このブログでよくツーブロックという言葉を使用しているが、よくよく考えれば知らない人の方が多勢ではないかと思った。ツーブロックとはサッカーのフォーメションではない。80年代後半に突如やってきて嵐のように去っていったヘアスタイルの事である。

簡単に説明すると、髪を上部と下部に分け、下部を刈上げ、上部を伸ばすスタイルである。

こういう説明をするとそれってモヒカン?と問われそうだが、それは正解のようで正解じゃない。

この髪形が流行った理由はごく簡単なもので、その昔聖子ちゃんカットが流行ったようにいつの時代も時の人の影響は大きい。この当時の男子に影響を及ぼしたのは吉田栄作なのだ。

いっておくが、マネーの虎の栄作ではない

スタードッキリで交通違反ドッキリに本気でキレて自転車をたたきつけたあの栄作でもない

「俺は絶対ジャンボになってやる」と迷言を残し米国へ武者修行した栄作でもない

ドラマ「もう誰も愛さない」でウォーと叫んでいた、ベストジーニスト賞の頃のトレンディドラマ俳優の栄作の事である

なんだか、若い頃の天地真理や渡辺徹のファンだった人が今の姿しか知らない子供に必死でアピールしている気持ちがわかってなんだかせつない。

ツーブロックといってもその幅は広い。LA・LA・LA LOVE SONGの頃の久保田利伸もツーブロックである。まちゃまちゃだって一応ツーブロックヘアだ。だが私が指すツーブロックヘアとは、吉田栄作のサラサラヘアのツーブロックである。あれから15年いろんな流行があったが、私は無造作ヘアにも目もくれず今でもさらさら吉田栄作ヘアである。MA-1ジャケットだってその日の為にとってある(笑)

当時、校則のローカルルールでツーブロック禁止が出たほど当時の中高生を席捲したのだ。当時の映像が出れば一般人であろうが、ジャニーズであろうが必ず誰かはやっておりお目にかかれるはずだ。

80年後半はちょうどツッパリ文化が衰退していった時代で、アイパーやリーゼントをしていた先輩が、ある日突然小粋なツーブロックへと様変わりしていった情景を、高度成長期の日本を親父から教えてもらったように私も子孫に伝えていかねばならないのだ。


もう10歳も年下になると「もう誰も愛さない」の頃の吉田栄作と言っても知らないわけで、私は共通言語であるドラゴンボールに例えてトランクスの髪型だと説明している。だが、いずれかドラゴンボールも知らぬ世代が訪れるわけで、その場合は覚悟を決めてどの世代の人間でもわかるあのマンガの登場人物 ワカメちゃんヘアだという日がくることを今から覚悟している。

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そういえばポニーテールも見かけないな・・・