雑記。(跡地)

音ゲー、漫画、アニメ感想など。日々の出来事を淡々と記録し、
後で自分で見返す用に書いてる自分のためのブログです。

2024年4月27日~4月29日に行われた「Pixel Art Runners Spring Sprite」にワギャンランドで参加しました。
本記事はそのレポートです。

■アーカイブ(Twitch)
https://www.twitch.tv/cic_ada/video/2134237977

■応募したきっかけ
PARの存在は一視聴者として知っていたイベントでした。
時は経ち、私自身RTA走者として色んなイベントに参加するようになっており、走者として出たくなった&ファミコン版ワギャンランドを披露するチャンスかもしれないと感じたため応募をしました(後者の理由は後述します)

■応募したゲーム
・スーパーワギャンランド 神様Any% 2時間10分
・ワギャンランド Warpless(裏) 28分

この2つを応募しました。
既に上で少し触れていますが、自分の中での本命はどちらかというとワギャンランドの方でした。
今にして思うとESTが30分ではなく28分と中途半端な時間になっているあたり、採用されたい気持ちが若干表れているような気がしないでもない。

ワギャンランドが本命だったのには2点理由がありまして

・単純にそろそろワギャンランドをイベントで披露したいと思っていた
→自分が認識している限りRTAイベントでファミコン版が披露されているところを見た覚えがなかったためです。
 またオフラインイベントではどうしても「せっかく現地へ遠征をするなら1時間ぐらいは走りたいよな」という気持ちが働いてしまい、プレイ時間が短くなりがちなファミコン版は応募していませんでしたが、オンラインなら自宅から参加できるため短いゲームを応募するチャンスかな、と思いました。
 
・個人的にワギャンランド自体オンラインのほうが走りやすい作品であったため
→RTA的には神経衰弱のパネル配置を10数個~20個以上のパターン×ボス3体分のパターン全て把握してないといけないのですが、情けないことに自分もまだそれらを全てを暗記しきれておりません。
 しかし、オンラインイベントなら自分のPC上でパターンをカンニングし放題なので、多少安心して走れると思いました。
(いつの日か将来オフラインで走る時が来たらこれらを全て覚えないといけないんだよな……)

あとは正直なところ、Sワギャン1はESTが長いので採用が厳しそうだよなあ、とも思っていました。とはいえ自分が本格的にRTAに取り組むようになった思い入れのある作品なので応募だけはしました。
今後、採用を意識するのならば難易度を落としてHITONAMIコースでの応募にするかも……?(人並だとEST1時間20分ぐらいにまで縮められる)

■当選~準備
Twitter(X)で当選を確認。やったー。
時間に関しても3連休のちょうど真ん中の夕方頃という良い時間をいただけました。
今回も走りながらのセルフ解説でしたが、レイドRTAマラソンとRTA in Gunmaでは1~2時間近く喋りながら走れていたので特に心配はありませんでした。

ただし、予定タイム28分内で挨拶~ゲーム紹介~テクニック等々の解説を全て完結させないといけないため「話す内容は簡潔にギュッと詰め込まないといけないな」という意識は多少持っていました。

練習内容としては事前に配信で20回ほど通し練習を行いました。
あとはステージごとに良い目印が無いかの調査や確認など。

通し練習の中でESTを超えてしまったのは久々のプレイであった最初の1回のみだったので「まあ大丈夫そうかな~」といった感じでした。ラストのDr.デビル戦で敗北してしまうと+4~6分が付いてしまうので、そこだけは若干心配ではありました。

■本番
ゴールデンウイーク前半の中日、しかも17時近辺ということもあってかTwitter(X)上でフォロワー達の飲酒開始ツイートを横目に眺めつつ出番を待機。
「本番終わったら飲酒するぞ」という予告ツイートをしたりもしましたw

■完走した感想
結果としてはアクションの1ミスはあったものの乱数はかなり良好、全体的に特に大きな事故もなくタイムは21分32秒でした。
本番でも述べましたが事前の通し練習の中ではベスト3に入るぐらいのタイムだったのでかなりいい結果を出すことができました。これはメッチャ嬉しかったですね。

あと今回ピクセルアートにまつわるイベントということで
事前にゲーム内のグラフィックを改めて色々としっかり見直していました。

「クロコ(ワニ)ステージの背景の地平線がキレイ」
「初代のしりとりパネルは動物がこちらを向いているものが多く迫力がある」

といったような事前に感じていたことは本番でちょろっと触れたりもしました。
普段ならスルーしがちなステージ背景やキャラのドット絵に注目できる良い機会でした。

あと気になった点といえば相変わらず淡々と走って解説するだけの内容だったことでしょうか。
今回もチャットを横目で見ながら走ってはいたのですが、内容に関してあまり拾えなかったのが少し心残り。
多少イベント慣れしてきた(と自分では)思っているので、このあたりは次回以降少しずつ改善していきたいですね。

茶番やウケ狙いといった事はあまり慣れていないので特にやる予定はないですが、
もう少し柔らかい雰囲気で走ってみたいという気持ちはあったりなかったり。

■あとがき
今回もチャット欄で多くの方々に応援していただきました。本当にありがとうございました。
普段別のワギャンシリーズの配信でお名前を見かける方や、過去RTA関連の配信やイベント・SNS等々でお話させていただいたり接点のある方々にも応援していただき嬉しかったです。

今回はLSS(バックアップ採用)や名古屋RTAオフ(採用)との同時応募であったため走者としての参加だけでいっぱいいっぱいでしたが、PARは雰囲気が好きなRTAイベントなので次回がもしあればボランティアスタッフとしてのご協力もしてみたいなあと思ったりしました。
この度は、楽しいイベントをありがとうございました。

