2005年11月07日

フォーガットン

「シックス・センス以来最も衝撃的なスリラー」

フォーガットン



あらすじ(Amazon.co.jpより)

飛行機事故で息子を亡くしたテリーは、悲しみから逃れられない。そんな彼女を夫や精神科医は見守るが、やがて不思議な現象が起こる。止めてあったはずの車がない。飲んでいたはずのコーヒーがない。そして人は「車はここになかった」「コーヒーを飲んでいなかった」と言うのだ。テリーは記憶を捏造していると。そして大切な家族3人の写真から息子だけが消え、息子を可愛がっていた友人も、夫も「息子などいなかった」と。一体何が起こったのか。大切な息子を「存在しない人物」と言われても、決して信じないヒロインは、その真相を探るべく、奔走する。


カケ蕎麦辛口映画批評


今回の批評はネタバレ度高めです!!未見の方は注意!!


いや〜、こういう映画を観ると、もはやハリウッド映画は本当に映画のネタが尽き果てたのだなと感じますね。
この映画のコピー「シックス・センス以来最も衝撃的なスリラー」は正に的確にこの映画を言い表しています。
私個人としては「シックス・センス」よりはむしろ「サイン以来最も衝撃的なスリラー」でした。

あ、はい。

あのシャマラン監督の「サイン」です。

今作「フォーガットン」は私の中では「サイン」、「ドリームキャッチャー」と肩を並べる○○人ネタ映画・黄金3部作として永遠に語り継がれるでしょう。

作品のテイストとしては、漫画ですが藤子・F・不二雄先生のSF短編集に近いと思いました。
非常に不思議な話だけど変にサスペンス的に後を引かず、サクッと終わる感じがです。

藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版 (1)

ちなみに知らない方の為に補足説明をすると、藤子・F・不二雄先生の短編集における「SF」とは「サイエンス・フィクション」ではなく「すこし・ふしぎ」の意です。



私個人としては、ある意味では非常に斬新な映画であり、ある意味ではほとんど反則に近い映画だと思いました。
少なくとも数年前までなら、いかにハリウッドと言えどもこれはアウトだったでしょう。
謎解きミステリーを期待する観客を見事に良い意味でも悪い意味でも裏切る映画です。
「反則技」というよりは、むしろ見事なまでの映画配給会社の「販促技」だったとしか言い様がありません…。

正に映画の題名どおり、忘れたくても忘れられない映画になるでしょう。

カケ蕎麦辛口映画批評 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1点


  
Posted by kakesobaya at 19:44Comments(5)TrackBack(3)辛口映画批評

2005年11月03日

バタフライ・エフェクト

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション



【イントロダクション】(Amazon.co.jpより)
<バタフライ・エフェクト>とは、「ある場所で蝶が羽ばたくと、地球の反対側で竜巻が起こる」=初期条件のわずかな違いが、将来の結果に大きな差を生み出す、という意味のカオス理論の一つ。精緻なパズルのように組み上げられたストーリー。ノンストップで繰り広げられるサプライズの連続するクライマックス。5感を挑発し、感情を揺さぶる未体験の興奮。サスペンスに満ち、同時にエモーショナルで感動的な愛の物語。あの「マトリックス」を超えるオリジナリティと「シックスセンス」を凌ぐ衝撃と絶賛され、全米初登場No.1の大ヒットを記録。ヨーロッパ各国や韓国でもNo.1大ヒットを獲得した。



カケ蕎麦辛口映画批評

映画の前半部分はサスペンス的なつくりでドキドキします。

「君を救うため、ぼくは何度でも過去に戻る。」
と、映画のキャッチコピーにあるように主人公は過去に何度も戻るので
この前半部分のシュチュエーションをしっかり覚えておくことが、この映画を楽しむ秘訣です。

簡単に言えば、サスペンスタッチの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でしょうか。
個人的には「スタンド・バイ・ミー」を思い出すシーンも多かったです。
現在を理想の状態にするために主人公が何度も過去へ行き、修正をするお話です。

もちろん「タイムスリップ」するための方法がこの映画の中にも出てくるのですが
その方法が「ちょっとそれは無理やろ。」という方法で私にはしっくり来ませんでした。
まあ、それを言ったらタイムスリップ映画は成立しませんけどね。
途中で主人公が突然、Bボーイ系になって「俺達のハウスが〜」などと言い出した時にはさすがに違和感がありましたw。

話自体はけっこうありきたりな話です。テンポも少々悪く、中だるみもあります。
が、全体としては上手くまとめられています。
ラストシーンが非常に印象的な映画です。
秀逸だと思います。
DVDには別エンディングが収録されていますが、確かに本編のエンディングが一番ベストですね。



カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★★☆☆☆7点









  
Posted by kakesobaya at 09:46Comments(3)TrackBack(7)辛口映画批評

2005年10月19日

マシニスト

マシニスト

監督は、『セッション9』のブラッド・アンダーソン。
ちなみに「マシニスト」とは機械工という意味です。
この映画では主人公の職業を意味しています。

あらすじ

機械工のトレヴァー(クリスチャン・ベイル)は、極度の不眠症で1年間ほとんど眠れずにいた。ある日、トレヴァーは新入りの溶接工、アイバンに気を取られ、仲間の腕を機械に巻き込む大事故を起こしてしまう。上司や同僚は、アイバンという男は存在しない、と、トレヴァーに不信感を抱く。同じ頃、トレヴァーの自宅の冷蔵庫には、身に覚えのない不気味な首吊りゲームの絵が張られていた。誰かが自分を陥れようとしている、そう信じたトレヴァーは、ますます精神を蝕まれていく…。



カケ蕎麦辛口映画批評

ええ〜今回はサクッと批評します。

1 ズバリ!オチが弱いですね。
  バレバレです。しかもこういう映画でよくあるパターンです。

2 クリスチャン・ベールお疲れ様。
  歩けなくなるほど(30キロ減)減量したあなたはエライ!
  
