2017年09月

以前の記事「開成ラボ式 頭の体操」だが、
受験意識も高まってきたせいか、ちょっとした盛り上がりを見せている。

小学生が解く問題だが、少々難解な問題があった。
いつもなら、一人二人と問題を解いてお菓子をゲットしていくが、
下記の問題に関しては、どういうわけか正解者が出ない。
難解小テスト

 数日が経過し、また一人が挑戦していると、
だんだんと人だかりができて来た。
「小学生の知識で、これをどうやって解くんだよ!」と
少々キレながらではあるが、誰も解いていない問題なので
我先に解こうと、それぞれ必死に頑張っていて、
今まで興味のなかった生徒も混じっている。


しめしめ・・・。


お菓子につられて問題を解いていた生徒達も、
もうお菓子のことは頭にない。
その姿勢を続けていくと、お菓子よりもっと素敵なご褒美がもらえるぞ。


一番始めに解いた生徒は、
自分なりのオリジナルで解法を見つけて見事に解いた。

ん〜 やるなぁ〜!
興味のある人は、小学生レベルの知識でチャレンジしてみよう!



 

数検や英検などで3級以上を既に取得している生徒は、
中学校の範囲は一通り学習できている。
今は検定への意欲も高く、3級以上を持っている生徒も多い。

そんな中で社会や理科などの勉強が
お座成りになっている生徒は多いのではないだろうか?

志望校に合格するには、教科ごとの点数を見るわけではない。
あくまで5教科の合計点数だ。

社会、理科が苦手だという生徒が多いが、
社会、理科の成績をあげるのは、さほど難しくない。

速攻で成績アップが可能である。
30点くらいならすぐに上がるだろう。
理社
やり方は簡単だ。
学校のワークや一門一答のような問題集で十分である。
答えを自力で調べて解答を書いていくなどの作業は必要ない。
(理科は暗記項目について)

①使用する問題集、学校のワークなどをコピーする。
②コピーした用紙に、解答を見ながらすべて答えを書いてしまおう。
③答えを書いた用紙を何回も声を出して読み返す。
 この時、答えを無理に覚えようとしなくてもいいが、声を出した方が断然有効だ。
④5~7回程読んだら、答えが書いていない問題集を見ながら
 答えをノートなどに書いていく。
 わからない問題はさっさと飛ばす。
⑤終わったら、答え合わせをする。
 間違えた問題、わからなかった問題を確認してもう一度テストをする。
 そこでまた出来なかった問題を確認。また、テストをする。

1ページずつ①~⑤、これの繰り返しで、
ここでは、割愛するがもうひと作業行うとびっくりするほど社会と理科の点数は上がる。
慣れてくると、スピードも速くなる。


社会と理科の点数が上がると、なんだかやる気も上がってくる。
他の教科も頑張ろうとするだろう。


これは、英単語や漢字を覚えるのにも有効である。

開成ラボでは、この方法で定期テストの範囲などの英単語を覚えてもらっている。

今回の定期テストでは、この方法で学習した生徒が単語の問題は、
全問正解という結果も出している。


ちゃんと結果が出ることをやらないのは損。
全て覚えられたら、当塾大人気栗饅頭もついてくる!





中3生には、会場模擬試験を8月から毎月行ってもらう。
受験の雰囲気に慣れるのはもちろん、
時間配分練習などにも有効である。

模試は見直しが絶対不可欠だ。
開成ラボでは、模試が終わった後、無料で教室を開放し、
自己採点から行ってもらい、解説を行っている。

模試は、普段解く問題よりも遥かに緊張し、集中して解いている。
その日のうちならまだその緊張状態も残り、記憶も濃いので、
自身で確認作業をすることにより、強烈に脳にインプットされる。

これが狙いだ。
模試3
模試は、本番への練習でもある。
弱点の把握などその他にもメリットが多々ある。

よくこんな生徒がいる。
・時間があれば解けたのに、足りなくてできなかった。
 本番は気をつければ大丈夫。
・解けるのに、イージーミスで不正解だった。
 イジーミスだからこの問題は本番では大丈夫。

ほとんどの場合、練習で失敗をするという事は本番でも失敗をするという事だ。

これには対策が必要になる。何もしなければ何も変わらない。


日が経つにつれ、
だんだんと間違えた箇所も忘れていき、
「まぁ、次頑張ればいいか・・・。」と、
次に何を頑張ればいいかもあやふやになり、
模試が台無しになる。

「もっと実力がついてから受ける。」と言う生徒もいるが、
これは大間違いだ。
模試は実力を測る目安にはなるが、それだけではない。

実力をつけるための手段であると捉えて欲しい。

点数が振るわなかったとしたら、
苦手な学習単元が多く出題されていたということになる。
苦手単元を克服出来るチャンスだ!と思おう。


見直しをしなければ、模試を受ける意味はない。




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