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2024年1月12~14日に群馬で行われた「RTA in Gunma 2024」にて
「スーパーワギャンランド2」で参加をしてきました。そのレポートです。

●自分が走った際のアーカイブです


●応募段階
・応募した経緯
2023冬のRiJに落選し「オフラインでワギャンを走りたいな~」と思っていたところ、Oengusで開催を目にしたことがきっかけでした。
昨年のRTA in 群馬のアーカイブを確認したところ、会場の雰囲気も良さそうだったので応募を決めました。

あとは私個人、ここ1~2年オフ会等々の予定ついでに有馬温泉・定山渓温泉・和倉温泉・熱海等に行っていたりしたので「温泉旅館での開催」というところにも惹かれました。

・応募したゲーム
せっかく本体持って現地に行くなら1時間以上は走りたいなと思い、下記3本を提出しました。

スーパーワギャンランド2 人並Any% 予定時間1:05:00
スーパーワギャンランド2 神様Any% 予定時間1:30:00
スーパーワギャンランド1 神様Any% 予定時間2:10:00

結果としては一番上のSワギャン2人並Any%が採用されました。
年始のレイドRTAマラソンまでは1ヶ月以上Sワギャン1を練習していたのもあり、今回のRTA in Gunmaに向けての準備期間は10日程度しかありませんでした。
しかし、昨年夏のRiJに向けSワギャン2を沢山練習していたおかげもあってか、2~3日程度でほぼ腕前を取り戻すことができました。
直前の配信で6回通し練習したところ、いずれも1時間切りを達成できたので特に心配することもなく本番を迎えられました。

●1/12(1日目)
本来であれば家から始発に乗って最寄りの磯部駅に10時45分頃着予定だったのですが、前日に仕事が大 炎 上。
そのため11時前に早引きさせてもらうことを条件に出社し、午後休みを取りそこから磯部へ向かいました。
(一応11時からボランティアしますと表明していたのですが、当日遅れますと泣く泣く連絡することに……)

新幹線で高崎駅に到着するも、次の信越本線が来るまでの時間が50分程度あったので、昼は高崎周辺の「はた山」で食事。

担々麵もおいしかったですが、そぼろご飯がかなりオススメです。
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自分が会場に着いた時刻は14時前。
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すごい、温泉旅館みたいだ(※温泉旅館です)
イベントは15時開始だったので、着いた頃にはセットアップが既にほぼ終わっている状態でした。

恥ずかしながらまだ走者さんの顔と名前が全然一致してなかったので、会場着いてからも観覧席に座ってソワソワしていましたが、なるべく練習中でないタイミングを見計い今回のトップバッターであるポケットモンスター赤緑同時操作図鑑完成RTAを走るずのうさんにご挨拶。少しだけお話させていただきました。
ずのうさんとはレイドRTAマラソンでは自分の前の走者さんだったり、今回の群馬でもお互い当選したりと最近何かと共通項というかご縁が多かったので、直接ご挨拶できたのは嬉しかったです。

最前列に座ってボーッとしていたら今回同じく走者であるカカポファームさんに話しかけていただきました。
そのまま15時頃から特等席(会場のモニタの真ん前)で観覧。ポケモンの小ネタ等々の話で色々会話していました。
単純に懐かしさもありましたが、初代ポケモンは世代なのもあってか話題が尽きないですねえ。
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(現地では特等席でポケモン赤緑図鑑完成RTAを眺めていました)

チェックイン予定時刻の18時頃に一時離脱。
宿泊の部屋の大きさにビビって写真パシャパシャ撮ってました。
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なんとこの部屋、イベント参加者は1人で宿泊OK、しかも朝食付きで12000円程度でした。
特別対応とはいえ破格すぎませんか???????
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部屋を堪能しつつ晩飯(予約していたお弁当)を食し、すぐさま会場へ。
宿泊した部屋がなんとイベントフロアと同じ棟・同じ階だったので、部屋から歩いて30秒ぐらいで会場へ行ける距離でした。最高。
Tシャツ1枚&下もジャージに着替えてスマホと財布だけ持って手ぶらというラフすぎるスタイルで会場に入りましたw
「部屋着かつ手ぶらでRTAイベント現地に行く」というシチュエーションが非日常の塊すぎて謎にテンション上がってました。

20時半過ぎまでずのうさんの完走を見届け、少し会話をさせてもらった後、自分は温泉へ。
露天風呂最高!!!!!!!!!!!!!(語彙なし)

風呂あがった後は再び会場に戻ろうかと思ったのですが、明日朝に自分の出番があったため、好きなVの配信をBGMにしつつ23時半前には眠りに落ちました。

●1/13(2日目)
いつもと違う環境だからか、それとも本番前の興奮からか0時、2時、4時、5時に中途覚醒してました。起きすぎィ!
正直あまり寝た気にはなれませんでしたが、7時頃にホテルの朝食へ。バイキング形式でした。
大田焼きそばがメチャクチャ美味くてバコバコ取って食べてました。
昨晩あまり食べなかったせいもあってかお腹が空いてて、ご飯とみそ汁もおかわりし、パスタやパンまでガッツリ食べた後、デザートのメロンもしっかり食べて堪能し尽くしてしまった。アナタこの後RTA走るんですよ?

