このGIGの初日の様子を私なりにレポートしたいと思います。

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ここには11万人それぞれがBOOWYに対し胸に秘めた物語があり、このLIVEの感じ方、楽しみ方は11万通りあったはずです。
その中の一人のレポートとして読んで下されば幸いです。
それぞれの曲については読んでる皆様の方がより詳しそうな気もするので、あまり尖った方向に持っていかず会場の反応を中心にお伝え出来たらと思います。
まずはこれを書いてる私のスペックも重要かと、、、

BOOWYは完全な後追い組です。

小学6年の時に解散し、中学で魂を吸い取られるほどハマるも当然GIGは全てビデオでしか観たことがありません。
高校ではド田舎なくせに"渋谷系音楽”になんとなく流され、、コーネリアス的な生き方とか真剣に考え始め、どう彷徨ったのか最終的には中島みゆきにたどり着く旅路でした。いろんなもに流されてきましたが、この歳になってやはり地にしっかり根をはって残っていたのは彼らだったのです。


抽選で運良くアリーナ席の前列一桁で観れました

小学生の頃、全員プレゼントに応募してはずした事のある私に何かが降りてきたんです。

このアリーナ席は氷室さんをずっと追いかけているファンクラブの方が中心となっており、
その年齢層も30~50代の中間管理職の方々がほとんどだったように見受けられました。
いろんなものが観察出来る、大変光栄な座席で観ることができました。


0611(土)セットリスト

01. DREAMIN'
02. RUNAWAY TRAIN
03. BLUE VACATION
04. ROUDE OF GRAY
05. ハイウェイに乗る前に
06. BABY ACTION
07. JUSTY
08. WELCOME TO THE TWILIGHT
09. BAD FEELING
10. "16"
11. LONGER THAN FOREVER
12. MEMORY
13. B・E・L・I・E・V・E
14. 季節が君だけを変える
15. B・BLUE
16. MARIONETTE
17. PLASTIC BOMB
18. DOWN TOWN SHUFFLE
19. BEAT SWEET
20. RENDEZ-VOUS
21. ONLY YOU
22. IMAGE DOWN

encore

1. ON MY BEAT
2. ホンキー・トンキー・クレイジー
3. NO. NEW YORK



オープニング'
氷室は予告通り飾った演出も特に無く、ドラムロールに乗って普通に登場。
氷室 「東京ドーム~! 今夜はお前らが主役だぜっ!」

チャララ~ チャララ~♫

怒号と共に、一瞬で地響きがドーム全体を揺らした。

01. DREAMIN' >>
introduction~image downnを想像していたが
ラストの定番を最初に持ってくる見事な裏切りでもあり、最高のサプライズでもあった。
最初にユメを持ってるヤツらにおくるぜ!』 こんな言葉が聞こえてきそうな顔つきであった

ドリ~ミン アスファルト 泥だらけの~♪ 

第一声から既にラスギグのようなMAX音量の大合唱と化し、この曲は最後までほとんど氷室の声が聞こえなかった('A`)
最初にして既にクライマックスのような一体感が生まれていた。
5万5千人分の23年前の青春を一斉に氷室に向かって投げつけてるイメージで違いない。



02. RUNAWAY TRAIN (5th BEAT EMOTION)  >>

事前のここが出るだろう!の復習対策で全く予想もしてなかった曲。
2月の布袋30周年でも数々の名曲を押しのけ歌われた10曲の内のひとつである。

仮タイトルは「ベースのリフは殺しの調べ」


まさに殺しの調べであった。
氷室からの「お前らこのLIVEに向けてまさかBEST版聴いてきたんじゃないだろうな?」と2曲目からのカマシを入れられた(気がした)。
そしてなにより、アリーナ席のお隣さんの「オマエもしかしてニワカ(ファン)か?」と無言の力量チェック(気がした)
 
BEAT EMOTIONは一番聴いたアルバム。なんとか合唱に合わせて取り繕っていたが、気持ちは既に学生時代、日付と出席番号が同じ日に小刻みに怯えていたあの状態。布袋のパートまで覚えておらず脱落。全てを歌い切る周りの方が神々しく思えてきて、今オレはとんでもない場所にいる事に気づいた。

