将棋  序盤研究会

将棋の序盤定跡研究会

第1図を再掲します。
角頭歩戦法▲2五歩型急戦

ここからの指し方は、①▲2一飛成②▲2三飛成③▲2八飛の3つが有力でした。今回は②▲2三飛成の変化を調べていきたいと思います。
 
第1図以降の指し方
 
▲2三飛成△2二飛▲2三歩△3二金
角頭歩戦法 ▲2五歩型急戦 ▲2三飛成
 途中の▲2三歩に変えて▲同龍は▲2一飛成の変化と合流します。また、▲2三歩に△同龍▲同歩成△4五桂の変化も有名ですが、この変化は攻めが軽いのでこちらを本線としました。
実はこの変化は西川先生の『超攻撃的振り飛車 新生・角頭歩戦法』では後手不利とされているのですが....どうなるか調べてみましょう。
 ここからの先手の指し方は、▲3四竜(悪手)と▲2二竜(本線)の二択になります。今回は▲3四竜の変化を見てみましょう。(▲3四竜の変化は△4五角が入ってしまうと先手がダメになってしまうのですが一応調べてみます。)
 第2図以降の指し方①
 ▲2三歩成△同金▲4三竜△4二銀▲4五竜△同桂▲6六角△3三金
 2018-02-06a2018-02-06b
▲2三歩成は手筋ですが、△4二銀とはじかれると後が続きません。第3図まで進むと△3三金の味が良くて後手がいいでしょう。また▲4五竜にかえて▲4四竜では△6七角成でもいいですが、△3四金が見えにくい好手。(elmoとの検討で教えてもらった手です。)また▲4五竜にかえて▲4四竜では△6七角成でもいいですが、△3四金が見えにくい好手。(elmoとの検討で教えてもらった手です。)
2018-02-06c

この一手で後手勝勢までふれました。(自分が指しこなすにはちょっと棋力が足りないですね...)

 第2図以降の指し方②
 ▲3四竜△4五角▲同龍△同桂▲6八玉△2五飛打
角頭歩戦法 ▲2五歩型急戦 ▲2三飛成▲3四竜▲同龍
 △2四飛と走ると間接王手飛車があるので困ったようですが歩の裏から△2五飛が好手。先手は歩で受けられないのが痛いです。
 第2図以降の指し方③
 ▲3五竜△6七角成▲7七桂△4五馬▲2六竜△2五歩
2018-02-07a
 先手は竜を作れていますが、△2五歩と抑えられて2四歩を回収されてしまうと先手は苦しいでしょう。
 以上で▲2三飛成~▲3四竜の変化はこれにて後手よしと結論づけます。
 次回は▲2三飛成~▲2二竜の変化を見てみます。



 

第2図を再掲します。
角頭歩▲2一飛成
 前回は▲2二同龍~▲2三歩の変化を見ました。今回は別のケースを見ていきます。
 第二図以降の指し方②▲2二同竜の変化
▲2二同龍△2二同銀▲3八金△6二玉▲9六歩(途中図)△7二玉▲9五歩△8二玉▲6八玉△7二銀
角頭歩 2二同龍~▲9六歩
角頭歩 ▲2二同龍~▲9六歩②

▲3八金のところで先に▲6八玉だと△2七角を食らってしまいます。
角頭歩 ▲2二同龍~▲6八玉
 参考図からの指し方の一例 
▲2六飛△4九角成▲2二飛成△39馬▲7九玉△3二金▲1一竜△2二飛車
角頭歩 ▲2二同龍~▲6八玉乱戦

 単に馬を作られるのは癪だ、と思って▲2六飛と打つのは状況が悪化します。先手も▲7九玉と早逃げして粘りますが、△3二金~△2八飛が入ってしまうと、先手は勝てないでしょう。
 また△2二同銀の時に▲6五角は見えますが△8五飛の返し技があって大丈夫。
 2018-02-01a
 本譜に戻ります。本譜の▲9六歩に△9四歩と突き返してしまうと▲9五歩△同歩▲9二歩△同香▲9二飛と竜を作られてしまいます。 
2018-02-02a
 まあ、▲9五歩を取らなければいいだけなので、別に突き返してもいいのですが...(むしろelmoは返し技があるとおっしゃっているのですが)
 ですが片美濃囲いまで囲えてより強い戦いができるこの順を本線としました。
 第5図を再掲します。
角頭歩 ▲2二同龍~▲9六歩②
 ここからの後手の方針としては、△1四歩~△1五歩と伸ばして△1六歩~△1八歩~△1九飛をねっらって行くのが良いでしょう、ですが△2二銀にひもがついていないと▲2八飛の返し技があるので注意が必要です。
 2018-02-02b
 これで▲2一飛成の変化はこの記事をもって終了します。
 次回からは▲2三飛成の変化を調べてみます。


 第1図を再掲します。
角頭歩戦法▲2五歩型急戦

ここからの指し方は、①▲2一飛成②▲2三飛成③▲2八飛の3つが有力でした。今回は①▲2一飛成の変化を調べていきたいと思います。
 
第1図以降の指し方 ①▲2一飛成
 ▲2一飛成△2二飛
 角頭歩▲2一飛成
 第2図の局面の最善手は▲2二同龍ですが、▲1一竜の変化も少し調べてみます。
第2図以降の指し方 ▲1一竜の変化の進行の一例
 ▲1一竜△2九飛成▲1八角△同龍▲同香△4四角▲7七銀△4五桂▲1二竜△5七桂不成
角頭歩▲2一飛成

 一気に進めてしまいましたが、△4四角~△4五桂の味が良く、両取りも決まっているので後手よしだと思います。
 第2図以降の指し方 ▲2二同竜の変化①
 ▲2二同龍△同銀▲2三歩△同銀▲2一飛△3二銀▲1一竜△2三竜

角頭歩 ▲2二同龍
 ▲2三歩と打って竜を作って一見先手がよさそうですが、最終手の△2三飛が歩切れの先手にもろに刺さっていて後手よしでしょう。
 次回は▲2二同龍の別の変化を見ていきます。
 次に続きます

 

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