朝ごはんを食べ終わった後、荷物をまとめ朝8時ごろにホテルをチェックアウト。そのままRiGの会場へ。
前のゲームであるFF9のお3方の掛け合いを眺めながら練習スペースで練習開始。
実はこの時、会場カメラの奥に自分の姿が映り続けていたようです。全く気づかなかった……。
完全オフモードの姿が映っていてちょっと恥ずかしい。うっかり服脱いだりしなくて良かった~。

練習の方に関しては30~40分ほどプレイしたら特に違和感はなく、いつも通り走れそうな感じで一安心。
あとはのんきにTwitter見たり早押ししりとりで青ガルゴンと延々と遊んだりお隣のFF9をチラ見したりして時間を過ごしてました。

・いざ本番
FF9から良い感じに前フリもしていただき出走。
開幕30秒、喋る内容を間違えて一瞬CPU使用率が100%になりフリーズしてしまいましたが、あとはほぼほぼ順調に解説しつつ走りきれたかなと思います。
しりとりの乱数も良かったですし「しのび」「クロコダイル」「しんじゅ」「すぶり」等々色んな手で決められたのはイベントの見栄え的にも良かったかな、と思います。

・完走した感想
今回のタイム57分15秒もかなり速いタイムでした。
昨年夏のRiJ本番の時よりも速いですし、練習の成果が出せて本当に良かったです。

ステージ構造の勘違いや普段そんなにしないミスをしてしまった点に関しては、正直申し上げると解説しながらのプレイだったので、多少集中力が散漫だったのかなと考えています。
でもまあどちらも中間ポイント近くでのミスだったので、さほど大きいロスでなかったのは不幸中の幸いでした。

・反省点
雲上りのステージで世界1位云々~って言っていたところですかね。
夏のRiJの時は自己アピールが少なすぎたというのもあり、今回は記録や順位について少し触れてみようとしたものの、自分のトーク力が無かったせいか、上手く話題が広げられませんでした……。
それならばしりとりの補足や解説を少しでもしたほうが良かったよな、と思いました。
今後、もし記録や順位に関して発言する場合はちゃんと台本を用意してから言うようにしましょう。

・次のゲームへの繋ぎ
特に準備していなかったのですが、FF9で良い感じにご紹介していただけたのが嬉しかったので、自分もゲームへ繋ぐ言葉を考えることにしました。
始まる直前にスマホで調べたら目隠しという目を引くカテゴリだったので、その時に感じた事を素直に述べつつ「引き続きRTA in Gunmaをみんなで楽しみましょう!」的な事を強調。
これはまあまあ上手く纏められたかな、と思います。
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・走り終わった後
さてこれからどうしたものかと会場後方でボーッとしていたらロックマンエグゼRTA走者のクリボーさんに話しかけていただき談笑。なんと自分のプレイを観覧していただいたということでテンションめちゃくちゃ上がってしまいました。お声も掛けていただき本当にありがとうございました。

夕方頃からボランティアの予定があったので、それまではずっと会場で観覧することに。
初めて現地のイベントボランティアとして参加させていただきましたが、マニュアル等は事前に目を通していたものの、機材を触る勇気も知識もなく、実際はただの留守番と化していました。まあ留守番も大事だよね!ね!
裏方での作業の様子やイベントの流れといった空気感は色々感じ取れた(と思いたい)ので、この経験を次回以降に繋げていければと思います……!
終電のため、名残惜しくも20時過ぎに会場を出発。
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●完走した感想
とっても楽しかったです!
色々予定があったので、土曜終電で帰ってしまいましたが、もう1日いたかったな……。
群馬県にはフラッと小旅行気分で行けますし良い気分転換になるので、次回以降もあれば応募したいと思います。

あと温泉旅館とゲームイベントってメッチャ相性が良いと思うから全都道府県さんでやってほしい(過激派)
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2023年前半にあったことをつらつらと

・1月
スーパーワギャンランド2のRTA練習に明け暮れていた正月休みでした。
年明け前のHITONAMI Any%の自己ベは1:11:38で、1月中に何度か走り自己べを1:02:35まで縮めることができました。

ゲーム以外では2度目(2ヶ月ぶり)の仙台旅行へ。



牛タン食ったり浦霞飲んだり麻婆焼きそば食ったりしてました。
他にもわざわざ片道40分ぐらいかけてイオンモール名取まで行き、名取さなの献血キャンペーンに参加してきたり。ポスターももらったよ。

そして1月28日、Hoshimachi Suisei 2nd Solo Live "Shout in Crisis"で文字通りのお星様になりました。恐怖!感情が昂って2時間120ツイート放出男!

・2月
発売日に買ったのに全くプレイできていなかったウルトラ怪獣モンスターファームを本格的にプレイ開始。
ゴミカスウンコクソ企業Wikiに翻弄されながらも、Twitterのフォロワー内検索で情報を集め頑張っていました。
Aランク公式戦で止まっていた時点から再開し、ゲームクリア&流星スエゾーのフルモンを完成させる。



RTAの方はというとスーパーワギャンランド2のKAMISAMAモードに着手開始。
一度初通しをしたものの、当時はまだまだアクションの錬度が甘く、この時点でのAny%の自己べストは1時間55分55秒でした。

・3月
hololive 3rd fes. Link Your Wishのすいちゃんで泣き、星街すいせい5周年LIVEのすいちゃんで号泣し、再びお星様になりました(恒例行事)

一方、RTAではスーパーワギャンランド2の練習をひたすら進め、ついにKAMISAMA Any%で1時間21分6秒を出し世界記録を32秒更新。これがSワギャン2における自身初のWorld Recordでした。
この結果に満足せず、その後も何度か走り直し、3月中には自己ベを1時間19分05秒まで記録を縮めることができました。