コメントでも頂いたが、アリーナでは象徴的な布袋のギター音を皆で合唱するような異様な熱気ぶりだった。


03. BLUE VACATION (JUST A HERO) >>

過去、GIGでも要所で使われていた一曲。

前席の40代とみられる夫婦が、みたことのない合いの手を入れいた。
2人で息ピッタリだから自然とその合いの手が、周りに広がっていくのだ。
特にタンクトップのアンジェラアキ似の女性の動きがすごくて、当時のファン定番のノリかと、ここから自然と目が行くようになる。


04. ROUDE OF GRAY (JUST A HERO) >>

またも復習リストに入ってなかった曲。
JUST A HEROの繋がりで来てるので、このまま「1994」に行き、
吉川が出てくるサプライズを妄想。


05. ハイウェイに乗る前に  >>

Dreamin以来の大歓声と大合唱!
興奮しすぎて記憶なし。


06. BABY ACTION (BOOWY) >>
盛り上がらない訳がない!
前席アンジェラが手をやたらクロスさせているので、この辺りから当時のノリを知るべくアンジェラを真似しだす。


07. JUSTY (JUST A HERO) >>
「最初からBABY it ALL RIGHT♪」のフレーズが大合唱になるとこうも気持ちよくなるのかと驚き。
まさにLIVE演奏だけを目的に生み出されてきた曲達であった事を改めて知る。

アンジェラがdance crazeのギターを持たない時の布袋の如く、摩訶不思議なロボットダンスを取り入れてるのが少し気になった。


08. WELCOME TO THE TWILIGHT (5th BEAT EMOTION) >>
技が熟練された今の氷室の歌い方に、一番しっくりくる曲だと思った。
MCの全くないGIGにて、自然とここが少し休憩ポイントともなった。

バラード故に皆でうっとりと聴き入っていたのだが、
アンジェラが右拳をimage downのサビの如くずっと突き上げながら一人ノリノリで跳ねていた。

・・・・ ('A`)


ハイジ  「わーい!クララが立っ・・・・誰だ貴様!!!!

まさにこんなハイジの心境だった。
リアルタイム世代の知を教えてくれる憧れの師から、推定有罪の疑惑の女へと変わった。
ア、アンジェラ・・  たぶんだけど、、WELCOME TO THE TWILIGHTはそういう曲じゃないぞ('A`)


09. BAD FEELING >>

前席のアパッパーなLady アンジェラの奇々怪々な合いの手が、徐々に陰陽師クラスの破壊のチカラを宿しだした。

BAD FEELING~♪ このフレーズに合わせ回転しながらの昇竜拳を放っていた
世界広しと言えどもこのフレーズに昇竜拳をあわせれるのは、あんたかvery hard設定のRYUぐらいだ。
今のアンタなら波動拳も出せるぞ・・アンジェラ( ´ー`)

全ての曲にオリジナルをぶっ込めるアンジェラに親しみを感じ始めた。
腕をやたらクロスさせていたのも、今思えばXジャンプだったんだと思う。
日付を間違えて来たんだね。アンジェラ( ´ー`)


10.  "16" (ホンキーのカップリング曲) >>

この日、イントロでアリーナ席が一番沸いた瞬間だった。これは自信を持って言える。
周りと顔を見合わせ、ハイタッチするもの。ヤロー3人で抱き合うモノ、今までのイントロでは決して見られなかった歓喜ではないどよめきが確かに起きたのだ。現役を知る世代のハートを鷲掴みしたようだ。



私の資料ではBOOWY時代で一度しか演奏されなかったと記載されている。

今日一番のサプライズだったんじゃないだろうか!
作詞作曲氷室でありながら、ソロでもずっと歌われてこなかった隠れ名曲。
ファンクラブ中心のアリーナ席がどよめいたのも、当然である。

