2011年02月

『海峡派』121号 原稿、まもなく締め切り

2月末で 『海峡派』121号の原稿を締め切ります。

今のところ、

小説 4人
詩   5人
随想 2人
評論 1人
埋め草

の作品をお預かりしています。
編集会議3月6日(日)に予定していますので、どうしても遅れる人は、5日必着でお送りください。
7日(月)、エポックさんに121号の原稿を持っていく予定です。
よろしくお願いします

周炎 第44号

周炎 第44号 2010年秋号をいただきました。ありがとうございます。
本当は、もっと早くにいただいていたのですが、読むのが遅くなりました。
230ページと分厚く、内容も盛りだくさんで、同人の盛んな執筆活動が伺えるものでした。


小説
ジェイムズ・ジョイスの甥 ・・・・ 暮安 翠

虚と実と ・・・・・・・・・・・・ 本松秀茂
次郎はその朝、野球のユニホームを着てバイクで家を出てから先、一日が記憶から抜け落ちている。まったく覚えていないのに、ホームランを打ちヒーローになったことを褒め称えられる。これについては、ホームベースで激突して一時的に記憶を失ったと次郎も見当をつけている。
だが、確かにあったはずの記憶―高校時代ほのかに慕っていた九条小夜のこと―を誰も知らないという。この虚なる記憶を母への思慕からくるものと納得し、ラストは小夜が母の姿になるというところで終る。タイトルが哲学的だが、作品は文章に躍動感あり、ぐいぐい読ませる。誰にもありそうな錯覚なのか何なのか、記憶のあいまいさやすり替えをなるほどという形で書いてくれたという感じだ。
掌編小説の『幼児の叫び』もまさに叫びが聞こえてきそうな小説だった。

平成の売茶翁 ・・・・・・・・・・ 若杉 妙
売茶翁は、ばいさおうと読む。小笠原流煎茶の師匠の茶会でのひと時を、実にていねいに描いている。まるでその空間にいて、一緒にお点前をいただいているかのようだ。専門用語にもきちんとルビが振られ、タイトルにもなっている、平成の売茶翁についても、師匠と重ねるごとくうまく織り込んでいる。赤い爪のエピソードが師匠のお人柄を表していて、とても印象的だった。

悲運四代(六) ・・・・・・・・・ 奥 信子
(一)~(五)までを読んでいないが、久助、ツルらの四代の家族が抱える悲運を描いた大河小説。大分の訛りもよく溶け合っている。今号は、夫婦で国東や宇佐、中津まで旅をする話。その時代の旅の様子や風景が手に取るように鮮やかに描かれている。
文中で孫の悲運が暗示されているが、孫の一人、久男は片足が小児マヒのせいで2センチほど短い。不憫に思う久助が、婿の義弟に頼み調整した靴を作ってもらい、久男の悲運は根本的な解決にならないまでも緩和された。もう一人の孫、兄の武男の海軍で抱く劣等感が次号の悲運を予感させる。

猫は家に憑く ・・・・・・・・・・ 川村道行

暗夜の視覚 ・・・・・・・・・・・ 末松福生

へんな鉄ちゃん物語(三) ・・・・・・・ 尾木成光

書き下ろし評伝小説
夢見る文人―磯野徳三郎の生涯― ・・・八田 昂
評論・翻訳家、徳三郎について、明治の時代背景から、友人たちから、近代文学から・・・など視点を変えてみることで、全体像が浮かび上がってくる。70ページ近くの大作で、こういう作品が読めるのも同人誌のすばらしいところだと思う。

 


あしあと ・・・・・・・・・・・・・ 犬塚 遼

ときめき ・・・・・・・・・・・・・ かよ子

晦日 ・・・・・・・・・・・・・・・ かよ子

エッセイ
坂本龍馬とグレアムグリーン ・・・・ 暮安 翠

同期会 ・・・・・・・・・・・・・・ 奥 信子

今日の夢~明日の現実 ・・・・・・・ 竹内 茂

紀行
思い出の津軽 ・・・・・・・・・・・ 高田 楓

ミステリーツアー ・・・・・・・・・ 大田和子

年長者研修大学 ・・・・・・・・・・ 坪根規子

高野山の旅 ・・・・・・・・・・・・ 山村 律

掌編小説
幼児の叫び ・・・・・・・・・・・・ 本松秀茂

五十年目の頼母子講 ・・・・・・・・ 暮安 翠
76歳になる“彼”が立ち上げた頼母子講、みどり会が50年目を迎える。今では時流にのり、グルメ探訪の会になるなど形を変えるが、彼の斬新で人を集め活かすアイデアは健在だ。エッセイでなく掌編小説なので、読む人によっては、彼のモデルが色濃く見え隠れしていても、虚構と読むのが筋だろう。

河伯洞だより 

河伯洞だより 2011年2月号(第132号) をいただきました。
ありがとうございます。

今号は、葦平作品のさし絵を多く描いた浜野彰親の葦平談が載っています。
また、坂口博氏の連作コラム「山芋日記」など。

河伯洞だよりについては、↓↓ブログをご覧ください。

http://members.jcom.home.ne.jp/eirakuan/kahakudou.htm

ひびき 第四回北九州文学賞作品

北九州文学協会・編集発行の ひびき をいただきました。ありがとうございます。
第四回(2010年度)北九州文学協会が募集した文学賞の受賞作品が掲載されています。
また、各部門で審査員の方々が、じつにていねいに選評されています