他にもスーパーワギャンランド1の方では、RTAではまだ採用してないTAS技をいくつか練習し、新たな短縮案として取り入れる準備もしていました。

・4月
月の初めに金沢旅行へ。和倉温泉・輪島・白米千枚田・兼六園あたりを観光。


白米千枚田は金沢駅からバスを乗り継いで片道3時間という長い道のりでしたが、兼ねてより訪れてみたい場所だったので行って良かったと思います。

輪島朝市や能登食祭市場ではド平日ということもあり他に誰もいなく、市場の方々と色々話せたりオマケももらったりで新鮮な刺身をたくさん食べました。良い想い出です。

金沢に戻ってからは、のどぐろ・まいもん寿司・金沢カレー・ひつまぶし等々を堪能していました。食、最高。

旅行から帰ってきた後は、RTA in Japan #ex2にモンスターファームアドバンス2の解説として参加することが決定していたので、ラーニングを開始しました。
ゲーム仕様の理解・台本作り・喋りの練習もろもろを2週間程度かけて準備していました。
解説は喋るのも準備もどちらも好きなので、機会があればまたいつかやってみたいですね。
というわけで解説依頼お待ちしております(しゃべりたがりおじさん)

その時の記録など→RTA in Japan #ex2でモンスターファームアドバンス2の解説をしました

RiJ #ex2終了後は流れで浜松観光。朝3~4時からやってる謎の美味しいラーメン屋に行ったりダム巡りをしたり。
さわやかを食べるクエストも達成して満足の静岡旅行でした。

・5月
GWで時間もありスーパーワギャンランド2のRTA熱が再燃。
そんな中、突如HITONAMI Any%で58分38秒が出て世界記録を8秒更新し、HITONAMIカテゴリでも世界1位になりました。


(※ちなみにこの世界記録は4~5日後、スーパーワギャンランド2RTA先駆者であり、後にRTA in Japanで並走したはとまろさんに1分以上の大差をつけられて更新されることとなります)

KAMISAMAモードのRTAにも再度挑戦し、自己べ兼WRを約2分縮めて1時間16分58秒に更新。
その勢いで神様100%カテゴリにも手を出し始め、自分でチャートやルートの構築も行い、1時間57分台を出しました。

そんな感じでワギャン尽くしの5月でしたが、プレイ頻度をあげすぎたせいか5月中旬頃より両手親指を負傷してしまう事態に。
これが割と重症でして、物がつかめない・持てない・仕事中も痛みが走るといった感じで、日常生活にも影響が及ぶレベルだったし、ゲームも満足にできない状態でした。

・6月
両手親指が使えないけどどうしてもゲーム(とRTA)がしたかった自分。
色々考えた結果、コントローラにボタンが2つしかないため、人差し指と中指だけで操作可能なファミコン版の初代ワギャンランドに手を出すことに。RTAやめらんねえんだけど!!!
初代ワギャンランドの調査と練習を開始し、Any%で13分50秒という当時ネット上にあった最速記録まであと5秒というところまで記録が出せました。

そんな状態でしたが、指の調子を見ながら合間合間にスーパーワギャンランド2の神様100%RTAも少しだけ走っていました。
結果としては、1時間52分34秒(現世界記録)を出すことができ、スーパーワギャンランド2は一旦休止へ。

あまり長い時間ゲームができない状態だったので、その間に何か新しいRTAでも覚えようかなと思い、SFC版マリオRPGのRTAをラーニングし始める。
なおラーニングを始めた時はリメイクがまだ発表される前でして、ラーニングを開始して1~2週間後にニンダイでリメイクが発表され世の中が大騒ぎに。本当に絶妙すぎるタイミングでした。

マリオRPG(SFC版)のRTAは1度だけ通しまして、記録は4時間27分13秒でした。
なんだかんだ予定があって、あれから再走はできていないですが、色々落ち着いたらこのゲームもまたいつか走ってみたいですね。

・後編
今週中に書きたい
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2023年4月28~30日に静岡で行われた「RTA in Japan #ex2」にて
「モンスターファームアドバンス2」の解説を務めました。

本記事では
・解説決定までの流れ
・準備について
・本番当日について
・悩んだこと
・反省点
・その他

以上6点について書いてます。

●本編


●前回(RiJ Winter 2021)に解説として参加した時の感想など→これ

●解説決定までの流れ
走者のるなそるさんがモンスターファームアドバンス2で当選し、自分が現地応援行くとリプライを飛ばした後、そのまま解説決定、という流れだったと思う。
前回の解説も楽しかったので喜んで引き受けさせていただきました。
モンスターファームというコンテンツが、多くの人の目に留まる機会というのもそうそうありませんし、そういう機会に今回関われたことはとても嬉しかった上にやり甲斐もありました。
(今回は出張イベントでしたが、それでも同接約1.6万~2.2万はいたらしい。SUGOI)

●解説準備
・解説決定してから
当時は全国大会にも出場するぐらいにはプレイしていたゲームでしたが、
もう20年以上触ってない上にRTAは走った事なかったため、RTAに関してはゼロからのスタートでした。

まず初めに、るなそるさんの配信アーカイブを視聴し、情報を集めるところからスタート。
実際に走っているアーカイブはすでに5~6本ぐらいあったのでそれらを視聴するだけでかなりの情報を集めることはできました。

特に、配信上でるなそるさんが口頭で説明してる部分に関しては「恐らく本人的にも視聴者に対し説明しておきたい情報だろう」と判断し、優先的に喋るよう台本に盛り込みました。

・今回の解説としてのスタンス
モンスターファームシリーズのRTAではプレイしながら考えたり計算したりすることが多いです。
故にプレイをしながら解説をするのは非常に難しいので、自分はそれを補助するという立ち回りを求められているだろうと判断し、
それを遂行するような立ち回りや台本を組むことにしました。これは前回と特に変わりなし。

そんな感じで台本を作り上げていき、本番2週間前にはほぼしゃべる内容の8~9割程度が出来上がっていました。
るなそるさんにチェックをしてもらいつつ、喋りに関してもそこから仕上げていった感じでした。

