越後の海鮮問屋

日本一新鮮なお魚がとれる糸魚川!! 四十路漁師の四方山話

サケガシラ

近頃ダイオウイカやらカグラザメやら、普段は深海に住む魚たちが日本海側の沿岸部で発見または水揚げされたというニュースを頻繁に聞きますが、毎年この季節になると“この魚”もちょくちょくニュースに取り上げられますね。

『サケガシラ』
DSC_1579

見た目が不気味なこの魚ですが、我々にとっては特段珍しい魚でもないので、これが地震の予兆とか言われても・・・

Yahoo!ニュース

<海の異変>定置網に深海魚 地震におびえる漁師 松江

毎日新聞 2月16日(日)2時30分配信  

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140216-00000003-mai-soci

そんなこと言ったら毎年毎年「天変地異」が起こりまくって、
今頃きっと、日本列島は沈没してますね・・・


ということで、ずっと前に撮影したサケガシラの動画を再掲載しました。

大昔の携帯電話で撮影したため、今時珍しい低クオリティー動画となっておりますが、興味があればご覧下さい




 「サケガシラ関連の過去の記事」
  日本海の恵み? 【サケガシラ】 
  今年は異常?


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例年ならこの時期殆ど見かけなくなるカモメが、今年は居るんですよね。
そんなに数は多くないのですが、沖合いでも海岸でも結構見かける機会があります。
2008/05/19 カモメ

これは今朝、浦本港内で撮影した写真で、以前紹介した「オオセグロカモメ」より少し小型のカモメです。

見た目が小さいのでオオセグロカモメより小型の「セグロカモメ」か、或いはオオセグロカモメの若鳥だと思うのですが、人を警戒しているのか沖でも港でもこちらに近寄ってこようとしないので、残念ながら間近で見る事が出来ずに判別不可能です。

つい最近まで居たオオセグロカモメは、図々しいほどに人懐っこかった事を踏まえて考えると、種の違うセグロカモメなのかな?とも思うのですが、そもそもオオセグロだかセグロだかを見分ける基準がいまいち判りません。
なので、以前の写真も本当にオオセグロカモメなのかどうだかね…

まあ、そんな事はどうでもよくて、どうして今年はカモメが居るのでしょうね?
本当に不思議です。

不思議と言えば、コチラも以前紹介した奇妙な魚『サケガシラ』もそう。
2008/05/19 サケガシラ

この魚も今年はよく見かけます。
2月5日にこのブログで書いて以来、ウチの船が仕掛けた刺し網漁で少なくとも10匹は捕獲しました。
他の船でも結構捕れるらしく、こんな年は珍しいともっぱらの評判です。

元々、余り生命力が強くない魚ですので、生きた姿を見る機会自体が非常に少ないのですが、これ程までに多くのサケガシラに出会う機会があると、生きたまま揚がってくる個体も少なくありません。
この魚に関しては、船上に水揚げされた際には身動き一つせず体を横たえるので、その印象は非常に弱々しく感じるのですが、ひとたび海に帰してあげるとその様相は一変。
頭を下に前傾姿勢をとり、体をくねらせ予想外のスピードで泳ぎ去っていきます。

なんだか、まるで“死んだふり”でもしていたかの様でもありますが、こういった一般的に珍しいとされている魚の生態を間近で見られるも、例年になく大量発生させてくれた海からの賜物といえるのでしょうか。


という事で、世にも珍しい?生きたサケガシラ動画をどうぞ

『エラ呼吸するサケガシラ』


『速いぞサケガシラ


・・・明らかに船が前進してますけどね
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藪から棒ですが、家庭内の事情により数日間お休みさせて頂きます。

でありますので、本日は休筆突入前の特別企画として珍しい魚をご紹介します。


サケガシラ体長約1.5叩その名を「サケガシラ」と世間一般で呼ばれている深海魚です。

いや、深海魚だと言われていますがその生態は余り解明されておらず、普段どの程度の水深で生息しているのかも解っていません。
その神秘性故か、ただ単に海岸に打ち上げられたくらいで新聞に載ってしまう位に珍しがられる魚なのですが、我々漁師からするとそんなに珍しいと思わなかったりする。

ウチの船の場合、刺し網漁を行う約半年の期間中に4〜5匹のサケガシラが水深150団に仕掛けた刺し網に引っかかってきますので、珍しい魚と言うよりも、ちょくちょく見かける魚と言った具合か。

更には、海面下10団の深さに仕掛けていた太刀魚の延縄でも釣れたことがあるので、「コレ、本当に深海魚ですか?」と疑いたくもなりますが、見た目がちょっとグロテスクなので本拠である深海でひっそりとお過ごし頂けると、コチラとしてもお目にかからずに済むのですが・・・如何で


「見た目が悪くても味の方はさにあらず

そう、サケガシラの様に見た目はイマイチでも、食べてみると案外美味しいと感じる魚は結構多い。
その期待を踏まえてサケガシラを観察すると、見た目が太刀魚に似ているではないか
きっと塩焼きにして食べると美味しいんだろうな〜

と、期待に夢ふくらませ実際に食べてみると、そんな妄想じみた期待はあっと言う間に何処かに飛んでいくらしい

そもそもこの魚は食用として向かず、捕れたとしても速攻で捨ててしまうので、勿論食べたことありませんし、食べようと思ったこともありません。
まぁ、単刀直入に申しますと不味いってこと

その不味いという理由により、沖でちょくちょく捕れてもその度に捨てられてしまい、結果的に世間には珍しい魚として名が通ってしまうのでしょう。

ある意味『憎まれっ子世にはばかる』的な魚ってことかな?
かなり強引な結論づけですけどね


・・・・なのですが、数年前。
とあるスーパーの店先で千円の値札が付けられ、他の鮮魚と一緒に売られていたのを目撃

コイツを売ってしまうなんて見上げたチャレンジ精神だ。買ってしまう方もチャレンジャーだよな

なんて思ったりしてたのですが、実際にアレが売れたのか凄く気になる。

もしも、どなたかに買われたとしても食用にあらず、標本用であるように願わずにはいられない


でも、『美味しかったよ』って言ってくれるんなら、何時でも持ってきますよ。
千円でね

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