↓↓のほうに(2010/12/14)
“北九州文学協会 第4回 文学賞表彰式”のことを書いていますので、併せて読んでくださいね。


『海峡派』の同人も二人、入賞されました

エッセイの部 優秀賞 「立屋敷の大銀杏」 ・・・・ さとうゆきの
小説の部   佳作   「碧き海の落し物」 ・・・・・ 若窪美恵

あらためて、おめでとうございます

※「ひびき」を読みたい方は、1冊700円でお分けしているようですので、コメントをくだされば、連絡先をお教えします。

目次

最終審査を終えて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 佐木隆三

小説部門
優秀賞 「駆ける」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 高見次郎
佳 作 「碧き海の落し物」 ・・・・・・・・・・・・ 若窪美恵
佳 作 「竹の秋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・森田高志
佳 作 「ジャマフラ草」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本川さとみ

小説選評  
      赤塚正幸
      後藤みな子
      深田俊祐
     
      「受賞者の喜び」 ・・・・・・・・・・・・・・ 高見次郎

エッセイ・掌編小説部門
大 賞 「妻の手造り風呂」・・・・・・・・・・・・・・・・ 山本正人
優秀賞 「立屋敷の大銀杏」・・・・・・・・・・・・・・・ 佐藤雪乃
佳 作 「ハイチのマザーテレサ・須藤昭子」 ・・・橋本俊吾

エッセイ・掌編小説選評
      星野充伸
      奈木三郎
      中尾三朗

詩の部門
優秀賞 「冷たいまぶた」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 加藤千恵子
優秀賞 「いなくなったその後」 ・・・・・・・・・・・・・ 植田文隆
佳 作 「風草」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 林 舜
佳 作 「秋のダム」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ おだじろう

詩の選評
     いよやよい
     原田暎子
     福岡かよ子

短歌部門
中村重義 選
   特選 福岡かよ子
   秀逸 立花 勲

下野恵助 選
   特選 王生令子
   秀逸 河野佳幸
 
応募代表作品

俳句部門 
岸原清行 選
   特選 隈 可須奈
   秀逸 江藤藤代

本田幸信 選
   特選 坂井愛子
   秀逸 福島泰子

寺井谷子 選
   特選 出来谷通保
   秀逸 渡辺照子

応募代表作品

川柳部門
古谷龍太郎 選
   特選 前田伸江
   秀逸 中村鈴女

中山仁美 選
   特選 和田まり
   秀逸 相川政喜

応募入選句

同人誌推薦(北九州文学協会所属)
   「昼の蛍」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 若窪美恵

ブックセンター クエスト 小倉・黒崎 で売ってます

今日、黒崎小倉ブックセンター クエスト『海峡派』120号を置いていただくため、行って来ました

ブックセンター クエスト

http://nttbj.itp.ne.jp/0935223912/index.html?Media_cate=populer&svc=1303


同人誌の『九州文学』で、クエストさん(小倉)に置かせてもらっているのを知って、『海峡派』も置いてもらいたいと思いました。
120号が出て、すぐに行ってみたのですが、新規だったので、1月末の棚卸しがすんでからということで、今日になりました。
まず、5冊。
委託ですので、売れなければ置いていても意味がないということで、置かせてもらうことすらできなくなるかもしれない・・・これは黒崎店のほうです。
小倉店のほうは、小さいスペースですが、同人誌のコーナーがあり、九州文学
『周炎』
日曜作家』『九州作家』『あしへい』
などがありました。売れなくても置いてくれそう?

うれしい ありがとう、クエストさん! 

そして、小倉店で、手続きなどでそのスペースの前で待っていると、一人の男性がやって来ました 
そして、さくさくと『九州文学』『九州作家』などを取り、中を見るでなく最初から買うつもりといった様子でした。
それで、私は思い切って、「同人誌をお求めですか?」と声を掛けたのです
気分は店員ですね。以下、その男性とのやりとりを

男性     「はあ、ちょっと調べものを」
kaikyoha 「『海峡派』はいりませんか
男性     「ああ、いりますよ」
kaikyoha 「ちょっと待ってください、今、値段表つけて並びますから(と名刺を出す)

男性も名刺をくれます。名刺には“郷土史会”や“松本清張の会”の所属が書いてありました。
kaikyoha  「IさんやMさんをご存知ですか
男性     「知ってるけど、私は会員というだけだから」

そこへ店長さんがやって来たので、「1冊買ってくださるそうです」と、男性に『海峡派』120号を渡してもらいました。

kaikyoha、店長さん 「ありがとうございました

幸先よいスタートでした

いずれ、クエスト門司店でも置いてもらうことができるかもしれません。
というわけで、これからは、『海峡派』が クエスト 小倉店・黒崎店でも、お買い求めできまるようになりました。どうぞ、よろしくお願いします。

1冊でも売れたら、それはうれしいのですが、それだけではありません。誰かの目にふれて、手にとってもらって、『海峡派』に興味を持っていただけること、それが何よりうれしいことです 

(そしてできれば同人になっていただきたいなあ・・・なんて夢はふくらみます


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kaikyoha

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