以上。

この2つが全ての映画です。



カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★☆☆☆☆6点



あ、そうそう。
クリスチャン・ベール主演の映画で「アメリカン・サイコ」という映画がありました。
のちに「アメリカン・サイコ2」というグズグズな続編も製作されました。

アメリカン・サイコ

アメリカン・サイコ2


この人、こういう役作りが好きなんでしょうか?
今作も十分に「サイコ」でしたが。

太陽の帝国



クリスチャン・ベールは意外と芸暦が長いです。

本名はChristian Morgan Bale。子役として活躍する姉の影響の下、幼い頃より演技の勉強を始め、87年にスピルバーグ監督作品「太陽の帝国」のオーディションで4000人の難関を突破。両親と生き別れになり、強制収容所に送られた少年の成長を見事に演じ、高い評価を得る。以後も堅実にフィルモグラフィを固め、実力派の若手として活躍を続けている。00年に結婚した。

そうそう。スティーブン・スピルバーグ監督の「太陽の帝国」のあの少年です。
そう言われると、この演技力や役作りの見事さは納得ですね。

作品リスト
・ バットマン ビギンズ(2005)
・ マシニスト(2004)
・ サラマンダー(2002)
・ しあわせの法則(2002)
・ リベリオン(2002)
・ コレリ大尉のマンドリン(2001)
・ アメリカン・サイコ(2000)
・ シャフト(2000)
・ 聖母マリア(1999)
・ コーンウォールの森へ(1998)
・ ベルベット・ゴールドマイン(1998)
・ シークレット・エージェント(1996)
・ スウィング・キッズ(1993)
・ ニュージーズ(1992)
・ 太陽の帝国(1987)
・ ミオとミラミス 勇者の剣(1987)









 



  
Posted by kakesobaya at 00:45Comments(1)TrackBack(2)辛口映画批評

2005年10月17日

「ピンポン」の松本大洋氏「鉄コン筋クリート」が映画化

「ピンポン」の松本大洋氏「鉄コン筋クリート」が映画化

鉄コン筋クリート (1)

鉄コン筋クリート (2)

鉄コン筋クリート (3)

 漫画家、松本大洋氏の人気コミック「鉄コン筋クリート」(小学館)が米ハリウッドの豪華スタッフによって映画化されることが16日、分かった。

 「鉄コン〜」は、荒廃しきった架空の町「室町」に生きる対照的な性格の少年2人「クロ」「シロ」の友情と葛藤を描いた物語。平成5年から6年にかけ、「週刊ビックコミックスピリッツ」に連載され、単行本は全3巻で100万部を超えている人気作品。

 松本作品では、「青い春」(平成14年)「ピンポン」(同15年)が実写で映画化されており、今回は最新CG技術を駆使しアニメーションとして甦る。

 監督は「アニマトリックス」(’03年)で総指揮を務めたハリウッドビジュアル・エフェクツ(視覚効果)の第一人者、マイケル・アリアス氏。仕事で来日した同氏が「鉄コン−」の存在を知り、オファーし続け、映画化が実現した。松本氏は「マイクの送ってくれたビデオテープには子供特有の危うい様子が美しく表現され、涙が出るほど感動しました。期待しています」とコメント。平成19年公開予定。

(サンケイスポーツより) - 10月17日8時3分更新



カケ蕎麦辛口映画批評

と、言ってもまだ観てないので批評ではないのですが…。

「鉄コン筋クリート」は、私のかなり好きな作品で、いやむしろ一番好きかも知れません。名作中の名作だと思ってます。

今まで「鉄コン筋クリート」は何度も何度も映画化の話が立ち上がっては消えてました。

■ セガ・エンタープライゼスが出資するアニメ制作会社「トリロジー」が、人気漫画「鉄コン筋クリート」をCG映画化、日米仏で2001年夏の劇場公開をめざす…。



■ 11/02(火) オールナイト 50min 「Studio 4℃」&「トリロジー」デジタル・アニメーション競演! 『永久家族』『ハッスル!!とき玉くん』『鉄コン筋クリート』『PiNMeN』の4作品を上映。『永久家族』は97年4月から98年3月まで、連続53本のシリーズ作品としてCM枠でTV放映され、業界初の試みと話題になった作品。カリスマ的人気のアニメーター、森本晃司監督の貴重な作品として知られているが、一本の作品として上映されるのは今回が初めて。同じ森本晃司監督作『ハッスル!!とき玉くん』は通産省主催の第13回マルチメディアグランプリCG部門エンターテインメント賞、文化庁メディア芸術祭デジタルアート・ノンインタラクティブ部門大賞を受賞、海外のCGフェスティバルでも絶賛された話題作。『PiNMeN』は『ハッスル!!とき玉くん』にも参加していたCGアニメーターの池田爆発郎監督が、演出・作画・編集・音楽の全てをたった1人で作り上げた逸品。9月に行われた「シーグラフ東京・CGフィルムショー」で上映され、絶賛の拍手が起こった注目作。また、新時代のアニメーション映画として、その完成が国内はおろか海外で待たれている期待作『鉄コン筋クリート』、2001年の完成に先駆けて制作されたパイロット版も上映。なお、これら全ての作品はフィルムを使わないで話題のデジタル・プロジェクター「DLP TM」を使用して上映します。 「永久家族」監督:森本晃司1998年/25分/日本語/スタジオ4℃提供「ハッスル!! とき玉くん」監督:森本晃司1998年/4分/日本語/トリロジー提供「鉄コン筋クリート(パイロット版)」監督:森本晃司1999年/4分/日本語/トリロジー提供「PiNMeN」監督:池田爆発郎1999年/3分/日本語/トリロジー提供

