シタビラメ 表シタビラメ 裏

『シタビラメ』

ムニエルでお馴染みのシタビラメ。
『ネズリ(ネズレ)』との別名でも呼ばれている、糸魚川沖に生息するこのシタビラメは、『クロウシノシタ 』との正式名称を持つ魚のよう。

ですが、実のところ、詳しい生態などは全く知りません。

でも一つハッキリしているのは、海底を住処とするカレイ類としては非常に珍しく、海面近くを泳いでしまうという突飛な行動をしてしまうことです。

夜中に太刀魚漁をしていると、ユラユラと海面を泳ぐ姿をよく見かけます。
そうしてユラユラと泳ぎながら船の方へと近寄ってくると、なんの抵抗を見せる事無く“タモ網”ですくえてしまう、なんとも摩訶不思議な魚です。

一体、何を目的に泳いでいるのか皆目見当も付きませんが、写真のシタビラメも釣り針で釣った、或いは網に引っかかったものではなく、普通にタモ網ですくったものです。

最も、端から捕ろうと思っていないから、生態について全く知らない…
というより、特に興味の無い魚だったりするんですけどね

というわけで、この時期、深夜の沖合で当たり前のように見ることのできるこの魚。
どうです、貴方もすくってみたくなりましたか