昨日「古畑任三郎vs SMAP」がフジTVで放送され、再放送ながら視聴率22.7%と驚異的な数字だったそうです。一回目の放送を当時観ていた私は、昨日の放送を改めて観ようとは思いませんでした。しかし、どうしてももう一度観てみたいSMAPのドラマがあります。

それは1997年の正月にフジテレビで放送されたドラマSP


僕が僕であるために
僕が僕であるために


主演… SMAP
共演者…鶴田真由、瀬戸朝香、松たか子、広末涼子、唐沢寿明
    岸谷五朗、椎名桔平、鈴木保奈美、野際陽子、植木等


社会人になってそれぞれ違う道を歩んできた高校時代の元駅伝部の仲間5人が、久しぶりに再会する。考え方も当時とはだいぶ変わっていて、そんな5人の私生活での葛藤や仲間とのすれ違い、友情の再構築、自分らしさの模索していくという、アイドルのドラマとは思えないとてもシリアスなものでした。


あらすじを書きながらふと思ったのですが、これはドラマ「愛という名のもとに」ととてもよく似ていると思いました。

愛という名のもとに DVD-BOX


このドラマも大学のボート部で青春時代を共に過ごした7人が、社会に出て久々に再会をする。それぞれの選んだ道の理想と現実のギャップ、仕事の葛藤や仲間とのすれ違いに悩みながらも、仲間の死をキッカケに友情の再構築するというもの。



それぞれのキャラ設定も、とてもよく似ている(役名は省略)


唐沢寿明 (ボート部キャプテン。レールに沿った堅実な生き方の商社マン)
  ↓
中居正広 (駅伝のアンカーを務め、そのまま実業団へ就職。真面目)



江口洋介 - (定職につかず、その日暮らしのヒモ生活)
  ↓
木村拓哉  (        ”         )


鈴木保奈美 (唐沢と江口との三角関係。最後はどっちつかずのうやむやに)
  ↓
鶴田真由  (中居、木村との・・(以下同文))


石橋保   (区役所に勤務。しかし作家になる夢を捨てれず、追い求める)
 ↓
稲垣吾郎  (小児科医を目指しているが、親がひいたレールを歩く事に違和感を持つ)


チョロ   (証券会社勤務。営業ノルマ、結婚の事で悩みを抱える。後に自殺)
 ↓
草磲 剛  (信用金庫に勤務 営業ノルマ、結婚の事で悩みを抱える。後に事故死)



チョロの様に一流企業に就職したが故に、本当は自殺に追い込まれるほど厳しいノルマに追い詰められていても、見栄が邪魔してその事を仲間に打ち明けられずに自分で抱え込むもの。
安定した公務員を選びながらも、どこか小説家になる夢を諦め切れずに、就職してわずか数年で仕事を辞めるもの。
唐沢、江口の関係に見られる様に、堅実に生きてきたものと、気ままにに生きてきたものの、人生の差が如実に出始める事への焦りと衝突。



私も似たような状況の経験があり、学生の頃の仲間が社会に揉まれてから集まると、どこでも同じような状況になるんだなと思いました。
皆さんも似たような経験があるんじゃないですかね・・


この2つのドラマを観た時はまだ学生だったので、なんとなくの感情移入でしたが、今観ればまるで自分の事の様に感情移入して観れる気がします。

このドラマを観たいもうひとつの理由として、このドラマのタイトルともなっている尾崎の歌う主題歌「僕が僕であるために」が驚くほどマッチングしていた記憶があります。「僕は街にのまれて 少し心許しながら」なんて歌詞はあの当時じゃわからなかったけど、今は少し理解できます。


「愛という名のもとに」はDVD化されているので過去何度も観ましたが、
この「僕が僕であるために」はビデオでは発売されているみたいですが、DVD化は何故かされていません。


古畑なんてDVDでいつでも観れるものを再放送するのではなく、フジテレビさんには是非今回の高視聴率に便乗して、今の自分の状況で改めて観てみたい「僕が僕であるために」を再放送して欲しいと願います。

社会の荒波に揉まれて、昔の仲間ともすれ違いになりがち方に、是非お勧めしたいドラマですね。