ラップ、血統、時々私

ラップを軸に競馬を展望していくブログ。時には血統やデータを用いて競馬の深遠に近づけていけたら…なんて考えています!

2012年04月

天皇賞・春 復習


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こんばんは。

14番人気のビートブラックが勝って、オルフェーブルが11着に沈んだ今回の天皇賞・春。では、ラップ的にはどうだったのか?

47.9-48.9-49.9-47.9=3.13.8
13.0-11.6-11.3-11.7-12.4-11.9-11.9-12.7
-12.7-12.7-12.1-11.9-11.4-11.7-12.3-12.5

4ハロン毎のマクロ的な視点でみると1角から3角までの3ブロック目が遅くなり、3角後の下り坂からラスト4ハロンが速いという一見例年通りのラップ。

ところが、1ハロン毎のミクロで見ると例年とは全く別物のレース質になっていることがよくわかります。

例年であれば3角へ向かっての上り坂は物理的な影響と長距離故の『ゆっくり上って最後の直線の為に脚を温存』という『常識的』作戦でラップが緩められていくのが特徴。

翻って、今年のラップは『正面でハイラップを刻んで後続を離して逃げ→1角でペースを落として息を入れる(ここで後続との間が縮まる)→向こう正面で坂の上りはじめからペースを上げて再度後続を突き放し→下り坂の惰性で雪崩れ込む』というスタミナを頼りにペースで撹乱させる消耗戦。

勝ったビートブラックは鞍上石橋騎手が馬のスタミナを信頼して『一か八かの展開戦』に持ち込んだ『戦略勝ち』でしょう。

近年では04'のイングランディーレが鞍上横山騎手で逃げ勝った年のラップ傾向と類似点がはっきりと見てとれます。

04'のラスト8ハロン
12.8-12.4-12.7-12.4-12.2-11.6-12.1-12.4

ペース配分の違いこそありますが、『上り坂でペースを上げて→最後の直線は惰性で雪崩れ込み』は今年と同様ですね。

結局、こうしたハイラップの消耗戦になると戦略勝ち(もちろん豊富なスタミナと実力があってこそ)のビートブラック以外ではトーセンジョーダンが現役屈指で、前にいた展開利云々関係なく後続を完封して連対したのは当然の流れ(展開利があったというならナムラクレセントやゴールデンハインド、ユニバーサルバンク辺りのどれかが掲示板にいなければおかしいですよね)

また、去年の優秀なラップだった菊花賞で2着だったウインバリアシオンが3着にきたのもある程度自然な結果でしょう。

問題は...まぁ、オルフェーブルですよね。心配された折り合いはここ1年の中で最も問題ない追走でしたが、直線全く弾けず。

オルフェーブルは新馬戦以来上がり順位が2位以内でなかったのが、明らかな適性外だった京王杯2歳Sだけだったんですね。

では、今回の条件が全く向かなかったのか?と言われれば、去年の菊花賞のラップ内容を見れば『否』と言わざるを得ない。

原因は他の専門家に任せますが、1つだけはっきり言えるのは『決して鞍上の池添騎手だけの責任ではない』ということ。



さて、先週からランキング誘導を開始した結果、嬉しいことにランキング60位台にまでくることができました。クリックして下さった皆様ありがとうございます。

一応、ランキング誘導は春のGⅠが全て終了する宝塚記念まで続けていこうと思います。今回ここまで読んで下さった方の為にここ5年の連対馬10頭中9頭が該当している条件を次のエントリーを上げるまでの間のみ書いておきます。


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☆コメント返信
ゆういちさん
結果として、全然参考にならないエントリー内容で申し訳ありませんでした。

今週のNHKマイルCは是非とも...ってここ最近毎回そうなんですが(苦笑)読んでいただいた後に『参考になったな』と思えるエントリー内容にしていきたいと思います。

これからも宜しくお願いします。


はらぺこさん
いや、まさかこんなになるとは想像していませんでした!

ちょっと『毒』少なめにしないと炎上しかねないので、文章内容を軽めにするかもしれません。


mmさん
私が1番驚いてます(笑)

できるなら結果で喜んでいただきたいのですが...まだまだ精進足りないようです。

私もしっちぃ☆さんのブログと出会えていなければ今ほど競馬を楽しめていなかった可能性が高いです。本当にしっちぃ☆さんのブログは勉強になりますよね。

頑張ります!