などなど…。

詳細な情報はコチラより。←鉄筋以外にも何やらレアな映像・画像が盛りだくさんなフランスのサイトです。


1996年には瀬々敬久監督により『俺たちゃ二十一世紀の糞ガキタチ』というタイトルで実際に映画化もされました。

瀬々敬久監督のプロフィール
「ピンク四天王」と呼ばれるピンク映画界の巨匠。
1960年、大分生まれ。
京都大学在学中から自主映画を撮り始める。
1989年、「課外授業・暴行」で監督デビュー。思想的・社会的視点を取り入れた刺激的な表現の作品を次々と発表。
1995年、なぜか辻仁成の初監督作品のプロデュースを手がける。
同1995年、ロッテルダム映画祭、ヴィエンナーレ映画祭で「猥褻暴走集団・獣」が、カルロヴィヴァリ映画祭、ヴィエンナーレ映画祭、1996年ロッテルダム映画祭で「高級ソープテクニック4・悶絶秘戯」が上映され、フェミニストに批判されるも、無視するのではなく、積極的に議論を繰り返す。


あ。一応説明しておきますが、原作の「鉄コン筋クリート」は別にHな話ではありませんので誤解なきよう。

私がリアルタイムでビッグコミックスピリッツに連載されていた「鉄コン筋クリート」を読んでいた頃からすでに10年以上が経ちましたが、いよいよ「ピンポン」、「青い春」、につづいての待望の映画化です。

リボルバー 青い春

松本大洋ファンの期待を裏切らない作品づくりと今度こそは映画化が立ち消えにならないことを祈ってます…。





  
Posted by kakesobaya at 10:21Comments(5)TrackBack(4)辛口映画批評

2005年10月16日

キングダム・オブ・ヘブン

キングダム・オブ・ヘブン 特別編(初回限定生産)

あらすじ

『グラディエーター』などの巨匠、リドリー・スコット監督が、12世紀を舞台に、十字軍とエルサレムの関係を史実に基づいて描いた壮大なアクション絵巻。主人公はフランスで鍛冶屋を営んでいた青年バリアンで、突然現れた父の誘いで十字軍遠征に参加した彼が、父の意志を継ぎ、エルサレムに平和をもたらすべく苦闘する。バリアンの騎士としての成長に、エルサレムでのキリスト教とイスラム教の共存と攻防、王の妹とバリアンの道ならぬ恋が絡んでいく。



カケ蕎麦辛口映画批評

びっくりしましたね。えっ、これを作ったのがあのリドリー・スコット監督なの?と。

まずは冒頭からサクサクと気持ちよく人が死んで生きます。
12世紀フランス、十字軍の時代ですからサクサク人が死んで当然です。

冒頭で突然、妻子を失い生きる望みを失った鍛冶屋の青年バリアンのもとに
どこからともなく突然、実の父親と名乗る十字軍の騎士ゴッドフリーが現れる。

ここからこの映画のテーマである、
“キングダム・オブ・ヘブン”(天国の王国)を作るという理想を胸に、2人は聖地エルサレムへと旅立つのであった…。

が。

突然の追っ手の襲撃により、サクサクと死んでいくゴッドフリーの部下たち。
ゴッドフリー自身も深手を負ってしまいます。
なぜか一番弱そうな主人公バリアンは全くの無傷です。
まさに神のご加護。
主人公だから当然と言えば当然のことです。

もちろんゴッドフリーはサクッと亡くなり、バリアンは突然、ゴッドフリーの意思を継ぎ、騎士団を率いる事に。

あ、出ました。
王の妹です。
エヴァ・グリーンというフランスの方です。
化粧濃いですけど、綺麗な人です。

そう言えば、ベルナルド・ベルトリッチ監督の『ドリーマーズ[The Dreamers]』という映画に出ていました。今度は「ルパン」にも出るみたいですね。売れっ子です。第二のミラ・ジョボビッチ的存在になりそうな予感がします。

ドリーマーズ 特別版 ~R-18ヴァージョン~
ドリーマーズ 特別版 ~R-18ヴァージョン~
『キングダム・オブ・ヘブン[Kingdom of Heaven]』に出演している24歳のフランス人女優エヴァ・グリーン[Eva Green]は、デビュー作であるベルナルド・ベルトリッチ[Bernardo Bertolucci]監督のセクシーティーン映画『ドリーマーズ[The Dreamers]』で終始マスターベーションやセックスシーンを演じなければいけなかった。『妹は大嫌いみたい。父はずっと黙ったままだったし、未だにあの映画については何も言ってくれないの。』とエヴァ。『母だけは好きだって言ってくれてるけど、でも最初はかなりショックだったみたい。』



さて、その後はどうなるかと言うと、私はこの映画を観るのが苦痛になってきたので就寝してしまいました…。

「ちゃんと見てないくせに偉そうに辛口批評してんじゃねえぞ!ゴルァ!」

と怒られそうですが、基本的には私はどんなにつまらない映画でも比較的最後まで頑張って観る方なんですけどね…。
リドリー・スコット監督の作品だけに私の期待が高すぎたのでしょうか…?