ご本人からチャートもいただけたおかげで、喋る内容については全く困りませんでした。
むしろ喋る内容を削る作業のほうが大変だったまである。
実際、今回でも本番で喋れなかったトピックスは割とありました。
(海外版と日本語版の違い、特徴に関する補足、エサで謎のデータを読む現象、ロードランナー以外でRTAは走れる?etc……)

・装備品
映像を観れば分かる通り、RTA in Japan 公式ニットキャップを装備していきました。


↑これ。
これは解説決定し、現地行く事が確定してから無敵時間さんで購入しました。

Tシャツに関しては特にネタが思いつかなかったのですが、
本番2日前に昔こういうTシャツが販売された事を知って、買っておけば良かったなあと後悔。
持ってたら多分これ着て行ったと思います。

●本番当日
前泊入りでラーメンとか浜松餃子を堪能した後、正午過ぎに会場へ到着。
そのまま運営さんのところで手続きを済ませ、練習スペースへ。
るなそるさんと合流した後に一度通し練習。

ちなみにその時のエピソードですが、
こんな事がありました。
タイマーつけてなかったけど間違いなく本番(世界記録+34秒)より速かったです。
うん、やっぱり世界記録じゃないかな(驚愕)

とりあえず通し練習は問題無く終え、そこそこ自信になりました。
そのまま待機して本番へ。

・本番
台本のテキストファイルを入れたタブレットを見て喋っていました。
あとは、電池切れ・故障・その他トラブルが起きた時に備えて、念のため紙にも印刷して持っていき机の上に置きながら解説をしていました。リカバリ想定はRTAの基本。

タブレットを選んだ理由ですが、文字サイズの拡大縮小が自由にできて取り回しが良いのと、
紙だと文字が小さくなる関係上、カメラに映されている時「いかにも台本読んでます」感が出てしまうかなあ、と考えた結果の選択でした。

・出来に関して
自己評価となってしまいますが、前回と同じく今回も本番が一番上手くできたと思います。
本番は後戻りや中断ができない分、いい感じに力を出せているのかもしれません。
もちろん練習あっての本番なので、台本作りや練習はものすごく大事だと思います。

「この説明は〇秒ぐらいかかるからここに差し込もう」「さっき話せなかった内容、尺的にあのタイミングで話せそうだな」といったアドリブも実は成功していたので、やはり練習は大事。

地味に自分の中で前回の反省点というか課題でもあった「走者とのコミュニケーション」に関しても前回よりは上手くいったと思います。
実際、走者と解説のテンポの良さを称賛するチャットも見かけたので良かったのかな、と。
(もちろん改善すべき点はまだまだありますが)

●悩んだところ
モンスターファームアドバンス2はキャラがファームに来たりするイベントが多く、
今回はそれらを含めたストーリーの解説にかなりの時間を割いています。

「RTAのイベントなんだからRTAのテクニックやポイントを解説すべきで、ストーリーを解説してていいのか?」

という悩みに関しては本番4~5日前ぐらいまでずっと考えてました。
走者のるなそるさんにも相談し、色々考えた結果、そこから特に内容を変更せずそのまま本番に挑みました。
ストーリー解説削っても尺の都合上、入れられる解説が無いですし「今、画面上で起こっていることやストーリーについて触れないのも不自然だしなあ」というのが理由になりました。

あと、本番で話したエサの仕様はRTAをやる上では必修の内容なのですが、通常プレイでは知らなくても全クリどころかフルパラメータモンスターも育成できてしまうんですよね。
なので、RTA独特の知識やテクニックをどれぐらい丁寧に説明するか、また長くなりすぎないようにするか、そのあたりの調整には一番時間をかけ悩んでいました。

未プレイ者どころか既プレイ者さえも置いてけぼりになってしまうのも問題だと思うので、そういったギャップを和らげる意味でもストーリーの解説はしておいてよかったかな、と思います。

とはいえ「スパーリングを出すことにより、エサの演出をカットできる」といったような簡単に説明できるものはもう少し触れておくべきだったな、と思います。
これは本番でなかなか気が回らなかったのと、走者目線への理解が甘かった部分かなと思います。

●その流れで反省点とか
・つっかえ
今回、ところどころの喋りでつっかえてしまったなあ、と感じました。
原因としては、現地独特の雰囲気にテンションが上がってしまったのか、
話す内容を頭で組む前に喋り始めてしまいがちだったからと考えています。
次の機会があれば改善したい。

・自分動きすぎ
正直多少自覚はあったんですが、改めて映像を観返してみるとメッチャ動くなこの人。
緊張を誤魔化すという心理もあったんだとは思いますが、正直後半は楽しくて普通にゲーム観てはしゃぐ人みたいになってました。
一応機材とかつけてますし、次回以降、もし解説をさせてもらえる機会があれば3割減ぐらいの意識で挑みたい。

・拍手に割って入って自己紹介してしまった
出走前、るなそるさんの自己紹介があった後、観覧席から拍手がしている最中に自分が自己紹介を始めてしまったこと。
これは、ヘッドフォンをつけていたのもあってか、会場の音声が聴こえていなかったからでした。
とはいえ、大会優勝後にいただいた拍手はうっすらと聴こえていたので、出走前は緊張で聴こえてなかったんでしょうねえ……。
観覧席のリアクションはオフラインイベントの醍醐味ですし、それを遮ってしまうのは非常に良くないので気を付けたいと思いました。

・最後の感想タイム
喋る内容を決めていなくて正直しどろもどろになってしまいました。
RTAちゃんのパラメータを確認せず、エンディングが流れてる最中にサクッと終わるのかなと思っていたのもあり、事前の準備が甘かったです。今後はチャートにちゃーんと書いておきましょう。

あと走者じゃなくて解説側の人間なのに「今回の走りを見てRTAの楽しさが伝わってればと思います」って表現はあんまり宜しくなかったですね。
自分の中のニュアンス的には「自分の解説で楽しめた人がいれば嬉しいです」的な事が言いたかったんですが、テンパってしまった。

・ヴァ”イ”ンシュタイン
本番までマジで勘違いし続けていました。思い込みってこわい!