前半の歌い出しが印象的だが、後半が別の未発表曲から継ぎ接ぎされたもので、
印象が変わる後半部分ののカッコよさはこのライブで知る事となった。

2日目には
 氷室 「作った時はシックスティーンに近かったけど、今はシックスティの方が近くなった・・」
との発言あり。





11. LONGER THAN FOREVER >>

氷室  「BOOWYっていうと、ノリのいい曲多いわけなんだけど、俺はけっこうしっとりした曲も好きで、
      次に歌う曲は、俺もかなり好きな曲です! 『Longer - Than - Forever』!!」  2日目のGIGより


14. 季節が君だけを変える >>
不思議なもんでサビを大合唱してるとなんだか寂しくなってくる曲だった。


15. B・BLUE >>

BOOWYの持つカッコよさがイントロから含め凝縮している曲だと思っている
DREAMIN以来となる氷室の声が全く聞こえないほどの大合唱だった。
間奏で「オイッ! オイッ! オイッ!」とドスの効いた合唱となったのが印象的だった。



16. MARIONETTE >>

サビの大合唱は一番大きかったように感じた。
そしてここでやって気づいた。布袋パートを力いっぱい叫ぶことこそ至福のときなのだと

You've got an easy day(You've got an easy day) 
ここで私もタイガーアッパカット放っておきましたよ。アンジェラ姉さん ( ´ー`)


17. PLASTIC BOMB >>

この日、一番観客が跳ねた曲だったと思う。
そして私がこのGIGを振り返って、最も印象に残ったのもこの曲となった。

このイントロの存在しないドラムを3回叩くだけの入りで、「プラスティックボム!!」と叫びが周りから起きた。
すげぇ席にいるもんだと、改めて実感。

未だにこの曲の余韻が冷めあらぬそれなりの理由はある。
もちろん元々テンポの良い曲だとは思っていたが、私の印象と実際のLIVEでは全く別ものであったからだ。

何故なら、後追い組はこの“GIGS”CASE OF BOOWYの置きに行ったキレてないPLASTIC BOMBしか知らない人が多いんじゃないだろうか。どうぞ見比べて欲しい。

昨日のキレキレのヒムロックのそれはまさにこの動画だった。



現役組は当然このノリを知っていた訳で、その異様な空気はそれを知らぬものまで巻き込み、かなり早い段階でドーム全体を巻き込んで揺れ始め観客もキレキレとなっていった


そんな状態で”Sister said” ですよ、、と。

(Sister said)
“Hey boylisten to me
Hey girl listen to me now
You must be carefulby yourself"
Thank you GOD don't be a fool !

