栃木県、夏涼しく冬暖かい家づくり

栃木県で冬暖かい、夏涼しい家造り。高性能・低燃費住宅を木の家・木造住宅で提案致します。無暖房で冬暖かい家(無暖房住宅)も可能です。パッシブ設計、高性能住宅で健康的に暮らしましょう。自然素材・無垢材で子育てに安心な健康住宅を提案。栃木県・那須町・那須塩原市・大田原市・矢板市・塩谷町・日光市・さくら市・高根沢町・宇都宮市・那須烏山市・那珂川町・鹿沼市・那須高原。

2005年09月

ウォームビズ。20℃で快適か?

20℃で快適なのは高性能住宅

今度は「ウォームビズ」 暖房も控えめにと環境省

 夏場のノーネクタイ姿を提唱した「クールビズ」に続き、環境省は22日、秋や冬にオフィスの暖房を抑えて省エネにつなげるための新キャンペーン「ウォームビズ」を10月1日から始めると発表した。
 ウォームは英語で「暖かい」の意味。男女を問わず室温20度で快適に仕事ができる服装が対象で、ニット製品の重ね着や保温性の高い下着、帽子などを組み合わせたスタイルが考えられるという。近くロゴを作成し、こうした服を販売する店などで自由に使ってもらう。
 小池百合子環境相は「クールビズはすっかり定着し、百貨店売上高も増えて日本経済をホットにした」とアピール。「夏場の冷房並みに冬場の暖房にかかる電力は大きい。暖房に頼り過ぎず、働きやすく暖かく、格好良いスタイルを定着させたい」と強調した。
(共同通信) - 8月22日16時44分更新

ウォームビズで室温を20℃に設定し電力の消費を減らすことに私も大賛成。でも20℃で快適なのは高性能住宅だけですからー。・・・残念。
室内空気が20℃で体感温度が20℃に感じる為には、壁・床・天井・窓など室内の全部が20℃でないと体感温度は20℃になりません。断熱・気密性能の低い住宅では、体感温度12℃〜15℃程度にしかならないはずです。特にオフィスの女性はスカートでの勤務が大半。コンクリートの床・壁が20℃になる為には24時間暖房が必要です。
小池百合子環境相は以前樹脂製サッシュ(シャノン)で住宅の性能UPとPRしてくれていました。今度も高性能住宅をPRしてほしいものですね、小池百合子環境相さん。・・・私、ファンなんですから・・・。

アレルギー・シックハウス対策

cb602a81.jpgアレルギー体質のお子さんのために。


快適エコ住宅研究会お奨めの本。「アトピーっ子を元気に育てる本」講談社発行、著者・戸田 淨.
私はこのほんを読む前はアトピーに対する知識がだいぶ違っていました。住宅や住まい方によってアレルギーの症状が悪化することのないよう、子供が元気に走りまわれるようにアトピーも直るといいですね。

住宅で後悔しない。

後悔しない家づくりの快適エコ住宅研究会


 あなたは、どんな家を建てたいと考えていますか。それが解らないから今読んでいると思った方は幸運です。意外と多いのがすでに契約済み、すでに新居に住んでいるのに見学会に参加され自分の家と比較して「ああ、なんでもっと勉強してから家をたてなかったのか。」と後悔している人が多いからです。文章なんか書いたことのない私がなぜ、こんな思いをしながらパソコンに向かっているのかお話ししたいと思います。

 私は、栃木県塩谷町で住宅をつくる仕事をしています。引渡し前の住宅をお借りして完成比較勉強会を年に数回開催していますが、勉強会に「築一年ですが見学させていただけますか?」と言う方がけっこう来ます。ご近所の方かなと思い声をかけてみると、かなり遠方から来ていたりします。どうして見学会にきて戴いたのか聞いてみると、「最近、友達の新居に遊びに行ったらうちよりずっと暖かいのでびっくりしたんです。それでかなり値段が高いのかなと思い聞いてみると我が家と同じぐらいの金額。建坪も我が家の方が小さい事が解ってびっくり。失敗したと思い見学に来ました。」と言うことです。かわいそうですが、後の祭りです。予算と部屋数を伝え、間取りや外観は気に入ったので契約したとのこと。三十五年ローンで目一杯借り入れしたので、当分リフォームもできない。と最後は涙目でした。

 また、「契約済みだけど解約したいので相談にのってください。」と言ってきた人もいます。話しを聞いてみると「キャンペーン期間だから今月末までに契約すれば通常より二百万円お安く出来ます。図面を作っていると間に合わなくなりますからこのプランで契約し、後からゆっくり打ち合わせをしましょう。」と言われて契約したそうです。二世帯住宅を考えている方でした。期間が迫っていたので息子さんに相談せずに進めていたそうです。しかし、息子さんに同居を断られて計画が白紙に戻ってしまいました。それで、解約を申し入れたところ「契約金の百万円は、お返しできません。」と言われたとの事でした。

 なぜ、夢のマイホームづくりでこんな思いをしてしまうのでしょう。
 一生に一度の大事業で後悔している人たちが意外に多いことを知り、「これはいかん。」と思い不慣れなパソコンに向かっています。
 家づくりで後悔する人が、一人でも少なくなって欲しいと願っています。

後悔しない家づくりの小冊子を読みたい人は、 クリックしてください。
http://www.nasubm.co.jp/kaitekijyuutaku/index.html#muryou