パパキトさん
この程度の順位でオッズへの影響なんて重賞クラスならないに等しいですから(笑)

天皇賞・春 各馬考察②


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前回の続きです。


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ランキングに馬名があります。

斤量耐性:◎
高速馬場:◎

正直な話、週中は切り対象だった同馬。 ただ、今日の高速馬場とメンバー構成から想定する展開を考えると、この馬の操縦性の良さとキャリアは看過できない。

出来に関しては、尊敬するしっちぃ☆さんの評価は高くなく、イマイチ信頼度が足りないのは事実だが、対応されてもおかしくない適性がある以上は買い目から外すわけにはいかない...という判断。


☆評価
Aオルフェーブル
Bウインバリアシオン、
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Cトーセンジョーダン

天皇賞・春 各馬考察①


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こんばんは!

早速、各馬の考察に入りたいと思います。

まず、週中のエントリーで触れた連対条件の適合馬
・オルフェーブル
・ギュスターヴクライ
・コスモロビン
・ウインバリアシオン

・オルフェーブル
斤量耐性:△
高速馬場:◎

この馬に関して触れる必要はないですよね。もし、詳しい考察をみたい方は有馬記念の考察エントリーを御覧いただければと思います。

http://blog.livedoor.jp/kakedase3haron/archives/1624557.html


・ギュスターヴクライ
斤量耐性:×
高速馬場:×

阪神大賞典1着
38.6-38.7-39.4-37.5-37.3=3.11.8(稍重)
(6-6-5-4)上がり:37.1(2位)

ダイヤモンドS2着(+0.1)
50.6-53.1-41.1-36.8-35.2=3.30.8
(9-9-7-9)上がり:34.4(1位)

ステイヤーとしての素質は確かに高いが、前走は斤量55キロにオルフェーブルの逸走。我関せずで自分の競馬に徹したことによる棚ぼた。

ダイヤモンドSも斤量は55キロ。しかも、道中13秒台後半ラップが3回も続く超どスロー。

いくら天皇賞・春が1角から3角までラップが緩んでも、ダイヤモンドS程のラップの緩みはありえない。しかも、今回は逃げ馬が揃った状態での高速馬場。

斤量経験、高速馬場対応経験が共になく、中盤ラップが緩いレースしか経験のない同馬にとって、初めての条件尽くし。一つぐらいのハードルならさほど気にはしないが、全ての条件をGⅠの舞台でいきなり全部クリアできるか?と言えば、正直無理な注文ではないか。

エリート街道を進んできて、いつも強敵としのぎを削ってきた経験がなく、長距離路線をコツコツと歩んできたタイプは天皇賞・春で悉くスピード負けする。切り妥当。


・コスモロビン
斤量耐性:△
高速馬場:△

日経賞4着(+1.1)
31.0-49.9-38.7-37.8=2.37.4(重)
(8-9-9-8)上がり:36 4(3位)

迎春S(中山2500、1600万)1着
29.9-50.6-36.2-36.3=2.33.0
(8-8-9-8)上がり:34.6(1位)

今回の最大の惑星はこの馬。正直、能力面において壁がある感は否めないが、中盤でハイラップが刻まれるレースの経験はすでにある。人気薄故の道中でロスの少ない競馬ができれば馬券圏内にいても全然不思議ではないと思っている。


・ウインバリアシオン
斤量耐性:△
高速馬場:○

この馬に関してもイチイチ説明いらないと思うのですが...

一つだけ世間で言われる『晩成型』の評価について。確かに、ハーツクライ産駒は概ね晩成型の特徴がみてとれ、同馬が晩成型であることに異論はありません。

ただ、純粋に血統的な観点で言えば母父ストームバードは比較的早熟の傾向があって、同馬が3歳から活躍できた背景は母系の影響が少なからずあるのではないでしょうか。

さらに言えば、ウインバリアシオンよりもオルフェーブルの方が血統的には晩成血統で、成長力で逆転も...はかなり望み薄だと血統からは判断せざるを得ません。相手筆頭もオルフェーブルとの逆転は望めないという評価。


☆コメント返信
ゆういちさん
初めまして!

コメントありがとうございます。

セントライト記念のフェイトフルウォー強かったですね。血統配合もオルフェーブルと同じステイゴールド×マックイーンですから長距離への対応は可能だと思います。

ただ、問題は『中山2200で勝ちきってしまったこと』だと考えています。過去のAJCCのエントリーを読んでいただけたら分かると思うのですが、中山2200で問われる資質と京都3200で問われる資質は大部異なります。

オルフェーブルのようにどんな条件でも勝ってきていれば気にしませんが、セントライト記念を上がり最速で快勝→菊花賞で上がり順位が5位での7着は中盤でずっと一貫したラップでこそパフォーマンスを最大限に発揮するキャラだと想定できます。

実際に、オープン昇級後の連対が全て一貫ラップになりやすい中山競馬場というのがキャラをより規定させている証拠として上げられます。

以上が私のフェイトフルウォーへの評価です。他にも質問があればどんどんコメントしていただけたらと思います。


はらぺこさん
いや、別に焦らしてるつもりはないのですが...考察する前の準備としてのエントリーですから。

まぁ、はらぺこさんはいつでも私に聞けるじゃないですか(笑)

天皇賞・春 考察前にデータの整理


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こんにちは!

