高校生の第一回目の定期テストが終わった。
開成ラボでは高校受験が終わった後、
高校での最初のテストは重要でることを伝え、
ラボ生を継続する生徒には受験を終えても気を抜かぬよう、
中学の復習と高校授業の予習を続けてもらっていた。
高校では中学と違い、同レベルの学力の子が集まる。
その中でも、やはり差ができてくる。
1回目のテストでクラス分けがある学校もある。
ゆえに1回目のテストでは差をつける為、また差をつけられない為の
スタートダッシュとなる重要な試験である。
ほぼテスト結果は回収し終えた。
特に数学は半分以上の生徒が90点以上、残りの生徒も80点以上であった。
「どうだ!?」という顔をして答案を持ってくる生徒たち。
高校合格がゴールではない。
そのことをしっかりと自覚している。
素晴らしい。
塾長冥利につきるとはこのことだろう。
そのうちの一人が100点をとってきた。

中学校1年生から通塾していた彼は、
途中、反抗期もあり生活習慣も勉強も彷徨ってしまったことがあった。
子供の成長を願うと「ようこそ反抗期へ!」と思うが、
親としては心配であるのも理解できる。
反抗期が成長に繋がるよう、ご両親と連絡を取り合っていった。
「勉強をやらされている」感が強かった彼も
受験前には彼の意志で勉強にも向き合えるようになり、
志望校合格に繋がった。
高校入学後も部活で遅い時間になっても「今から行く」とメールで知らせてくれ、
こちらもそれに合わせて調節し、しっかりと学んでもらった。
”ニヤニヤどや顔”しているこの生徒にとって、
人生初めての定期テストでの100点である。
当然、相当うれしいだろう。
また、この事がこれからの学習へのモチベーションにもなっていくだろう。
頑張れば、頑張っただけ結果になって返ってくる。
今では彼の姿は、後輩たちの手本となっている。
後輩たちへの大量のお菓子のプレゼントもありがとう。
子供の成長は素晴らしい。
追記:因みに、新高2、高3生も全員、80点以上を獲得してきている
追記:因みに、新高2、高3生も全員、80点以上を獲得してきている