吉川晃司の「ワン・・ツー・・スリー?」の記者会見と同じぐらい
未だに忘れられない衝撃の一言を世に放った記者会見がある。


それは2002年に行われたアントニオ猪木氏による
世紀の発見と大々的に行ったある記者会見である

「エネルギーの法則と常識を覆す画期的な商品」

そう銘打って大々的にアピールされ、マスコミ関係者を集めたそれは永久電機であった。
(※永久電機(機関)・・・『外部からのエネルギーを一切使用せずに運動を続ける発電機』)

これが実現となるとノーベル賞どころか、宇宙の基本原理をもひっくりかえすぐらいの大発見なのだ。



ここからは当時一度だけテレビで見た記憶からの記述なので、間違いがあれば指摘して欲しい
相当インパクトがあったと思うが、その時以来、少なくとも私は動画で一度もお目にかかったことはない。
それぐらいこの記者会見はまるで無かったかのように、各媒体に記録が残ってないのだ。


2002年 某ホテルにて

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(※ イメージ図です)


ホテルの記者会見場で研究者数人と共に、発電機らしき装置の前で満面の笑みにて佇む猪木氏
 ↓
ストロボが一斉に焚かれる中、猪木が満を持して発電機のスイッチをいれる
 ↓
・・・・・・ 発電機は無反応
 ↓
「あれ・・?」と言いながら、スイッチON/OFFを幾度も繰り返し(カチカチ音が虚しく響く)
遂には発電機を小突きだす
 ↓
それでも無反応の発電機に、かつて見たこともないひきつり笑みに変貌しだす
 ↓
研究員らしき関係者となにか小言で交わした後、ここで驚きの一言が出る
 ↓


猪木 「どうやらネジを一本締め忘れていたようです。 
    本当は動くんです。ムハハッ」



この弁明のぶっ飛び方が果たして皆様に伝わっているだろうか?
科学技術の粋を集めたモノが動かない理由としてネジの締め忘れと弁明する
分岐を知らぬ脳内フローチャートの織り成す恐怖を!

この状況に見合わない発言が生み出す悪寒ぶりを例えるなら、
マー坊くんの初登場シーンで拓ちゃんと遊園地でアイスを食べながら子供のように無邪気に遊ぶも、
ヤカラ共に相原勇呼ばわりされる事でトミー化したマー坊くんが相手をヒキ肉状態にし、
素に戻った後、その大量の返り血を浴びることとなったアイスを奪い、

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特攻の拓 KC2巻より

   「”ラムレーズン” が 
     (返り血で) "ストロベリーチップ”に なっちゃったネ♥ 」

と返り血に染まるアイスを食しながら、こんな毒々しすぎるジョークを「~なっちゃったネ♥」と屈託のない笑みで話しかけるぶっ飛び方に非常に類似してる



ではこのネジを締めていればこの発明は完成していたというのか?
収集のつかなくなったこの赤っ恥会見は


猪木「肝心の時に動かねえんじゃしょうがない。
   微調整して近日中に雪辱会見を開きます

と言って締められた


その雪辱会見とやらは、8年経った現在も確認できておらず、
ネジ一本を締める微調整はまだ続いているようだ。


会見自体が無かった事となっている昨今にて、この一連のゴダゴダに関する情報は極めて乏しい。
そんな中その後の進展について本人にインタビューしている記事を発見した。


Q,永久電気プランはあまり進展がないんですか?

猪木 「ないといったらない。ただね、動いてないという話じゃなくて、どれもこれも手つかずで触れてないだけであって、その事業の中身も何にも知らないヤツらがただただ批判してるだけなんですよ。もうホントにね、『世界に灯りを!』ということで、この間も韓国に行って具体的な話をしてきたばかりですから」

Q, おっ、とうとう永久電気が動き出すんですかね!

猪木「そんなことオレの知ったことじゃないですよ! ただ、オレの考えていることはどうしても時代の先端を突っ走ってしまうもんだから、情報が錯綜するのは無理のない話だよ。まぁこれに関してはオレは開発者じゃないからね、  (永久)電気がなんで動いてるのかなんてわからないから!(断言)  」


【引用元】 アントニオ猪木超絶的ロングインタビュー OC vol,11 新創刊号


上記引用に中略はしていないのだが、何度読み返しても「そんなの知ったことじゃない!」と猪木が突然キレた
前後の脈絡が理解できない(笑)
しかし、ネジ一本の締め忘れと弁明した理由はよ~くよ~くわかった。


タバスコ、バイオガソリンなど常に10年先を見据えてきた先見の明の実績のある猪木氏故に
この会見が世紀の発見なものか、赤っ恥会見かの結論はもう少し見守る必要がありそうだ。