先日、知人の女性に男では知り得なかった興味深い価値観を教えてもらった。
それは女性にとって萌えの属性として「チーム男子」というのが存在するという話だった。

女の子はいつでもミミドシマ 辺りで女性に対する理解が止まっている私にとっては、目からウロコの話であった。

新撰組に例をとって教えてもらったのだが、
男は坂本竜馬のような孤高で気高い特定個人に興味の対象が注がれ、
女性はひとつの目的ひとつの想いのために結束する新撰組というチームに目が行く傾向があるというのだ。

確かに女性で新撰組が好きだという人は結構いる。
かといって男のように血なまぐさい戦い、復讐劇に魅かれているわけでもない訳で、その辺が理解できない部分であったのだが、やっと長年の疑問が解けた。

男は確かにショムニなどを見てもその関係性はおもしろいと思っても、繋がりに対しての萌えは決して発生しない。
自分の過去を思い返しても、異性に興味を示すケースは常に本人単体に限られていた。
だが女子が萌えるのは、必ずしも単体に対してじゃないのだ。

例のごとくBoowyで考えてみると、男は氷室派、布袋派に分かれる傾向があった。
他のバンドで考えても、たいがいお気に入りのメンバーがいてそこに情熱を注ぎ込むあまり、嫌いとかではなく興味の注がれないメンバーというものが自然と出てきてしまうのだ。
女性はもちろん個体で好きなメンバーと、その人を取り巻くメンバーとの関係性も大きな魅力のひとつなのだ。だから興味のないメンバーなんて存在せず、バンドそのものの結束に魅かれる部分も大きいのではないかと勝手に推測する。
バンドをテーマにした有名マンガとして男性誌に「BECK」、女性誌に「NANA」とあるが、その見せ方の違いをみればわかりやすい。どちらもお勧めなので片一方しか読んでない方は一度読んでみるとよろし。

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そう考えると学生時代に放課後に、何気なく異性のクラブ活動を観るといった経験が誰しもあると思うが
男が女子のクラブ活動を観ている時は、思春期なんでたいがいは・・まあ・・あれですが、
女性が男子のクラブ活動を観る時って、恋ごがれる人を追うのとは別に、男子のチーム活動を観るだけで微笑ましいというのもであったのかと思います。

SLAM DUNK がバスケという当時異例のジャンルを取り上げた作品にも関わらず、あれほどの男女を問わず幅広い支持を受けたのには、そこには男子も魅せられてしまうほどの不変の「チーム男子」の美しさがあったからなのでしょう。

そう考えると「ルパン三世」なんて男女共に人気のある作品ですが、
これもその魅力を男女で話してみると、そのポイントが結構違ったりするんじゃないかと思います。