新教科書では、中1で「素因数分解」「観察、試行によって得られる確率」「累積度数」、
中2では、「四分位範囲」「箱ひげ図」など、これまで高1での単元だったものを扱うことになる。
中2の確立はそのままの内容で残るため、この単元ではかなりのボリュームとなる。
もともと、苦手な生徒が多い単元のボリュームアップとなり、対策が必要となることは必須。

中3では「誤差、近似値」を扱い、ヒストグラム、階級、代表値などは小学へ移行となり、
最も変化するのがデータの活用(資料の活用)となる。

また、理科や社会などで数学の確立や割合など数学的処理が必要な問題が多々見られたが、
今回の改訂では、数学の教科書に理科、社会の内容が盛り込まれ、
全体的に今までは知識だけで解けていた問題が知識より考え方を重視した問題に変わっていく。
公立中高一貫の中学入試問題のイメージをするとわかりやすいかもしれない。

要するに知識の使い方が重要になるわけだ。
それに伴い、高校入試の問題も変化してくるだろう。

しかし開成ラボでは、今までも知識の使い方を重視した指導をしている。
開成ラボの指導スタイルは、まずは自分で解決しようと試みるところから始まる。
生徒たちは、テキスト、過去問など、解らない問題はまず自分で解説をみて理解しようとする。
解説をしっかりと読み解けない子供も多い。
自分で読み解き、国語力も自己解決力もアップしてもらいたい狙いもある。
それでもわからない問題に関してはこちらが指導を行っていく。

指導内容は、添付の解説を使用して説明する場合と、違ったアプローチで行う場合がある。
その生徒に一番解りやすく、効率の良い解答の出し方を探し出し、
いかに持てる知識を駆使して解くかを考えるスタイルを取っている。

他に、頭に柔軟性を持たせるための問題をつねに壁に張り出し、生徒に挑戦させている。
三平方?相似?円周角使う?と思える問題を小学生の知識で解くというルールの問題である。
休み時間などに生徒たちは頭をひねる。
それを解くことができるとお菓子のプレゼントがある。
開校当初から行っているが、現在では昔一番人気だった栗饅頭は影をひそめ
お菓子の種類も増え、豪華になっている。
そのためお菓子目当てに頑張っている生徒も多い。

お菓子がもらえた上にそれ以上の財産が増える。
至れり尽くせりではないか!
数学