更新には波風があるのだが、先月はついに3つしか記事を書けなかった。
ブログは、質より頻繁な更新が大事だとわかっているが、どちらも達成できていない。
こうやって星の数ほどあるブログは日々自然消滅していっているのだろう。

だが無理をしてでも続けていく事で得るものもある。

その思う理由は、ナインティナインにある。

彼らの芸人としての魅力は、キレのある動き、芸人らしからぬ努力家というのが一般的だが、
わたしは他ならぬ継続力だと思っている。

気づけば彼らの現在抱えている番組は恐ろしく長寿番組ばかりだ。


めちゃ×2イケてるッ!  10年9ヶ月
ぐるぐるナインティナイン  13年3ヶ月
ナイナイサイズ!  6年9ヶ月

ナインティナインのオールナイトニッポン  13年3ヶ月



デビューから常に第一線で活躍しているように見えるナインティナインだが、本人達も自ら認めるように決して天才肌ではなく、ダウンタウンと比較され酷評されるという苦難の時期があった。その当時、タレント化していたglobeのKEIKOがダウンタウンの番組で「矢部さんが嫌い。私の方がつっこみうまい」と好き勝手言われる始末で、この時期のナイナイの微妙なボジションがわかる象徴的な出来事でもあった。この放送を生で観ていたという矢部の気持ちを察すると本当に胃が痛い。私はここで間違いなく潰れてしまうタイプだ。この時期の彼らは自分たちの強みをいろいろと模索したのではないかと思う。

浮き沈みが激しいテレビ番組で10年以上継続させるには、幾度となく番組存亡の危機があったはずである。スポンサーあっての番組であるわけだから、多くの視聴者に観られることが大前提である。視聴者に媚びず自分の信じるお笑いを追及し、太く短い終わる番組もある。ナイナイはゴチバトルのようにその軸を大衆向けの方向に時には変えながらも、とりあえず続ける方向を選んだ。どちらが芸人にとって良いのかは私の知るところではないが、ナイナイはこの選択で30半ばながら他の芸人にはない、圧倒的な実績を得ることに繋がったのはひとつの事実である。

さきほどの長寿番組の中で、オールナイトニッポンに注目したい。 この記録は40年の歴史を持つこの番組でも、最長記録で現在も更新中なのです。かつてビートたけし、タモリ、私の時代ではとんねるずなどを聴きながら青春時代の夜長を過ごしてきた。

ラジオという媒体は、そのパーソナリティを身近に感じさせる力がある。中島みゆき、松任谷由実などが良い例で大衆の勝手に抱く雲の上の人のイメージを壊すことで、より深いファン層を得ることにつながる。それを13年間続けてきた彼らのチルドレンは日本中の至るところにいて、彼らのテレビ番組を支える土台ともなっている。


この継続力は意図したものか、結果的に付いてきたのかはわからない。だが彼らの継続力は苦悩と葛藤によって導き出された、彼らのもっとも誇れる才能になったのではないかと思う。

そういったわけで、このブログも初期に半年間もさじを投げた経緯があり、その壁を越えると良い意味でも悪い意味でも新たな世界が確かにあった。何事も3日坊主の私にとって、ナイナイにみた「継続は力なり」の真偽をこのブログで確かめてみたい。


<芸人に学ぶシリーズ>
さんまに学ぶ切り替え力
ロングバケーションの悲劇