●その他
・安心と信頼のRiJ
現地での観覧は2度経験ありましたが、関係者としての現地参加は今回が初めてでした。
そんなわけでもろもろ緊張はしていましたが、運営・ボランティアの方々の手慣れた案内・誘導によって安心して参加する事が出来ました。本当にありがとうございました。

・健康には気を付けよう
イベントと全く関係ない私事ですが、本番の4日前に腰椎捻挫、いわゆるギックリ腰をやらかしていました。
幸いにも重症ではなく、翌日すぐに医者にかかり大事を取って仕事を休んだらだいぶ良くなったので、本番に特に支障はありませんでした。
(とはいえ痛み止め飲みつつ腰椎ベルトを巻きながらのイベント参戦ではありましたが)

例の流行り病だけにはかからないよう特に気を付けてはいたのですが、
まさかのぎっくり腰とは……。発症したのが本番前日や当日でなかったのが不幸中の幸いでした。

今回はたまたまのような気もしますが、大きなイベントの本番前ともなると練習時間の確保や緊張でゆったりと休めなくなりがちですし、そういう時こそしっかり睡眠や休息を取るように心がけるのは非常に大事ですね。

・最後に
今回も前回と同様楽しく参加することができました。
今後もまた何か機会があれば参加したいと思います。
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しました(挨拶)

■RTA in Japanとは?
日本で行う大規模オフラインRTAイベントです。


(※2018年末に行われたスーパードンキーコングリレーのアーカイブ
 現在YouTubeのRIJチャンネルにおいて一番再生されていて200万再生を越えている人気動画です)

簡単に言うと「ゲーム上手い人のプレイを解説が説明しつつ、それを皆で観ながら盛り上がる」というイベントです。
以前はオフラインとオンラインの両方で行われていたイベントですが、
例のアレが出てからはご時勢を踏まえて、現在は完全オンライン体制に移行してます。

その毎年行われる年末恒例の大きなイベントにおいて、今回「モンスターファームアドバンス」が採用されまして、その解説役を今回私が担当しました。

・Twitchアーカイブ(コメント有)
https://www.twitch.tv/videos/1247643304

・YouTubeアーカイブ

ちなみに私がRTAイベントで解説を行ったのは今回が初です(そもそもRTAイベントに参加すること自体が初)
この記事はその解説が終わった後、準備したことや思ったことなどを書いてます。

■あなた誰
・かいとうプリンと申します
・最近モンスターファームをよくやってます
→昔MFの攻略サイト作ってました。当時公式の全国大会にも出ていました

・RTAに興味あります、たまに走ります
→RTAを観たりRTA技を真似したりするのはかれこれ12年ぐらい
 走者として配信とかするようになったのはちょうど1年ぐらい
 主に走って記録出してるのは移植版モンスターファーム1、2あたり。

・RTA in Japanもすきです
→実際、RiJ3と2019は両方とも1日だけですが現地へ観に行きました。
 2020や2021も例のアレが無くて現地開催されていれば多分行ってたと思う。

■今回の解説の枠組み
ストーリー、文字盤、合体の説明
~1年9月 イモリ、育成方針、コーチの説明
1年9月頃~ アヤセが来るようになるので特訓の前フリと説明
1年12月頃  newsさんの方で起きるランダムイベントの前フリと説明
以後約3~4ヶ月ごとにお二人交互にランダムイベントが発生する。
その合間にMFA特有の仕様について説明、起きたランダムイベントについては適宜説明
3年2月4週 初の大会、大会やバトルの前フリ
以降、大会の合間にちょこちょこ解説(バトルの仕様、技、アローヘッドの有用性etc)
ウィナーズカップ前にバスティアン前フリ
以降よしなに

色々検討した結果、この流れでいくことにしました。

■事前準備
るなそるさんから台本の草案をいただき、それに自分なりの言葉を肉付けしていきました。
その後、お二人が過去に行ったRTA配信のアーカイブを開き、録音しつつセルフ解説での練習を開始しました。

最初は台本があるのに言葉に詰まりまくったり「えー」とか「あのー」を10秒に1回は発するレベルで連発していてまあ酷い状態でした。
あまりにも言葉が出てこなくて、数秒間何も言葉を発せず、その場で録音を停めてしまうといったことも何十回もありました。
他にも滑舌でつっかえる、台本を見ているのに違う言葉が出てきてつっかえてテンパる、といった等のミスも多発してました。

1週間~10日ほどそこそこ練習したあたりでも喋りが改善せず「もしかしてヤバいのでは」という焦りが出てきます。
割とどうしたもんかと悩んだ結果、それまではキーワードと短文しか書いてなかった台本に「とにかく何もかも落とし込む」という方向性に舵を取る事にしました。
分かりやすく言うと喋る内容をセリフレベルで台本に落とし込みました。

・本番で見ていた台本くんの一部


実際に配信を観た方は分かると思いますが、本番で喋った内容はほぼこの通りです。
特に開始直後は緊張しないわけないですし、自信をつけるためにも特に厚めにしていました。

オフラインだと台本作っても紙に印刷するしかないので、長文にすると煩雑になってしまいそうですが、PC上ならソートや検索機能も使い放題なので、ここはオンライン開催であることを利用した感じですね。
あとは長文であっても何度も練習してるうちに自然と覚えちゃうので、最初にガッツリと台本組んでから練習したほうが結果的に効率も良かったですね。
(今回も本番では寿命やバスティアンの解説部分はほとんど台本を見ずに喋れていました)

