カテゴリ: オーディオ・アクセサリー


B&W 800シリーズ用のフェーズプラグ。
久し振りの注文があった。
実に21年前の商品である。

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専用の治具に装着して外周の隙間の均等性をチェック。
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■RK-PP Selected
http://www.rosenkranz-jp.com/Product/Accessories/rk_ppselectedup.htm






ローゼンクランツ8口電源タップ
34,000円が38,500円で落札。

ローゼンクランツの人気を物語るエピソードである。
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こういう逆転現象が時々起こる。

■RK-TAP8
http://www.rosenkranz-jp.com/Product/returning_technique/RK-TAP8.html






Sound Revolverが定価越えの金額で落札!
定価70,000円が79,000円での落札となった。
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滅多に中古市場に出回らない商品という事もあるが、
現行品としてあるにもかかわらずだから尚更である。






オクターブ和音ワイヤリングはカイザー寸法にて組み上げる。何で不必要と思われるような事をわざわざ行うのか・・・?! 普通の思考では理解し難い筈だ。音楽には複雑かつ多彩な音色が含まれている。

それには、無駄や贅沢も必要な要素の一つなのだ。ひょっとしてと思ったら必ずトライするのがカイザー流儀だ。かくして、革新的な製品を世に誕生させて来た。それはどの商品にも言える事だが、ロングセラーがその魅力と価値を証明している。
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ベース部は肉厚重厚な鋳物だ。鉄橋の骨組みに似た形状を採用している。音楽振動エネルギーを縦横無尽に走らす為だ。スリリングそして勢いよく音楽が迸る。まるで目の前で実際に演奏しているかのような迫力である。
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筐体部の鉄板は3.2ミリ、コンセントパネルはそれより薄く2.3ミリとなっている。音に加速を生み出す為のメカニズムである。音はしなりが命。弦楽器然り、打楽器然り。
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生々しい音を求めている方は是非お試し頂きたい。






久しく売れ行きが芳しくなかったハイエンド電源タップNIAGARA/HB(555,000円)であるが、突然変異のように年末年始を挟んで5台も売れた。
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ここ数年イヤホンをメインにエネルギーを割いていて、ホームオーディオに関しては充分な情報発信が出来ていなかった反省もある。

感動値世界一を合言葉に開発を進めていたRK-Silver/KAと、並行して力を入れている8インチフルレンジユニットのビンテージスピーカーの研究が影響したものとみている。
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今日は仮組で終えよう。






ベストセラー電源タップであるNIAGARA Jr.シリーズ。Jr.2 → Jr.4へのバーションアップの依頼があった。配線図が行方不明ですぐには取り掛かれない。『急がないからゆっくりで構いません』との言葉に甘えていた事もあって一か月以上掛かってしまった。

以下はTARA LAB社8N銅特注仕様の線材を使用したNIAGARA Jr.2の内部配線。電源ケーブルやスピーカーケーブルは当時この線を使っていた。配線もシンプルに入り口から順に方向性を揃え、0.1kaiserの3パラツイストにて組んでいる。この時は未だ和音ワイヤリングもない。
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NIAGARA Jr.4の時代以降、ローゼンクランツオリジナル設計の三菱電線製となり、配線方法もガラリと変わった。どのコンセントに挿してもエネルギー差の少ない安定した給電が可能な自在往来方式の配線である。

長さも多彩になり、あらゆる帯域の楽器に対しても適宜適切に給配電する事を目的としたものだ。配線は短ければ短いほど良いという従来の常識を打ち破るものだ。エネルギーがピークに達するには時間や長さ等諸条件によって違う。


そのヒントは短距離走、中距離、長距離走では、エネルギーの使い方やペース配分が違う事に目を付けた。丁度良いエネルギーを引き出すタイミングや長さや場所の存在である。
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この方式の配線をオールマイティー型自動制御という呼び方をしている。フロントパネルには安定した振動の一口型のコンセントを使用。これが音のリアリティーに大きく貢献している。

長さは、0.1kaiserから0.15, 0.2, 0.3, 0.4, 0.5, 0.6kaiserまで、7つの長さを採用する事によって豊かな和音を奏でられるようになった。

Jr.4ではネジ類は適材配置及び最適なるトルクコントロールを施した加速度組み立てを採用した。これによって音楽表現力が飛躍的に向上した。
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ケーブル同士の接触が振動減衰の働きをもたらしS/Nが飛躍的の向上した。
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背面にはVer. upのシールを添付。
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NIAGARA Jr.4へとバージョンアップしたJr.2であるが、見た目は何一つ違わない。背面のVer. upシールだけがその見分けとなる。
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ミラクルサウンドシャワーを組み立てた。
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この威力は凄いので、一気に臨場感が増す筈だ。
広島のシステムでは初めての音出しとなる。

東京から引っ越して以来、こうした小さな部品がどこに入っているのか探し出すのに一苦労。ネジなどは必ずと言って良いほど買った直後に出て来る事が多い。

皮肉なものである。






最高級電源タップNiagara/HB Ver.Up仕様の注文があった。
鋳造と板金によるハイブリッド構造。
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ベース部が鋳鉄で筐体部が2.3mm厚の鉄板曲げ加工。
安定したサウンドと楽器の迸るエネルギーを引き出す手法だ。サイズはカイザーゲージによるオクターブ和音設計。
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和音ワイヤリングという名の動力を補完し合う独特の配線構造は、
どのコンセントから電源を取っても各機器に万遍なく給電出来る。
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気の遠くなるような実験結果から生まれたローゼンクランツ独自の配線技術である。何故このような配線になるのか、一部の勘の鋭い人は例外として、指で操作するだけで何でも手に入るスマホの奴隷と化してしまった現代人には到底理解出来ないだろう・・・

■達人レベルに到達した技術と勘の冴えによるものだ。
http://www.rosenkranz-jp.com/Product/New_product_information/20130116.html






バフ研磨に出す前の
BROTHER
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1個5,000円という値段はローゼンクランツインシュレーターの中で、BABY[E]2に次いで二番目に安いモデルである。

■ローゼンクランツ インシュレーター一覧
http://www.rosenkranz-jp.com/Product/Insulator/Insulator_index.htm






PB-BROTHERにAマークの刻印打ちを行った。
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このAマーク側が振動の起点となり、
180°反対側へエネルギーが抜けて行く。
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沢山あるインシュレーターの中でこのような物性の方向性管理を行っているのはローゼンクランツだけであり、四半世紀に渡ってトップに君臨し続けている秘密がここにある。





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