ジュンスカ、X、ルナシー、米米・・
あの時代のバンド達の再結成が相次いでいる。
そのせいかメディアで当時のバンドブームの特集をよく目にする。

とりわけテレ朝が多いように感じる。となると使われる映像は自然と過去のミュージックステーションのものとなるのだ。わざわざDVDでもない市販のビデオテープを買って、いちいち発売元の許可を取るような面倒な事はしないのである。

何が言いたいかといえば、その結果非常に偏ってしまうのだ。

C-C-Bやたまの映像を出されたところでもはや何の懐古も感じないのだ。BAKUや聖飢魔IIがスタジオを暴れ周るのもお腹いっぱいだ。バンドブームは選びきれないほどの本当に数多くのバンドが存在したのだ。

そんな中、先日アメトーークの「華の47年組」という企画を観ていたのだが、そこでKUSUKUSU、アンジー、レピッシュなどの映像が流れた。最近の番組にしてはなかなか踏み込んだと思うが、このラインが一般人とバンドブームを知る人間とのギリギリの境界線(妥協点)なのかとも思った。

テレビメディアで取り上げられる境界線は、どの辺りなんだろうとふと考えた。


■ 王道
ジュンスカ、ユニコーン、THE BOOM
ジッタリンジン、GO-BANG'S、BLANKEY JET CITY ,etc


■ 色もの(そのインパクトの強さに選ばれる可能性も高い)
たま、カブキロックス、AURA、人間椅子、筋肉少女帯、・・



■ 放送の境界線(一部の人間をうならせるが、多勢の人間は??)
アンジー、KUSU KUSU、FLYING KIDS、ZI:KILL、、有頂天
ラフィン・ノーズ レピッシュ、ソフトバレエ、コブラ、THE FUSE・・・



星になった無数のバンド達




この境界線上でいつも当確ラインにいながらギリギリアウトなのがカステラである。
少なくとも93年に解散して以来、私はその姿をメディアで目にした事はない。
こうなると自分だけの認知度だったのかと疑心暗鬼になるが、このオムニバスアルバムを見てマイナーではなかった事を確信した




30-35 vol.1「もう一回、バンドやろうぜ!」
30-35 vol.1「もう一回、バンドやろうぜ!」

曲名リスト
1. プロローグ「昭和45年~50年生まれ、バブル未経験の世代に贈るCDマガジン・・・・・」
2. 大迷惑/ ユニコーン
3. すてきな夜空/ JUN SKY WALKER(S)
4. GLORIA」/ ZIGGY
5. Dear Friends/ パーソンズ
6. JUST ONE MORE KISS/ BUCK-TICK
7. フレンズ ~remixed edition~/ レベッカ
8. 故郷だより「続きまして故郷だよりです。緑町では毎年恒例の町興しイベント・・・・・・」
9. DIAMONDS<ダイアモンド>/ プリンセス プリンセス
10. 星のラブレター/ ザ・ブーム
11. ZOO/ エコーズ
12. GET WILD/ TM NETWORK
13. ff (フォルティシモ)/ ハウンドドッグ
14. 練習スタジオにて「ちょっと、違う違う。ストップ・ストップ!止めて止めて。あのさ・・・・・」
15. ビデオ買ってよ」/ カステラ
16. 天井裏から愛を込めて/ アンジー
17. パヤパヤ/ LA-PPISCH
18. 限界LOVERS/ SHOW-YA
19. 紅/ X
20. ヘチマ・ライダー/ ヘチマコネクションズ*BONUS TRACK

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この面子にまじっているのだがら、決してマイナーバンドではなかったのだ。
そう、今回はカステラを取り上げるのだ。

ロックバンドぽくないバンド名という事でカステラと命名されたらしいのだが、
その問いにカステラを選ぶとは、60億人中オンリワンーの回答であろう。早稲田在学中に結成したバンドで、元祖高学歴バンドでもあり、その発想力は脱帽である。

ボーカルの大木がThe ピーズのボーカルの双子の弟である事は、ヤガミトールと樋口豊の関係を問うぐらい愚問である。彼の2倍速かと思わせるキーの高さは、先にバンドを結成した双子の兄への差別化である事は容易に想像できる。


彼らのヒット曲である「つけぐちしてね」のサビだが、

きみがぼくの味方でも敵でもどっちでも~ 
関係ないよ~ 
つげぐちしてね♪



尾崎以来の強い咆哮
ミスチル並の風刺の効いた社会批判を確かに感じ取った(笑)



そしてカステラの歴史で忘れてはならないのが
1991年 12月31日 日本青年館

カウントダウン108曲ライブである。


やってしまったのである。
誰もが考えそうで、誰もが敬遠する事を!
煩悩の数に合わせて一曲終える毎に鐘を鳴らすという予想通りのものであった。
4時間を超えたこのライブで褒めるべきは、アンコールを要求しなかったとても空気の読める観客であろう。
彼らの鐘の音は確かにバンドブームに終焉をもたらしたのだ・・


だが、決して色物バンドではなかった彼らは、人を惹きつける何かを持っていた。ほとんどのバンドを忘却しているにもかかわらず、ふとカステラの曲を自然と口ずさんでいる自分がいるのだ
非関東地区在住でイカ天も見れず、中途半端な年齢でバンドブームを眺めていた私の境界線はやっぱりカステラなのである。


さぁ、10も違う後輩にYOUはマルチタレントじゃなくて、FAIR CHILDのボーカルで「探してるのにぃ~♪」と歌っていたんだよと説明しなけければならない。
そうそう、石橋凌は俳優ってイメージだろうけどさ、その昔・・