結果としてはこのスタイルに移行してからは、喋り自体は割とスムーズに上達していったと思います。
それでも最後まで「えー」「あのー」連発やつっかえはなかなか減りませんでしたが、
『喋って録音を聴く→自分のイメージとのすり合わせ』を繰り返し行い、少しずつ改善してさせていきました。

他には過去のRiJアーカイブから解説が好評なゲームを観て勉強したり。
あとこれは完全に余談となってしまいますが、私個人、スーパードンキーコングシリーズのRTAをされているとんこつさんの解説が大好きでして、自分の中では氏の解説を(勝手に)かなりリスペクトしていました。


イモリの解説で放った「後にそのイベントが起こる頃に改めて解説をしたいと思います」の文言は、実はとんこつさんがRTA in Japan 3の時に実際に仰られていたことからアイデアを得て、ほぼそのままパクって参考にしていたりします。

■解説で心掛けたこと
・視聴者を減らさない工夫

モンスターファームのRTA、大体ゲーム序盤はひたすら育成するのでぶっちゃけ地味な絵面が続くゲームです。
なので、1人でも多くのブラウザバックを減らそうと思い、イモリの前フリですとか、モンスターが死なないといった興味を引きそうな話題をなるべく前のほうに言うようにしました。
また、序盤に今回の解説の方向性を示すことにより「それならば観ようかな」と思う人を確実に引き留めるような事も狙っていました(成功したかは定かではありませんが…)

・MFA1独特のシステム
MFA1独自の仕様はもちろん解説するとして、他MFシリーズと何が・どのぐらい違うのか、といった説明は敢えて意識していました。
シリーズ未プレイの人も観るだろうし「そもそも他作品を引き合いに出すのはどうだろう……」と最初は悩んでいたのですが、0からの説明だとどうしても説明が長くなってしまいますし、ここは割り切ることにしました。
ただし『どちらが良いか』といった比較されてしまうような発言はしないよう注意していました。

・走者の技術
アクションゲームと違い、なかなか伝わりにくい部分がありますが、これは自分的にも絶対話しておきたいポイントでした。
今回ではボルキャン・寿命調整(把握)・チャートの洗練具合などで触れていきました。
台本には「バトルのダメージ計算は経験が活きてくる」とかも書いてあったんですが喋れなかった……。

・レース形式で両方に触れる
解説の都合上、先に進んだほうの画面を指しながら難所や進行の解説をしたほうが都合が良いのですが、せっかくのレース形式なのでなるべく両走者に触れることを意識していました。
モンスターファームは幸いにも画面自体が激しく動く、といった派手な演出がないため、これに関しても思っていたよりかはできていたかなと思います。
ただ、newsさんがせっかくバスティアンと闘っているシーンなのに、四大大会とエンペラーカップの説明に必死で触れられなかったのはもうちょい柔軟に立ち回るべきだったかなあ、という反省もあります。

■本番では
もちろん「ああすれば良かった…」という点は無限にありますが、自己評価では割と上手くいったと思っています。
終わった後、エゴサ・ハッシュタグ漁り・ツイ検索・公式のツイートをRTしているアカウント先を見に行ったりして視聴者のリアクションを掘り続けていましたが、自分が事前に想定していたよりも好評でホッとしたのが正直なところです(解説叩きとかもまあぶっちゃけ無いわけではないので……)

動画を使った事前の通し練習は10回以上行いましたが、その練習の時よりも本番が一番上手くいったと思います。練習の成果が出せて本当に良かった。

台本と二画面を同時に見なければならなかったため、触れるべきイベントを見逃しそう……というのが地味に不安なポイントだったのですが、
今回、本番ではお二人ともランダムイベントを始めとした見所ポイントが発生した際に、それを口頭で教えてくれたので見逃す事なく解説をすることができました。実際これはかなり助かりました。

ちなみに例のズライベントに関しては、本番にも申し上げた通り、約25~30秒のロスになってしまい、走者側としては絶対引きたくないイベントなのですが、
解説の立場としては時間調整しやすくなるので、実は引いてもらったほうが楽になったりします。
タイムロスで助かってしまう解説の屑。

それと声からわかる通り、序盤はガッチガチに緊張していたのですが、
るなそるさんの「アヤセ来ないよ~!」で少しほぐれ、newsさんがヅライベントを引いた辺りからは割と調子が出てきて、それ以降は結構伸び伸びやれていたかなと思います。

でも緊張自体はやっぱりずっとしていたみたいで、終わった後は顔が完全に火照っていて何となく体温計ってみたら37.5度だったのは本当に笑いました。
(終わってから30分後に測ったら平熱に戻っていました)

■その他もろもろ
・懐かしのあの人
上に書いた通り、ツイッターでサーチしまくったところ

「かいとうプリンさんクッソ懐かしい」
「あの人まだMFやってたんだ」
「解説、攻略サイトの人じゃん」
「RiJでまさか名前を聞くとは思わなかった」

的なリアクションが捕捉できました。
20年以上同じハンドルネームを使い続けてるのには、こういう理由もあるのですが、改めてRTA in Japanというイベントの規模の大きさを感じました。

・Dランクをデーランクと呼んでた
→他MFシリーズだと普通Eランクから始まるので自分の滑舌だと紛らわしいと思った
→単体なら大丈夫なんだけど文中の「ディー」は正直メッチャ噛む

上2つの理由からちょっとダサい気はしつつも「デーランク」と呼ぶことにしていました。
他にも「有用」を「有利」と自分の言いやすい単語に変えたりと、噛みがちなポイントは当日まで色々考えてた。ただ後で観返したら大会突破した後、普通にすんなりと「ディーランク」って言えてたので若干これは杞憂すぎたかもしれない。