足を運べなかった方はどうぞこの経緯を踏まえて想像してみて欲しい。

観客にマイクを預けアオりまくる氷室に、キレキレな観客達でこの布袋パート大合唱する様子を、、
大合唱というよりかは咆哮に近かったように思います。

「Let's GO!」 のサビで各場所で人間爆弾が暴発していましたね。
ホント、爽快だったなぁ~

この時に感じた高揚感は大人になってそうそう味わえるものじゃなかったし、まさにこの瞬間だけは10代の自分がそのまま憑依してきた感じでした。


18. DOWN TOWN SHUFFLE >>

イントロで何か氷室が叫んでいたせいか、初めてイントロで何の曲かさっぱりわからなかった。


19. BEAT SWEET >>
女性人気の高い曲である。
私の席が少し端の方だった事もあり、やはりこういう曲では間奏で布袋の動きを見たいと思ってしまった。


20. RENDEZ-VOUS >>
ここまでノーMC。ノー休憩。 
ドラマーが未だ気絶しないことでやっとX JAPANじゃないと気づいたのか、アンジェラの動きが完全に止まった
もう少しだ。ガンバレ

21. ONLY YOU >>

冬に毛皮で歌う姿しか知らなかったから、このオンリユーは新鮮だった。
ラオウの昇天ぐらいチカラの念のこもった拳を天に1000回ぐらい突き上げたと思う。


22. IMAGE DOWN >>

観るとやるではこうも違うかと、、、、

ライブハウス時代の映像を腐るほど観ていたので、
image downの連呼中はリズム無視でひたすら高速で拳を突き上げていた。、

この数分だけは誰もが昭和のノリに戻ったと思う。





ここでようやく氷室がハケる。MC無し。曲自体もそもそも短い。ここまで非常にはやく感じた。

ここで1階席や2階席で自然とウェーブが起きる。それをアリーナ席から拍手を送りながらしばらく眺めていると。アンコールの合唱を待つ間もなく再登場。普通に再登場。しばらくLIVEというものに行ってなかったが、こういう無駄のなさもすごくアリと感じた。


encore

1. ON MY BEAT >>
結成当時にGIGで必ずアンコール直後のこのタイミングでやっていた。

「BOOWYの歴史の中で絶対にはずせない」っていうあの曲がこの・・
このタイミングでやってきたのだ!!



もうこれだけで、私にとってこのライブはプライスレスなものになった瞬間であった。
あの早口を5万人で大合唱ですぜ!!

今までのどの合唱以上に会場がひとつになったを感じた。

ちなみに最後のフェイクは一回だけであった。


2. ホンキー・トンキー・クレイジー >>

布袋パートにて最難関と私が勝手に言っている
「Kiss me once more♪ Kiss me once more~♪ I got X■$#・・」

I got X■$#・・を合唱する時がついにきたのだ。
未だに私は正解を知らない。

やっぱりそこになるとモゴモゴとなり、、
それぞれの各人の空耳を歌っていた人もいたように聴こえた(笑

関連記事: もも上げダンスこそ最大のシンクロナイズド


3. NO. NEW YORK >>

結果、ラストにて初めてのMCとなる

MC
「三ヶ月の猶予期間でいきなりデカいとこでやることになってかなり緊張していたんだけど、
BOOWYは元々昔オレの所属していたバンドであって、それを自分で自分をコピーするっていうか・・
オリジナルのメンバーへの敬意もあって・・・複雑な気持ちの中こういう場所でやらせてもらっていて、、」


ここからサポメンを冗談を交えながら紹介 
そのサポートメンバーが紹介時に足を取られて転び、それに対して氷室が

氷室
 「BEAT CHILDのハイウェイに乗る前にの布袋のコケたヤツだな(笑)」


この時何を言ってるのかわからなかった方は、こちらを参照してみてください。

http://www.youtube.com/watch?v=brWkemU2WAg
(1.55 付近)


こういう言葉がサラっと出るところがなにかファンとしては嬉しかった。


 「311に宮城沖から大きなツナミが発生して大変な思いをした人が多くいるわけだけど、
 今日ここ(ドーム)からまたポジティブな波をここから広がってくれればいいと思ってます。


「また7月になったら友達(布袋、吉川)がここでまたやってくれるみたいなので、
そこで・・(ここで大歓声が起き聞き取れず)最後にこの曲でまたひとつになれると思ってます。 」


注) 記憶で書いてるので、多少文言は異なってる可能性あります



氷室 「いくぜ! NO!」

観客 「NEW YORK!!」


氷室 「NO!」

観客 「NEW YORK!!!!」

<LAST GIGSより>


LAST GIGのあの日、この動画の通り

「今度は一人ひとり別々で必ずこの場所(ドーム)で会おうぜ!」 

を言い残し我々の前から去っていった。

そしてこの日も、この曲を最後に再び去って行ったのです・・・





総括として、後追い組の私の感想しては実際のGIGに参加して
今まで気にも止めなかった曲達が、とんでもなく血を燃えたぎらせる曲へと化けて行った事です。
ホントウにこれに尽きると思います。
LIVEの為に生まれてきた曲達が本来の場所に戻った時のそのチカラたるや、、


多くの大人達があの時間だけは、なんでも夢中になれたあの頃に戻れたのではないでしょうか。
私は置き忘れてきた青春をやっと拾いに行けた気がしております。
氷室の言ってた通り、このパワーが波となって社会を動かす立場の皆様から広がっていくことを祈ってます。


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