2007年度、一発目のネガティブ記事です(笑)
フライデーナイトである昨晩、世の若者達は街に繰り出し金曜日のライオンとなっているであろうその時間帯に、
パソコンのモニターに写る氷室に定規をあてながら,「ここは黄金比だな」とニヤついている自分を客観的に観てしまい、
自然と一人缶ビールがすすんでしまいました。
こんな時は流れを無視して、ネガティブ記事を書きたくなります。


さて、ドラクエにおいて一番おもしろい瞬間っていうのはどの瞬間だっただろうか?

空を自由に飛びまわれるようになった時でもなければ、最後の神殿に辿りついた時でもない。
初期の段階のブーメランからはがねのつるぎへと変わった時だと思う。


社会に最初に出た時は何の武器を持たぬ素手状態でスタートする。
中には卒業と同時に起業して、そのまま成功してしまう最初からドラゴンキラーを装備している様な人もいるが、
たいていの人は社会へ出て、走りながら武器を拾っていってるのだと思います。

誰でも働きながら、さまざまな知識や技術は自然と身につくもので、社会に出て8年経つわたしはなんとかブーメランまでは装備できたと思う。
しかし、どうしてもその先のはがねのつるぎが見つからないのだ。

思い出してみて欲しい。
ゲームでは、攻撃力UPの度合いがどっと増えるあのはがねのつるぎを手に入れた時は、
面倒でしかなかった戦闘が楽しくてしょうがなかったものだ。

週末なのに月曜からの仕事が待ち遠しくてそわそわそしている同期のあいつは、はがねの剣を既に装備中みたいだ。
戦闘になったらAボタンを連打しながらチャンネルを変えている状態の私は、やはり日曜の夕方から憂鬱になる。

社会に出てうまく武器を拾える人もいれば、うまく拾えずに立ち往生している人もいる。
その差は向上心の差なのかなとも思います。人間向上心を無くすとそれ以上の武器は望めない。

私の両親は2人とも公務員で大きな波風のない安定した生活で、それを横目に反面教師として上京してきた経緯があります。
ゴーレムやドラゴンと戦う事を望んでいたのですが、どうも気づけばブーメランを振り回せば事済むスライムやゴーストを倒す生活を続けているのです。

武器が見つからないなら、特殊能力値を身に付けば良い。
私は社会でいろいろと揉まれて行くうちに、一見長所とも思える「悲しいほど身の程を知っている」という能力が備わってしまった。
この能力は武器を見つけやすくなる思い切って飛び込む勇気というものを無くしてしまうやっかいなもので、
それと同時に向上心をも奪ってしまうのです。

いくらチャンスがあろうともそれをつかむだけの勇気がないと、チャンスはつかめません。
その勇気を無くす原因は当然失敗が怖いからなのですが、失敗を恐れている人の失敗は失敗へと続く失敗であり、
成功を思って積極的な人は成功へと繋がる失敗なのです。


どうやら私ははがねの剣をすっ飛ばし、敵を攻撃しながら自らもダメージをうけるもろはのつるぎを現在装備中のようです。