この後の
クライマックスの城壁での戦闘では、巨大なセットと大量のエキストラ、実物大で作られた「攻囲塔」の倒壊など、細部まで衝撃的な大迫力!
なシーンを観ずしてこの映画を語るなかれ!と言われそうです。

はい。そうかも知れません。

しかし、この映画はそのクライマックスへの「つなぎ」が酷過ぎます。
いや、むしろ、つながってません。私が力尽きてしまうように。

まず、冒頭の展開があまりにもスピーディーかつ唐突すぎて、全く主人公バリアンに共感とか感情移入が出来ません。これが出来るのは、オーランド・ブルーム目当てでこの映画を鑑賞された一部の女性ファンのみでしょう。

それに主人公であるバリアンの心理描写があまりに少なく、あまりに浅はかで映画全体を薄っぺらいものにしています。

たぶん、最後まで観てないので、あくまで私の予想なんですけど最後はきっとバリアンと王の妹は禁断の恋に落ちるのでしょう。もしかしたら冒頭での「妻子を失い生きる望みを失った」という設定があるため、それすら中途半端な描写かもしれませんが。

ちゃんと最後まで見た方は教えて下さい(笑)。

オーランド・ブルームは、これまでの繊細なイメージを捨てたかったのでしょうか?
それにしても今回はキャラが立ってないですねぇ。
完全にエドワード・ノートンやリーアム・ニーソンら脇役に喰われてますしね。
この人、こんなに演技下手でしたっけ?



あ、スイマセン。辛口なことばっかり言って。
お詫びにオーランド・ブルームのこんな映画をご紹介します。

チャンピオン 明日へのタイトルマッチ
チャンピオン 明日へのタイトルマッチ
ひょんなことから、ボクシング現世界チャンピオンの試合相手として急遽代役を立てられてしまったアマチュア・ボクサーのジミーは、タイトルマッチに向けて猛特訓を開始する。果たしてその行方は…。




カケ蕎麦辛口採点 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆1点  
Posted by kakesobaya at 00:00Comments(2)TrackBack(3)辛口映画批評

2005年10月11日

ライフ・アクアティック

ライフ・アクアティック コレクターズ・エディション(初回限定生産)

あらすじ

“チーム・ズィスー”のリベンジのための航海は、山あり谷あり。最悪な人生ほど、最高の冒険だ―。
主人公は、(現在は落ち目と噂される)世界的に有名な海洋探検家にして、海洋ドキュメンタリー映画監督のスティーヴ・ズィスー(ビル・マーレイ)。横柄で傲慢、自分勝手で超自己チューなのに、どこか憎めない男。この10年近く自作の映画がヒットしていないものの、黄金時代のプライドを捨てきれないでいる。ある日、そんなズィスーの前に、ズィスーの元恋人の息子で、(彼曰く“たぶん”)ズィスーの息子と言う青年ネッド・プリンプトン(オーウェン・ウィルソン)が現れた。「母は死んだ」と告げるネッドにズィスーは「たぶん私の息子だ」と動揺し、自分の栄光のために過去に失ってきたものを思い出す。ズィスーは、クセ者ぞろいの映画製作集団、“チーム・ズィスー”に彼を誘う。チーム・ズィスーは次の航海の準備に取り掛かる。「幻のジャガーザメ」に殺された仲間の仇を討つために、そして、失われた名誉を取り戻すために―。しかし、その航海には、想像を越えた冒険と、思わぬ悲劇が待ち構えていた…。


カケ蕎麦辛口映画批評

あのビル・マーレイがダメ〜なオヤジを好演。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」のウェス・アンダーソン監督作品。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」は僕の大好きな作品の一つなので期待して観たのですが、正直、期待以上でも期待以下でもなく面白い作品でした。

愛くるしい個性的なキャラたちとユル〜い物語の進行具合。そして「何でやねん!」という不条理な出来事の数々。

個人的には丁度、ツボにはまる作品なので大好きですが、友達に「絶対に面白いよ。」とは自信を持って薦めれない作品ではあります。

基本的なストーリーは「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」とまったく同じく、ダメ親父の栄光と挫折、そして家族再生をユーモラスに描いたコメディドラマであります。

豪華キャストでそれぞれに個性的なキャラが入り乱れるのですが、個人的にはウィレム・デフォー最高!!です。あえていろいろ言いませんが、かつてこれほど彼をチャーミングに描いた映画はありませんでした。

全体的には控えめな演出で物語は淡々と進むのですが、意外と制作費かかってそうな感じとツッコミどころ満載の出来事の数々は本当に笑えます。下手なパロディ映画なんかよりよっぽど笑えます。

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

きっと好き嫌いはハッキリと分かれる作品だと思いますので、まずは「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を観て、面白いと思った人は観る。ダメだなぁ〜と思った人は敬遠する。ということで。

あと個人的には「ライフ・アクアティック」内で使用されていた楽曲はクールだと思います。
「ロイヤル・テネンバウムズ」のサントラもなかなか良い出来でした。
楽曲のセンスの良い映画監督の映画は面白い。というのは私の映画持論です。
クエンティン・タランティーノとかウォン・カーウァイとかね。

The Life Aquatic With Steve Zissou
Original Soundtrack
Hollywood (2004/12/14)
売り上げランキング: 12,599


The Royal Tenenbaums [Original Motion Picture Soundtrack]
Gregory Browne Jackson / Copeland John / Erdelyi, Thomas / Hyma Colvin Douglas / Cummings Nick Drake Bob Dylan George Enescu Vince Guaraldi John Lennon John & Paul McCartney Lennon Mark Mothersbaugh
Hollywood (2002/07/02)
売り上げランキング: 27,223





カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★★★☆☆8点








  
Posted by kakesobaya at 22:50Comments(2)TrackBack(1)辛口映画批評

2005年10月03日

見事当選されました!

