追悼

―青江由紀夫同人―


青江由紀夫同人を悼む
 ・・・・・・・ 木村和彦

感謝の人 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 若窪美恵

銀ちゃんと奥様 ・・・・・・・・・・・ さとうゆきの

 

―加村政子同人―


弔句
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 髙﨑綏子

加村政子氏を悼む ・・・・・・・・・・ 坂本梧朗

加村さんを偲んで ・・・・・・・・・・・・ 都 満州美

好奇心に満ちあふれて ・・・・・・・・・・ 若窪美恵

 

随想

買いくれし ・・・・・・・・・ さとうゆきの

さとう家の正月の集いは続いている。『お年玉贈呈会』が最後の長孫のHは、『買いくれし』を決めておくように言われる。『買いくれし』とは、作者の母のシズカが詠んだ短歌に由来する。初給料でビーズの財布を買ってくれたという『買いくれし』。その母の歌集を家族で分担して作った。挿絵は、絵描きである作者の得意とするところ、ビーズの財布も画いた。がま口。だが、シズカの傘寿祝い・歌集披露の際、シズカが見せたビーズの財布はずっしりと重い長財布。みんな笑ったが、『買いくれし』の習慣は残った。

 

・さとう家の集い、行事、どれもがいつも温かい。なかなかこううまく家族がいっている例はないのではないか。小さな出来事、トラブルはあるだろうが、幸せな家族だと思う。歌集はとても喜んだだろう。手作りの歌集には、これからもいろいろなことを思い出させられ、励まされることだろう。

・子どもたちが母のために歌集を作るという・・・とても幸せ

・ラストもいい

・ビーズの財布を使うことができない母の気持ちがよくわかる

・みなご家族が仲良くて羨ましい

・もう少し母に優しくしてあげればよかったと思った。

読み終わって、タイトルが生きていると思った。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山之内一次

私が小学三年の時のこと。ものの不自由な時代に、叔母が薄汚れた私の制服に気づき新調してくれた。叔母は私が喜ぶ様子に満足気だった。叔母と母が話している間、新しい制服の上着のボタンが留まりにくいので、ボタンホールのところをカミソリで少し切った。帰るとき、叔母がもう一度制服を着て見せてというので、着た時に、ボタンが甘くなっているのを見つけた。私に不審なことはしてないかひどく尋ねられたが、白を切った。叔母は私を連れ、店へ行き、凄まじい形相でクレームを付け取り換えさせた。叔母がどんなにか怖い人かは知っていたので、ずっと言い出せなかったが、数年前に嘘のことを告白する手紙を書いた。それから数年五、叔母は一人で孤独に死んだことを知った。

 

・嘘をついていたことを詫びる気持ちはよくわかるが、知らないままのほうがよかったということもあろう。嘘をついたほうは、心が軽くなるだろうが、嘘をつかれたほうは、二度裏切られるような気持になるのではないかと思うのだが・・・ちなみに私が作者の立場なら嘘をつき通すと思う。

・よく最後に告白された

・誠実さがよく出ている

・言いたいが言われない気持ち、わかる。

・性格がよく出ている、お人柄。

《作者の言葉》

いつまでたっても子ども、甘えが取り切れないなあと・・・と。

 

リポート

「海峡派」新年会 ・・・・・・・・・・ 都 満州美

2017129日の「海峡派」新年会が松柏園ホテルで行われた。参加者が10名と少なかったが、和気あいあいと語り合い、ご馳走を食べ、飲んだ。今年の抱負をそれぞれに語ってもらった。