・最後の宣伝について
まあ一応やっておこうかな……と思い、提案して行いました。
同接約5万のイベントに1&2DXの宣伝を行いましたので、つきましては、モンスターファーム公式さん、次回のモンスター甲子園では私に対するオート対戦運の忖度をどうぞお願いいたします(冗談です)

さてさて「うまくいったー!」「よかったー!」という良い点だけを書くのは、
フェアじゃないというか自分の性に合わないので反省点なども挙げていきます。

●だんだん小さくなってく声
序盤は緊張もあって声を張っていたのですが、後半になると自分の声が小さい部分が気になりました。というか一番喋るはずの解説なのに全体的に自分の音質があまり良くないのが少々残念な点でした。

一応今回のRiJ参加前にマイク音量は爆音にしたし、マイクも8000円前後のものを購入してグレードアップしたつもりだったのですが、後にAmazonレビュー等で調べたところ、マイク自体がDiscordと相性があまり良くないもののようでした。
ちゃんと調べるとDiscord公式推奨のヘッドセットもあるみたいですし「そういえば通話の時だけヘッドセットを変更する配信者もいたよなあ……」ということを思い出したので、そのあたりに長けた製品を購入したほうが良かったのかもしれません。
もし万が一、次にこういったイベントに参加する可能性があればこれは学びとしたいところですね。

●走者さんとのやり取りに関して
もうちょっと走者さんからのリアクションに対して柔軟に対応するべきだったと思います。今聞くと若干塩対応じゃね?と自分ながら感じてしまう部分もちらほら……。
これは、自分がとにかく解説でいっぱいいっぱいであったことが大きいのと、コミュニケ―ション不足と想定不足を痛感しました。特に「解説しないと……」という気持ちが強い部分では、解説を優先してしまいがちだったのもありますね。
これも次、もし解説の機会があれば学びとしたいところです。

●やっぱり滑舌
自分では「頑張ってください!」って言ったつもりの部分が、コメント欄では「黙ってください」に聴こえてたらしい部分があったので、まあやっぱり滑舌は大事っすね。精進精進。

●解説としての知識レベル
冒頭の自己紹介で述べた通り、当時発売日に買って遊んでいたとはいえ、本番1ヶ月半前の時点でこのゲームのRTAを走った事すら無かったため、RTAとしての知識レベルは初心者同然でした。
一応そこから自分なりにMFA1の知識を入れ続けていったものの、本番1週間前にもDiscord上で素っ頓狂なことを口走ってしまったため、恐らく走者のお二人には正直不安を与えていたことだと思います。というかそれで私自身も不安になってました(うわあ)
まあ、この体験をしてからというものの「申し訳ねえしやべえ」という気持ちになり、自分を一気に追い込んで一気にブラッシュアップできたところは正直あると思います。うーん無理矢理良い話にするな?

それとなんといっても、るなそるさんが本番の少し前に上げた解説動画が本当に役に立ちました。



自分が解説し切れてない情報もたくさん載ってるのでぜひ!
今回るなそるさんには解説の草案、チャートの提供、大会敵モンスターデータなど数多くの面でご協力いただきました。ありがとうございました。
もしドラゴンボールの世界なら背中に「る」の文字が入った道着を着ないといけないレベルでお世話になりました。

●間違えちゃった
・状態変化「しびれ」の説明
「与えられるダメージが120%アップ」は誤解を招くというか文面通り受け取ると間違いですね……。実際は「与えられるダメージが120%にアップ」です。

●ぶっちゃけるわよ
自分がMFのRTAに手を出し始めた頃、一部の関東MFオフ勢に「RTAをやる意味が分からない」「そんな事やらずにマニュアル対戦やってよ」って事を色々言われたりもしていました。
内心「知らんがな」という感じでしたが、実際それらの意見に対して色々思う事も無かったわけではないです。

それでも自分が観るのもやるのも好きなRTAをなんとなーく続けた結果、同接約5万という人々が見ているイベントでの解説役を担当させていただき、自分の好きなゲームにおいて知人内外含めていろんな方から「楽しかった!」「解説よかった」という感想をいただきましたし、自分自身としても非常に貴重な体験をすることができました。

もちろん、今回は素晴らしいイベントかつそれにお誘いを受け、解説として参加するという形だったので自分だけの力ではないことは百も承知ですが、それでも自分がやりたいと思える事をやってて良かったなあと心から思いました。
(この部分、書こうかちょっと悩んだのですが、最近MF以外の界隈においても周りを気にして自身のゲームのプレイスタイルに関して悩むフォロワーが散見されていたので敢えて書きました)

あと個人的には今回のMFA1に関するイラストを描いてくれた方もいらっしゃったのはかなり嬉しかったですね。思わずリツイートしてしまいました。自分の何気に発した言葉が書いてあったりしてなんだかちょっと不思議な感じでしたw

★しめのことば★
最後に宣伝もした通り、現在SwitchとSteamにて初代PS版の1と2の移植版を一本にまとめた「モンスターファーム 1&2DX」というソフトが配信されています。
データベースから最新のCDなどを再生できたり、PS版にいなかった特殊な能力を持ったモンスターが追加されていたりもするので昔やったことのある方も楽しめると思います。

また、最近ではそれらを使ったネット上での大会・オフラインでの対戦会なども積極的に行われていますので、気になる方は是非そちらもチェックしてみてください。

あ、あとRTAは観るのもやるのも楽しいですよ!!!!!!!!
自分は2022年もモンスターファームシリーズのRTAをやっていきたいと思います。
DX版1→2石版再生RTA、MF2の100%RTA、モンスターファームアドバンス2RTA等々、まだまだ興味あるカテゴリが多いです。
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