いや〜 やりました。

何気にいつも通りメールをチェックしていたら『映画生活』さんからのメールが。
何だろうと思って、さっそくメールを開けてみたら内容はこんなでした…



「映画レビューをブログに貼り付けられるhReview対応ツール」にコメントがありました。
http://blog.livedoor.jp/kakesobaya/archives/50023726.html#comments
--
Posted by 映画生活
email:support@eigaseikatu.com
URL :
IP :

こんにちは、映画生活です。

おめでとうございます!
ご応募いただきました「ブログで映画レビューキャンペーン」で
「カケ蕎麦シネマ館辛口映画批評」様が見事当選されました!

つきましては、賞品をお届けしたいと思いますので、
詳しくは「ブログで映画レビューキャンペーン」ページ
http://www.eigaseikatu.com/hreview/ を必ずご確認の上、
support@eigaseikatu.com まで、件名に必ず「○○○○○○」
とご記入の上、本文に○○・○○○○○○・○○○○○○・を
記入して、ご連絡下さい。

2005/10/14(金)までにご本人と連絡がつかない場合には
当選が無効となりますのでご注意下さい。

それでは、スタッフ一同お返事を心よりお待ちしております。
これからも映画生活を宜しくお願いいたします。

このコメントの削除用URL
http://cms.blog.livedoor.com/cms/comment/delete?blog_id=109642&id=○○○○○○
※このメールには返信できませんのでご注意ください。
--
livedoor Blog
http://www.blog.livedoor.com




と書いてあるではないですか!
(公開できるように一部に伏字、編集をしております。)

これは、このブログで以前にご紹介した「映画レビューをブログに貼り付けられるhReview対応ツール」という記事に対しての評価です。

映画生活」さんは映画関連のサイトの中でもかなりの人気サイトなので、googleのページランクを上げたいとお考えの映画サイトマスターさんや映画ブログの管理者さんにはオススメのブログツールです。

あくまで私の推測なんですけど、hReviewを使って、映画関連のポータルサイトである「映画生活」さんから被リンクを受ける事によってgoogleのページランク上昇のきっかけやSEO対策にもなるのではないかと。
間違ってたらゴメンナサイ。

それにしても、個人的に細々とやっていたことが評価していただけるということは大変嬉しいことですね。さっそく自分のサイトでもトップページで自慢しちゃいました。



独断的辛口映画批評サイト『 カケ蕎麦シネマ館 (´・ε・`) 辛口映画批評 』




ちなみにコチラがhReviewの使用例です。



シン・シティ

★★★☆[70点](0-100点)





今作は3つのエピソードが少しづつ絡み合いながら進行していくのですが、どのエピソードの主人公たちも高倉健さんもビックリの「不器用な愛」を貫き通します。

もどかしいまでの主人公達の不器用さが、この映画を単純なハードバイオレンス映画から愛する女を闇の権力から守るため命懸けの闘いに挑む男達の抒情詩へと昇華させています。

哀愁たっぷりの男達の純愛は必見です。

どのエピソードのラストシーンでも僕の心には「不器用ですから…。」という健さんの声が響いていました。

Posted by カケ蕎麦 on 2005/10/05 with 映画生活

  
Posted by kakesobaya at 23:35Comments(1)TrackBack(0)辛口映画批評

シン・シティ



(Amazon.co.jpより)
犯罪の街「シン・シティ」を舞台に、これでもか、これでもかとハードなアクションが詰め込まれた一作。ロバート・ロドリゲスと、原作コミックの作者であるフランク・ミラーが共同で監督した。幼女連続殺人事件を追いつつも、犯人が権力者の息子だっかことから、逆に逮捕されるハーティガン刑事。一夜を共にした娼婦が殺され、復讐に燃える前科者マーヴ、悪徳警官を追いつめるドワイト。3人の男たちが愛と信念をかける、3つのエピソードが展開していく。
シャープなモノクロ映像に、女のドレスなどポイントだけ色づけされた「パートカラー」が斬新。銃や刀を使ったバイオレンス場面は強烈だが、流れる血がミルクのように真っ白だったりと、残酷度を薄める美しさもたたえている。ロドリゲスの盟友、クエンティン・タランティーノがゲスト監督として参加したシーンでは、緊迫しつつも、とぼけた味もある男同士の会話に、彼のセンスが際立つ。オールスターキャストが、原作のキャラそっくりの外見になって熱演・怪演。顔じゅう傷だらけのミッキー・ロークや、姿がよく見えないが、超人的な戦闘技術を披露するイライジャ・ウッドがインパクト大だ。女性キャストのセクシー度も半端じゃない。最後までキープされるテンションの高さには、恐れ入るばかり。(斉藤博昭)