各馬考察は後程しますが、考察前に今回の前提条件を書き出していきます。

まず、天皇賞・春は
・斤量58キロを背負わされる特殊GⅠ
・1角から3角までのラップが緩み、ラスト4ハロンのロングスパート戦
・中距離をこなせるスピードが必須
・生粋のステイヤーではスピード負けしてしまう

そして、本日の京都の馬場は
・未勝利の芝2000が2.00.6、1600万条件の芝2000で1.57.6という超高速馬場
・決してインコース有利ではない馬場バイアス
・クラス平均より速い中盤ラップでもラスト1ハロンのタイムが掛からない

さて、先週までの異様なインコース有利なバイアスはなくなっていましたが、JRAのお家芸である馬場弄りはしっかりとやってきていますね。

今回の前提条件を考えるに、有利になる馬と不利になる馬が顕著に出てきそうですね。『何が重要なのか?』と『有利・不利になる可能性の高い馬』を馬番でランキングに書いておきます。かなり重要な要素なのでできるだけテェックすることをオススメします。


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天皇賞・春 トーセンジョーダンの取捨


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こんばんは!

ランキングクリックの誘導って凄まじいですね。350~450位ウロウロしていたのが、さきほど確認したら130位台まで上がっていました!なんかランキングが上がるとモチベーションも上がってくるから不思議です(笑)

さて、今日はトーセンジョーダンを取り上げようと思います。

28日0時現在は4番人気。去年の秋GⅠで天皇賞・秋1着、ジャパンカップ2着、有馬記念5着と1勝した上に全てで掲示板を確保と安定感抜群のトーセンジョーダン。

では、今回の天皇賞・春はどうなのか?過去の好走レースラップを見ながら考察してみたいと思います。

・ジャパンカップ:2着(+0.0)
37.1-37.0-35.6-34.5=2.24.5
13.0-11.7-12.4-12.5-12.2-12.3-12.5-11.9-11.2-11.0-11.5-12.0
(2-2-2-3)上がり:34.3(5位)

例年のジャパンカップは中盤のラップこそ開きがあるが、基本的にはラップが急激に変化するのはラスト4~3ハロンあたり。ところが、このレースはウインバリアシオンが3角から捲りに出たことで8ハロン目から12秒を切り、ラスト5ハロンの超ロングスパート戦になった。つまり、ここで問われた内容は『持続力=底力』!

・天皇賞・秋:1着
34.3-46.0-35.8=1.56.1
12.5-11.0-10.8-10.8-11.4-11.8-12.0-11.9-12.1-11.8
(11-10-11)上がり:34.2(2位)

・アルゼンチン共和国杯:1着
28.9-48.7-36.6-35.8=2.30.0
7.0-11.1-10.8-12.2-12.2-12.1-12.2-12.3-12.1-12.2-11.8-11.6-12.4
(7-8-8-8)上がり:35.2(1位)

天皇賞・秋とアルゼンチン共和国杯のラップを見比べると距離の違いこそあれ12秒台前半以下のラップが延々と続く『超持続戦』であることがわかる。しかも、その際の上がり順位が1・2位。つまり、より厳しい展開になればなるほどそパフォーマンスを上げていくタイプだと判断できる。

3レースのラップを並べてみればわかるが、トーセンジョーダンが連対できるレースラップというのは『厳しい流れで底力問われるレース』に限られる。

現に、超どスローだった有馬記念では後続に差されて、前走の大阪杯もスローの流れの結果ショウナンマイティに差されてしまっている。

オープンレベル程度であれば難なく勝てるだけの『ギア変速機能』を持ってはいるが、GⅠという最高峰の舞台ではどうしても『キレ負け』してしまう...というワンパンチ足りないキャラ。

そんな『ワンパンチ足りないキャラ』のトーセンジョーダンは連対圏は厳しいと評価せざるを得ない。

ただ、3着なら話は別!今回の出走メンバーは逃げ馬候補に超アグレッシブな騎手が乗っている上に、逃げ馬候補が3頭もいる。ここから考えると、例年よりも3角までのラップの緩みが小さい可能性が高い。

つまり、展開面を考えるとトーセンジョーダンが3着に粘り込める可能性が例年よりも高いと判断できる。

なので、3連系馬券では積極的に3着付の馬券を持ちたいと考えている。

ちなみに、トーセンジョーダンが馬券圏内に来た際に同時に馬券圏内が難しいと考えてる人気上位の馬をランキングに馬番で載せておきます。


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☆コメント返信
パパキトさん
うん...Twitterでやり取りし過ぎて書くことないです(笑)
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