唯一まともに質問に答えたシーンではないだろうか。それ故にこのセリフの意味合は深い。
作品を長年愛読してきたが、運と臆病さで70%が占められるとは誰が予想できただろうか。


もちろん架空のマンガの中での殺しのプロの条件を語ったもので、現実味が無いと思う人もいるだろうが、
実は真理をいている部分もあり、とても興味深い。
人それぞれ注目するポイントは違うだろうが、私は30%の臆病さに注目した。
この場合の「臆病さ」はビビりや躊躇するという意味合いでは無く、用心深いという意味だ。


「臆病さ」は異常なへの執着ともいえ、彼の仕事でもたらす真逆の意味合いの位置にある。
一見矛盾した様には思えるゴルゴの臆病さは、我々のプロの仕事にも当てはまりはしないだろうか。
例えば聖職者ほど実は誰より利権や出世に意欲を持っていたり、権威の象徴であるはずの政治家が選挙中は誰より弱者に徹し、あらゆる人に頭を下げるしたたかさが必要だったり、医学科学のプロは神をも恐れぬ残虐さが無いと人間の生態の発見にはいたらない。

「出世に執着」、「面子を気にしない」、「神への冒涜」となると人は敬遠しうやまられがちだが、その道に徹するなら、それぐらいの執着・したたかさが無いと一流と呼ばれるには達しないと、言っている様に思えた。凡人並みの仕事で良いなら必要ないが、
一流のプロと呼ばれるには才能と努力を足したものと同様の価値があるものがいるとゴルゴ13は言っているのだ。
もちろんいつもそれが仕事と相反する様な事柄とは限らないだろう。しかし人付き合いが良いだったり、遅くまで残業するなどは努力の部類である事を理解して欲しい。仕事が物作りだと執着より「こだわり」と言ったほうがわかりやすいかと思います。職種事に一種類という事も無いだろうし、各々の仕事場でプロと呼ばれている人を観察してみるのもよいかもしれません。


奥深いなーと思うのが、これぐらいの執着(臆病さ)を持ってしても運には勝てないという事である。
 執着(30%)<(40%)  

一番重要と教わってきた努力を100%してきたとしても運には勝てないのである。  
 努力+才能(30%)<(40%)

しかしながら、才能と努力とこの執着心があれば運を上回ることが出来るのです。 
 才能+努力+執着
(60%)>運(40%) 


どんな不幸な家庭に生まれてきて不幸な環境下で育ったとしても、全てを出し切れば60%以上の確立でその不幸な生い立ちをふりはらう事ができるのです。ましてや恵れた日本という国に生まれて、一般の家庭で育ったのならばそれだけで、運は30/40(%)以上はあったのと言えます。よく「大好きな人にフラれた」とか「会社をリストラされた」とかで自分は運が悪いと思い込んでしまう人もいますが、そんな事は運の0.1%にも満たない事で、ほとんどの人が運の要素はクリアできているのです。すると自分がプロの域に達してないという方はおのずと何が足りないか単純な引き算で見えてくるのではないでしょうか・・・・・。