■190シリーズ

一番シンプルな4芯構造。
このケーブルの最大の特徴は、
位相ずれが目に見えて少ない点だ。

最近、「電気がきれいな頃の録音」という、
カテゴリーを設けて1950年代後半から、
1960年代前半頃の音楽を主に取り上げている。
音楽の宝庫と言われる当時の演奏と録音技術の素晴らしさを、
もっと多くの人達に知って貰いたいからである。


その長所の極みを引き出す為の、
タイミングと位相の追求を徹底的にやろうと思っている。

四半世紀前から私が提唱し実行している、
「電気の時間軸」と「振動の時間軸」の完成形を目指す為である。


■電気の時間軸
http://rosenkranz-jp.com/search.html?q=%E9%9B%BB%E6%B0%97%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93%E8%BB%B8

それをイメージして名前を「190シリーズ」とした。
末尾の数字はAWGを表している。

IMG_1743



【HP-196】
2.5mm 3.5mm 4.4mm IEM MMCX
26AWG 4芯
全長: 1.052kaiser → 1.043kaiser
分岐: 0.35kaiser
分岐部チューブ掛け: (音響核仕様)
配線: L白+ L黒- R赤+ R緑-
イヤーフック: チューブ曲げ加工


【HP-195】
2.5mm 3.5mm 4.4mm IEM MMCX
25AWG 4芯
全長: 1.052kaiser → 1.053kaiser
分岐: 0.35kaiser
分岐部チューブ掛け: (音響核仕様)
配線: L白+ L黒- R赤+ R緑-

イヤーフック: チューブ曲げ加工

【HP-194】
2.5mm 3.5mm 4.4mm IEM MMCX
24AWG 4芯
全長: 1.052kaiser → 1.039kaiser
分岐: 0.35kaiser
分岐部チューブ掛け: (音響核仕様)
配線: L白+ L黒- R赤+ R緑-
イヤーフック: チューブ曲げ加工

IMG_2009
(写真の音響核は別売)


最初にイメージしたのは、
190シリーズの中核である25AWG。
それで導き出した長さが1.052kaiser。
先ず26AWGと25AWGの二つを1.052kaiserで試作した。
良い感じの感触を得た。

次に半月後に24AWGも1.052kaiserで試作。
試聴して「う~ん・・・?!」
ちょっと気になる音がある・・・


音を聴きながら集中力を高めて長さをイメージしてみた。
導き出た数字は1.039kaiser。
その差0.013kaiser(13.65mm)。
改めてその長さで試作する事にした。

IMG_2019

同時に26AWGもイメージを取り直した。
今度は1.043kaiserになった。
これは元の長さより0.009kaiser(9.45mm)短い。

ベースとなる1.05kaiserに比べると0.07kaiser(7.35mm)短め。
この位相合わせ(間合い)が音程合せの調弦と同じ作業だ。
この長さの違いに「音と音楽の違い」の真因がある。

■音を音楽と感じさせるその法則性
http://rosenkranz-jp.com/View/prejudice_by_sound/the_rules.html



調整後の【190シリーズ】の長さ。
26AWG 1.052kaiser → 1.043kaiser
25AWG 1.052kaiser → 1.053kaiser
24AWG 1.052kaiser → 1.039kaiser 

数日後には甲府の達人から送られて来る・・・