カケ蕎麦辛口映画批評

僕が今まで観て来たアメコミが原作の映画の中で最高傑作ですね。
と、言うかアメコミ原作の映画で「面白れ〜!」という映画が無かったんですが。

いつも過剰演出やり過ぎ監督ロバート・ロドリゲスの濃さがイイ意味でこの映画をさらにひとクラス上の映画としてランクアップさせています。

ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノが組んだら「キル・ビル」や「デスペラード」、「パルプ・フィクション」を足して割ったようなごちゃ混ぜエンターテイメントに仕上がるのは当然。
しかしモノクロームの映像とブルース・ウィリス、ミッキー・ロークの渋い演技が映画全体を引き締めています。



さすが映画界の産業再生機構、ロドリゲス&タランティーノ。
見事にこの、最近しょぼくれていた俳優を再生させました。
衝撃の猫パンチ以来、13年ぶりに来日したミッキー・ローク。
映画では特殊メイクでミッキー・ロークと言われてもわからないくらいですが。
なかなか渋い演技をしてくれます。えらい太ったね、しかし。
ミッキー・ロークもはたして「パルプ・フィクション」で不死鳥のごとく甦ったジョン・トラボルタのように復活できるでしょうか。


また、この映画は豪華なキャストも話題になっていますが、その中でも
宇梶剛士さん」と「ジャイアンの服を着たのび太くん」の演技が素晴らしいです。

不良品

まずは「宇梶剛士さん」ですが、本国では「クライヴ・オーウェン」と呼ばれているらしいです。そういえば先日、このブログでもご紹介した「クローサー」という映画にも出ていましたね。他にもアンジェリーナ・ジョリーと共演した「すべては愛のために」、ヒットメイカーのジェリー・ブラッカイマー監督の「キング・アーサー」などに出演していましたがイマイチ、パッとしませんでした。



やはり今作「シン・シティ」でも見事にブルース・ウィリス、ミッキー・ロークの影に隠れています。個人的には好きですけどね。宇梶さん。今回はかなりクールな役どころで格好良かったです。美女に囲まれて嬉しそうでした。





さて、もう一人の助演男優「ジャイアンの服を着たのび太くん」ですが、吹き替え版の声の出演はあの「ロード・オブ・ザ・リング」の「イライジャ・ウッド」が担当しています。実際には一言もセリフを発しませんが。

今作の「のび太くん」は主役という重荷から開放されたためか、かなり自由にアンチヒーローを怪演しています。



今回、ジャイアンの服を着て出演したのは「暴力的」なイメージを視覚的に表現したかったためでしょう。
しかしながら、「ロード・オブ・ザ・リング」の「フロド君」をイメージして観に行く女性ファンは気を失うかもしれません。

パラサイト

ロドリゲス監督の映画「パラサイト」で怪物から逃げ回っていたあのかわいらしいイライジャ・ウッドが懐かしいです。ちなみに余談ですが、今作のジョシュ・ハートネット、イライジャ・ウッドの出演はこの映画つながりですね。
最終的にはミッキー・ロークにかなり可哀想な目に遭わされてました。ご愁傷様。





今作は3つのエピソードが少しづつ絡み合いながら進行していくのですが、どのエピソードの主人公たちも高倉健さんもビックリの「不器用な愛」を貫き通します。

もどかしいまでの主人公達の不器用さが、この映画を単純なハードバイオレンス映画から愛する女を闇の権力から守るため命懸けの闘いに挑む男達の抒情詩へと昇華させています。

哀愁たっぷりの男達の純愛は必見です。

どのエピソードのラストシーンでも僕の心には「不器用ですから…。」という健さんの声が響いていました。




カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★★☆☆☆7点








  
Posted by kakesobaya at 21:57Comments(3)TrackBack(39)辛口映画批評

2005年10月02日

誰も知らない

誰も知らない


出演: 柳楽優弥, 北浦愛, その他
監督: 是枝裕和

是枝裕和監督作。柳楽優弥がカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した話題作。

内容(「Oricon」データベースより)
母子家庭の4人の子供たち。それぞれ別々の父親を持つ子供たちは、学校に通ったこともなかったが、それなりに幸せな毎日を過ごしていた。しかしある朝、20万円の現金を残して、母が失踪する。この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちの生活が始まり…。是枝裕和監督が実際に起きた「巣鴨子供置き去り事件」をモチーフに映画化した作品。出演は柳楽優弥、YOUほか。

(Amazon.co.jpより)
『ワンダフルライフ』『ディスタンス』の是枝裕和による、劇場用長編第4作。1988年に東京で実際に起きた「子ども置き去り事件」をモチーフにし、母親に置き去りにされた4人の子どもたちが、彼らだけの生活を続ける約1年を描いている。撮影にも1年以上をかけた入魂の一作だ。
撮影時、子どもたちに台本は渡されず、監督のその場の指示で演技させたという。そんな独特の演出スタイルによって生み出された、生々しくもみずみずしい空気感が素晴らしい。彼らの感情が、頭を介してではなく心に直に入ってくるような不思議な感覚を覚える。そんなセミ・ドキュメンタリー的手法の一方でドラマとしての求心力を失うことがないあたりも監督の力量を感じるところだ。
カンヌ映画祭において、最優秀男優賞を史上最年少で受賞した柳楽優弥をはじめ、子どもたち全員の存在感が白眉。母親を演じたYOUら大人のキャストも見事にその世界に寄り添っている。(安川正吾)


