March 30, 2009

いま、ローズマリーの花が

rosmarino -fiori

ローズマリーの花が咲いています。
淡い紫色の小花は、ローズマリーの香りの持つ清涼感、シックな落ち着きとイメージがぴったり。花と実や花とハーブの香りは、ミスマッチに思える事も多いのですが、これはJUST!という感じがします。
冬に逆戻りしたかのような寒さがほんの少しゆるんだ今日の東京。ほっと外に出てローズマリーの花を眺めながら、今日は何かローズマリーを使った料理にしよう、と考えているところ。
先週、目にもとまらぬみごとな速さで包丁を使っていた時・・ではなく(笑)、急いで洗い物をしている時に包丁で指先を切ってしまい、キーボードを9本指で打つことになり、出力が落ちています。料理も。「ハダカの手」を駆使するパンやピッツァや餃子はNG。ローズマリー風味のフォカッチャもまだあと数日はおあずけ。
今日はかんたんに、ローズマリーをたっぷり散らした、定番のチキン&玉ねぎ&じゃがいものオーブン焼きかな。

  

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March 08, 2009

お水取りの時だけの・・・

「お水取り」
と聞くと、ソク、自動的に
「ああ、もう春になるんだなあ」
と思うように、近畿育ちの人間はみんな、なっているのではないかなあ、と思います。
お水取りというのは奈良の東大寺二月堂の年に一度の行事で、水の儀式は秘儀、有名なのはたいまつの火が豪快に燃えるシーンですが、そんなことを何も知らない子どもの時から、
「お水取りが終わると春が来ると言われてるのよ」などと聞かされるわけです。
私は奈良のお隣の和歌山で育ちましたが、お水取りを見たことは、残念ながらありません。
和歌山市の高校時代の同級生で、結婚して奈良で暮らす友人が上京し、お水取りの時だけの和菓子をいただきました。
名前は「のりこぼし」。お水取りの時に飾られる木でできた椿の造花を模したものだそうで、上品で可愛らしい小さなお菓子です。
お水取りが終わるのは14日、あと1週間足らずです。陽射しが少なくて暗い日が多い最近の東京ですが、春らしい日も近いのかな・・・お茶の時間にのりこぼしをいただきながらそんなことを思いました。
norikobosi
  
Posted by kaitanicolumn at 20:52Comments(0)TrackBack(0)clip!