健康住宅。

シックハウス対策・化学物質過敏症対策
38bf4d54.jpgシックハウス症候群・化学物質過敏症の方は以外に多い。シックハウス対策は指針値がしめされ内装建材のランクが、F☆☆☆☆(フォースター)などと表示されある程度の成果が上がっている。しかし、まだまだ不十分である。快適エコ住宅研究会では最低でF☆☆☆☆を使用してほしいと考える。一般にシックハウス対策はこの程度でOKと思うが化学物質過敏症の方はこれでは不十分である。

化学物質過敏症の方は、何の物質に反応するのかまずはっきりさせる必要がある。一つの物質でないのでかなり大変なことである。私は、過敏症の方に内装材をあらかじめ自分の寝室や居間においてもらったり、触れてもらって反応を確認することをすすめている。自然素材でもまれに症状が出る場合もあり確実な方法だと思う。接着剤・塗料に関しても匂いをかいでもらう、塗布したものを室内においてもらうなどするようにしたい。

快適エコ住宅研究会会員にの中でシックハウス対策・化学物質過敏症対策に明るい会員さんを紹介しよう。栃木県足利市のナチュール工房さんだ。代表の内山さんは外見とはうって変わった?繊細な方です。ご相談は、HPからお願いします。http://kinosumai.co.jp/

写真は、内山さんから事務所のリフォーム(エコリフォーム)完成のお祝いでいただいたお花です。感謝しています。

マイホームで後悔しない為の小冊子。

5700aafb.jpg栃木県の工務店・木の城工房二代目が書いた、マイホーム失敗しない・後悔しない為の小冊子。
長寿命で快適な住いづくりを実現する為に家づくりを始める前に読んでほしい本。
小冊子の無料プレゼント実施中。
安易にローコスト住宅に飛びつかずにその家の長所と短所を知った上で、決断してほしいと思います。

ブランド品は、品質(素材・つくり)・デザインがよく長持ちしますが高価で値引きもほとんどしません。住宅の場合はどうでしょう。ハウスメーカーのブランドが欲しいといった人がいます。日本の有名ハウスメーカーの家はどうでしょう?
素材は、大量生産に適した鉄や耐久性・耐蟻性の低い安価なホワイトウッドの集製材を柱に使っていたりします。
内装はどうでしょう。大部分を占める壁・天井は、ローコスト住宅と変わらないビニールクロスを使用しテいますし、床はほとんどが新建材とよばれる合板のフローリングを使用しています。
デザインは、洗練されたものが多いのは確かですし、総合力ではすごいパワーがあります。ただ、洋服やバッグなどのブランド品と違うのです。知名度はありますがメーカーによっては大幅安売りします。880万で限定販売なんて、どこかのディスカウントショップみたいなことやってたりします。知名度にごまかされずに構造や仕上げ材の品質を確認し後悔しない家づくりをしましょう

イギリスに学ぶ住いづくり。

b1eef0cb.jpgイギリスの考え方に学ぶ栃木の住宅。

塩谷町の工務店・木の城工房二代目が考える栃木の住宅・住い。塩谷町で古くから残っている住宅を見るとやはり構造のしっかりした伝統工法の木造住宅だ。昔の家は、基礎が鉄筋コンクリートで出来ている住宅はない。(戦前の住宅はまずっりません。)土台は玉石の上に乗せて作っていました。今の家づくりから考えるとびっくりしますが、こんな基礎でもしっかりした骨組みの家は残っています。屋根は、入母屋・寄棟そして切妻屋根です。軒の出が深く、夏は日差しをさえぎり冬は日差しを取り入れる太陽の高度をうまく利用したパッシブソーラーの家になっています。

通風を重視した家づくりで腐れから家を守るために床下の換気に重点が置かれています。そのため冬は、寒い家になっていました。 現在の住宅は、床下をコンクリートで覆い湿気対策を行っていますので基礎断熱・外断熱・地熱利用などで冬も快適な家造りが出来るようになっています。しかし、デザイン住宅やローコスト住宅のように軒の出をなくしたり極端に小さくした住宅がたくさん作られています。
軒のでが少ないと、壁に雨があたり外壁が汚れやすく、雨漏りの原因になりやすく夏の日差しをさえぎることが出来ずに暑い家になってしまいます。日本の家の住宅文化には、それに至るまでに研究と実験が繰り返されその土地ならではの住文化が形成されていったのです。機械に頼れない時代に快適に過ごす知恵が凝縮されているのです。

現在、輸入住宅や南欧風・北欧風・英国風・地中海的住宅が日本に多く建てられています。私は、安易に日本に他国のスタイルを持ち込むことにはあまり賛成しません。気候風土・文化の違う国の住宅のデザインが日本に合うとは思えないからです。北欧では、太陽高度が低く夏でも太陽高度が低く軒の出で日射を防ぐことが出来ません。日本とは違うのです。
日本の住宅様式の知恵を理解し省エネ・エコ住宅でエコライフを実現してほしいのです。

私は、イギリス人の考え方が好きです。井形慶子さんの著書、「お金とモノから解放されるイギリスの知恵など彼女の著書は数冊読みましたが、家づくりに対する考え方は大賛成です。イギリスの考え方は取り入れますが、だからと言って日本にイギリス風住宅をそのまま日本に建てた彼女の行動に賛成はしません。ここは、日本なのです。日本にあった、その地域にあった、あなたの土地の立地条件にあった家づくり、街並みに合う家づくりを考えて欲しいものです。

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