先週末に念願のPS3を買った。
今までその気になれば買う事も出来たのにここまで買い渋っていたのには、今までのゲームハード機(据え置き型)の値段の相場が頭に入ってしまっているからだ。


<主な家庭用ゲーム機 価格>
スーパーカセットビジョン 14800円
ファミリーコンピュータ   14,800円
PCエンジン         24,800円
メガドライブ         21,000円
スーパーファミコン     25,000円
NINTENDO64       25,000円

80年代は2万円台が主流であった。
私の家はカセットビジョンがあったせいか、ファミコンをなかなか買ってもらえなかった。自宅で親に何度せびってもダメだったが、年月が経ちファミコン願望も消えかけた頃に、デパートの玩具フロアを通り際に突然母親が思い立ったかのように買ってあげると言い出したのだ。

2万円台とは衝動買いも起こりうるそういう値段なのだ。逆に3万を超えるゲーム機となると、途端にその壁は高くなり慎重さが増すのだ。現在、Wii(2万5千円)が現在頭ひとつ出ているのもなにか頷ける。
PS3の当初の59,980円(60G)は各性能を知れば納得のバリューなのだろうが、運命の人だと思っても 経験が邪魔して素直になれないのだ。しかし、最近発表になった39.800円で過去のハイパフォーマンス機と呼ばれた機種の値段と照らし合わせ、やっと肩を並べるぐらいとなった。

プレイステーション   39,800円→15,000円
プレイステーション2  39800円→16,000円
セガサターン:      44,800円→20,000円
ネオジオ:         58,000円
Xbox360        39,795円→34,800円

プレイステーション3(20GB): 49,980円→44,980円
プレイステーション3(60GB): 59,980円→54,980円
プレイステーション3(40GB): 39,980円



同時にソフトを何本か買ったわけだが、龍が如く 見参!(セガ、7,980円)を始め8千円前後のタイトルがほとんどであった。この価格がハード相場として割安か割高かはわからないが、今までの価値基準との比較はできる。

例えばドラクエ 20年の値段の歴史を振り返ってみると

FC ドラゴンクエスト…5500円(1986)
FC ドラゴンクエスト2…5500円(1987)
FC ドラゴンクエスト3…5900円(1988)
FC ドラゴンクエスト4…8500円(1990)
SFCドラゴンクエスト5…9600円(1992)
SFCドラゴンクエスト6…11400円(1995) 
PS ドラゴンクエスト7…7800円(2000)
PS2ドラゴンクエスト8…8800円(2004)

右肩上がりで中でも95年のスーパーファミコン時代の11.400円が吐出している。
現在のPS2のソフトが7000円~8500円で推移しているのに対しスーパーファミコンソフトは発売当初数年は6千~8千円だったが、ピーク時期の1995年ごろは9800~12800円という異例の高さでだった。

<1995年 スーパーファミコンタイトル>
ダービースタリオンIII(アスキー、12,800円)
クロノ・トリガー(スクウェア、11400円)
提督の決断II(光栄、14,800円)
笑っていいとも!タモリンピック(アテナ、9,500円)
タクティクスオウガ(クエスト、11400円)
天地創造(エニックス、11,800円)
ロマンシング サ・ガ3(スクウェア、11400円)
ドラゴンクエストVI 幻の大地(エニックス、11,800円)
ろくでなしBLUES(バンダイ、9,800円)
パチンコ物語2〜名古屋シャチホコの帝王〜(KSS、9,800円)
早指し二段 森田将棋2(セタ、14,900円)

ファミコン時代にも1万を超えるソフトはあったが、主にシミュレーションゲームであり、当時では画期的だった思考ルーチンの開発に費用がかさんだためと想像されるし、なによりそれなりの満足度もあった。しかし、この時代のゲームは事前情報を仕入れるのが困難で、パッケージで判断したり、続編ものだからとの理由だけで1万円もするソフトを購入し、クソゲーと知った時のショックも大きかったわけです。

容量が一定だったファミコン時代とは違い、徐々にゲーム容量が増えていったスーパーファミコンですが、それでも大台の1万円は超えないというメーカーの企業努力はあったのです。しかし、ファイナルファンタジーが1万円超えをリリースしながらバカ売れしたため、どの企業も追随していったのです。カプコンのキラータイトルでもあるストⅡをみればその企業努力と諦めがわかりやすいです。

1992年 ストリートファイターII    (9,800円)
1993年 ストリートファイターIIターボ (9,980円)
           ↓
ファイナルファンタジーVI (11400円) が1万を超えながら250万本突破
           ↓
1994年 スーパーストリートファイターII (10,900円)
   

子供のころはわからなかったけど、大人になってその重要性がわかった事がらとして独占禁止法があります。
この時代はゲーム市場は任天堂の独占場で、ドラゴンクエストVI は11,800円もしながら300万本も売れたわけですから売れるのに値下げをする理由がなかったのです。
後にプレステーションの普及で5000円台のソフトが主流となり、ソフトのインフレは96年ごろを境に下がっていったのです。
プレステのリッジレーサーはゲームもさる事ながら、この性能で5800円という値段の驚きが大きかったと思います。