夏期講習中は、受験生には毎年恒例のリスニング特訓を行った。
毎日登校して特訓をこなした生徒は、
やはり聞き取りの能力が格段に上がり、
夏休み明けの定期テストの聞き取りもパーフェクト続出だった。
リスニングの特訓といっても聞いてばかりではない。
聞いたことをアウトプットすることに意味がある。
より多くアウトプットをこなした生徒の聞き取り能力は、半端ねぇ~~~!
また、受験生以外の生徒も夏期特訓を課題通りに
こなした生徒の成績の上がり方は凄まじく、
5教科合計90点以上アップ続出であった。
学習時間の確保は、やはり重要であるとともに、
いかにアウトプット授業が大切かも再認識した。
インプット授業は、頭はあまり働いていなくても授業は進むし、
先生とのおしゃべりも楽しくわかった気になる。
ノートに書き留め、これで完璧だ!と思う事も多い。
勉強したなぁ~~という気になるのが厄介で、
そこにインプットし過ぎの罠がある。
多くの場合わかった気になるだけで、いざやってみろとなると
できないことが多い。
インプットなくして、アウトプットはないが、
演習によるアウトプット、この量で成績が決まると言っても過言ではない。
開成ラボでは、小テストでも100点になるまで復習、演習を繰り返す。
符号をつけ忘れて1問不正解で100点を逃す。
英文の最後のピリオドをつけ忘れて1問不正解で100点を逃す。
「先生、ここはイージーミスなので、次に進んでいいですか?」と言う生徒が出てくる。
しかし、多くの場合、それを許さない。
なぜなら、入試の本番においてそれは許されないからだ。
ひとつひとつの作業を集中して行わなければならない。
練習で出来ないことは、本番でもできないのだ。
それらを面倒がらずに出来る。
こちらの提示した課題をこなすためにもくもくと学習する生徒は、
例外なく学力向上となる。
夏期のきつい課題に向き合ってくれていた子供達、
お疲れさまでした。