カケ蕎麦辛口映画批評

完全にノンフィクションではなく、1988年の巣鴨子供置き去り事件を「モチーフ」として製作された作品。実際の巣鴨子供置き去り事件は映画よりさらに悲惨な事件だった。古い事件なのでなかなか詳細なデータが見当たらないがifinderさんの「iFinder 雑読乱文」に貴重な詳細が載っているのでご紹介を。

iFinder 雑読乱文 〜 誰も知らない<巣鴨子供置き去り事件>

映画では三女の死は椅子からの転落事故というオブラートに包まれていますが。

確かにこの映画で折檻死させた状況を描くと、ちょっと映画としての主旨が監督の狙いと違う方向に進んで行ってしまったかもです。

この映画は非常に出来の良い映画です。

この映画は実際に起こった事件をモチーフとしてほぼノンフィクションながら、決して批判的、懲罰的な意図で映像を描いておらず、あくまでも自然に一つ一つの映像を切り取っています。

観た人に「考えさせる」観る価値のある映画です。

途中、とある映画を思い出しました。


火垂るの墓

「お兄ちゃん…なんでホタル死んでしまうの?」

「節子ぉ〜!」

もうダメです。このパッケージを観ただけでパブロフの犬状態で涙が流れます。

「誰も知らない」は大人の世界から隔離された、救いのない状況に取り残された清太と節子の兄妹を思い起こさせます。

私たちも気付かないふりをすれば、何の責任もない傍観者。
しかし本当は気付きながら幼い命や幼い心を見殺しにしているのかも知れません。
この映画が問うている投げかけに私たち大人はどのように応えるべきなのでしょうか。



カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★★★☆☆8点







  
Posted by kakesobaya at 23:49Comments(0)TrackBack(4)辛口映画批評

2005年09月21日

クローサー

closer / クローサー

出演 : ナタリー・ポートマン、ジュリア・ロバーツ、
     ジュード・ロウ、クライブ・オーウェン
監督 : マイク・ニコルズ (代表作「卒業」など)

(Amazon.co.jpより)
ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウら4大スターが、愛の「四角関係」を奏でる。同名戯曲を、『卒業』などのマイク・ニコルズ監督が映画化した。舞台はロンドン。小説家志望の記者ダンとニューヨークでストリッパーをしていたアリスが同棲を始める。ダンは、著書用の写真を撮ってくれたフォトグラファーのアンナが気になり始め、彼女の名を語ってネットのチャットで医師のラリーを挑発。待ち合わせ場所に来たラリーのまえに、偶然にも本物のアンナが現れ、ふたりは結ばれる。その後、4人の関係はさらにもつれていくのだった。
戯曲の場面転換のごとく、4か月後、1年後と、急に時間をとばす展開が、映画としては異色。時が変わるごとに、4人の関係も微妙に変化しているのだ。恋人がいながら別の相手に惹かれる人間の性(サガ)がテーマだが、印象に残るのは、セックスについての赤裸々な感想や、チャット上でのエロティックな会話といった、きわどいセリフの数々。それらを4人の俳優が恥ずかしげもなく口にする様子は、ある種、ドキドキものである。男と女の違いをくっきりと描いたのも本作の特徴で、愛に素直で、開き直るのも得意な女たちに比べ、男たちは過去の恋にウジウジと悩み、つねにふっきれない。男にとって、リアルで胸が痛くなるラブストーリーなのかもしれない。(斉藤博昭)





カケ蕎麦辛口映画批評

この映画はなかなかに深いですねぇ。
おそらく観る人によって、感想が大きく異なりますね。
特に日本人に多い「浮気は絶対に許さない。」という人が見たら、おそらくこの映画には全く共感できないでしょう。
展開も突然1年、一気に時間が経過したりしますし。
ジュリア・ロバーツやジュード・ロウが出てるから「恋愛映画」と思って観た人は確実に置いて行かれます。
たぶん、映画の展開と内容に「???」の連続ですよ。



あとナタリー・ポートマンのセミヌードだけを期待して観る方。多いと思います。
R−15指定だし、ジュリア・ロバーツの口からは信じられないようなきわどいセリフの数々が。
それはそれでもちろんこの映画の見所?なのかもしれないけど。
この映画は「エロティック」な点だけが話題先行した「愛人(ラマン) 無修正版」に近いのかもしれませんね。

愛人(ラマン) 無修正版

ちなみに「愛人(ラマン) 無修正版」は大胆なラブシーンだけが大変な話題を呼んだ作品です。
ただ僕個人としてはかなり名作だと思っています。
ラストシーンの身震いするような驚きと感動はなかなか他の映画では味わえません。
それにこの映画のラブシーンはキチンと映画を構成する要素として必要ですしね。

さて、本題の「クローサー」は傍から見れば結局は4人の男と女のグダグダの「四角関係」なんです。
それをただの愛憎劇だけで終わらせていないのはマイク・ニコルズ監督の流石の手腕だと思います。

きっと多くの日本女性はこの映画の主題自体に拒絶反応があるでしょうね。
私の偏見かもしれませんが。
日本人には理解しがたいテーマなのかも知れません。

劇場映画としてある程度の成功を収めるには少し恋愛映画的なオブラートに包んで、少しエロティックな話題で世間の注目を集める必要があったのでしょう。
(ナタリー・ポートマンのヌードシーンをカットしたとか言うアレね…。)

万人には理解されがたい作品ですけどリチャード・ギアが出ているような恋愛映画なんかよりはよっぽど見る価値あると思いますよ。



この映画のコピーです。
「カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる。嘘が恋を育み、真実が愛を壊す。」
まさにこのコピーがこの映画の全てを物語っていますね。
実際の恋愛もまさにこの言葉通りだと思いますけど。

