メガドライブの初期の傑作である

ザ・スーパー忍』 (セガ 1989)

を皆さん覚えているいるだろうか?


当時はまだファミコン、PCエンジンよりも機能に勝るメガドライブ所有者には何ともいえぬ優越感があった。
そのメガドライブの中でもシステム、アクション、グラフィック、サウンド、
あらゆる面において全メガドライブソフトの中でもトップレベルの完成度を誇っていたのがこのザ・スーパー忍であった。


と、世の仕組みを知らない当時ガキだった私は、このゲームの売りでもある
豪華な敵ボス達との戦いを純粋に楽しんでいた訳だが、
ふと大人になった今振り返った時に、この敵キャラ達に対し非常に気になる疑問がふつふつと沸いてきた。



著作財産権(キャラクタービジネス)は、一体どうなっていたんだろう?


この頃のゲームは版権に対する意識がまだ弱かったせいか、映画などの著名なキャラに類似したものが多くみられた。
しかし、「ザ・スーパー忍」は、類似なんて言葉じゃなまぬるい、目を疑う敵キャラのオンパレードだった。



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長髪に赤バンダナ、ランニング。
この当時の事を考えるとどう考えてもランボーにしか思えぬ風貌
取扱説明書にはこの敵キャラの名前は「ロッキー」と書かれており、もはや確信犯である。




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16bitとはいえ誰がどうみてもこの前年にヒットしたターミネーターにしか見えない。




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アメコミのヒーロースパイダーマンを倒すと、驚きのバッドマンへと変身する。
ここまでくるともう子供の妄想の世界である(笑)




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そして最後に登場するのはゴジラである。
ハリウッドから拝借する分にはまだ良かったものの、さすがに国内でゴジラは危険すぎたようだ。

東映からクレームが入りこのゲームはすぐに、ボスキャラのみを変えた別ROMへと差し替えられたのだ。
逆に言えばやはり許可は取っていなかったという証明にもなったのだ。


ここまでスケールが大きいと、何故忍ぶはずの忍者が白装束なのか?など、もはやどうでもよく思えてきた。
アメリカ人の間違った日本観に基づいた忍者を、そのままゲーム化してしまったのでしょうか・・・


そんな嫌疑の目を持ち出すと、タイトル画面の忍者がなんとなくソニー千葉(千葉真一)に見えてきました(笑)

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