あ、なんだか久しぶりに映画を真面目に批評した気がします。


カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★★★☆☆8点


カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる。「クローサー」オフィシャルサイト  
Posted by kakesobaya at 21:25Comments(109)TrackBack(9)辛口映画批評

2005年09月20日

ロング・エンゲージメント

ロング・エンゲージメント 特別版


ストーリー 
『アメリ』のジャン・ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが再び組んだ、重厚で純粋な愛の物語。第一次世界大戦で兵士となり、行方不明となった恋人マネクを、自らの直感を頼りに探し求める女性マチルドの姿が描かれる。原作はフランスの著名なミステリー作家、故セバスチャン・シャプリゾによる1991年の作品。

出演 : オドレイ・トトゥ, ギャスパー・ウリエル, その他
監督 : ジャン=ピエール・ジュネ


カケ蕎麦辛口映画批評

かなり力の入った大作ですね。
直近の「アメリ」でファンになった人の期待も裏切らない。
相変わらずの映像美は必見です。

「デリカテッセン」、「ロスト・チルドレン」でみられたちょっとダークな雰囲気はやや影をひそめ「ジュネ監督も、もはや映画界の大御所なのだなぁ。」と感じさせるどっしりとした作品に仕上がっています。(それでもジュネ監督らしい、小ワザは随所に見られますが。)

ただ、惜しむらくは力が入りすぎて一つの作品に様々な要素を詰め込みすぎた事でしょうか。サスペンス映画的な要素、戦争映画としての描写、主人公マチルド自身の障害と不幸な生い立ち、御伽噺的な田園風景。情報量が多すぎてこの映画で言いたかった本質が少しかすれてしまったように感じました。

はっきり言えば戦争批判がしたかったのか?戦場を舞台にしたサスペンスを撮りたかったのか?大人のラブストーリーを撮りたかったのか?わかりません。
たぶんジュネ監督は全部撮りたかったのでしょうけど。(でも何度も繰り返し映画を観る方や、ジュネ監督の熱心なファンの方にはたまらない作品だと思いますよ。)

「ひまわり」と「プライベート・ライアン」と「羅生門」と「奇跡の海」と「戦場のピアニスト」を足してキッチリ5で割ったような作品です。


カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★☆☆☆☆6点




カケ蕎麦マメ知識

エイリアン4 完全版 アルティメット・エディション

SF映画史の流れを変えた『エイリアン』シリーズの第4弾である。監督は、異色SF『デリカテッセン』で知られるジャン=ピエール・ジュネ。リプリー役には当然シガーニー・ウィーバー、謎の若い美女コールの役でウィノナ・ライダーが共演する。

映像美でその名を轟かしたジュネ監督の初ハリウッド作品(たぶんこれが最初で最後)。
前作「エイリアン3」であれだけ壮絶な死を遂げたはずのリプリーが冒頭からいきなり生き返るグダグダなストーリー。もちろん面白くないです。
「エイリアン」として観るのではなくて「江川 達也」が描いた「ドラえもん」みたいな。エイリアン番外編として考えた方がいいと思います。

この失敗からジュネ監督は本国フランスに帰り、アメリカで傷ついた自分の心と経歴を癒すため、観た人を幸せにする(もちろん自分も)映画を製作したのです。

アメリ

この作品のタイトルはアメリカへの批判と風刺を込めて「アメリ」と命名されました。





( ↑ ゴメンナサイ。嘘です。)















  
Posted by kakesobaya at 08:00Comments(2)TrackBack(2)辛口映画批評

2005年09月16日

ファンタスティック・フォ〜ゥ!




レイザーラモンHGが関西宣伝隊長

(MSN eiga.com ニュース&噂より)
 9月17日に公開の迫った「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」の関西宣伝隊長に、「フォ〜ゥ!」でおなじみ、現在人気上昇中のハードゲイ・タレント、レイザーラモンHGが任命されることとなり、9月9日、そのお披露目イベントが大阪・YESNANBAで開催された。レイザーラモンHG宣伝隊長としての仕事はもちろん「ファンタスティック・フォー」を強烈にPRすること。衣装につけた「4」のマークを強烈にアピールしながら、おなじみの超人的な腰の動きで作品をPRした。なお、レイザーラモンHGのこの宣伝隊長としてのギャラは9月17日初日の三番街シネマの初回上映で満席にすれば、映画の数字「4」にちなんで444万4444円。しかし満席に出来なければ4円と、こちらも強烈。「芸能界、このハードゲイとして生きていくこと自体過酷だけど、それを上回る4円。頑張らざるを得ないですね」とコメントした。結果発表式は9月17日三番街シネマでの9時25分の初回上映にて。

「ファンタスティック・フォー/超能力ユニット」オフィシャルサイト


ストーリー

 人間の進化に多大な影響を与えたと考えられる宇宙嵐の秘密を解明し、全人類の役に立たせようと考える若き天才科学者のリード・リチャーズ(ヨアン・グリフィズ)は、研究のための資金援助を、大学時代のライバルで、今は自身の研究所を経営する億万長者のビクター・バン・ドゥーム(ジュリアン・マクマホン)に依頼する。野心家のビクターは、天才と呼ばれるリードの功績を我が物にしようと企み、また、リードの元恋人で現在は彼の元で働いているスー・ストーム(ジェシカ・アルバ)からの愛も深まると考え、リードに協力することになる。かくして、リード、スー、ビクターに、スーの弟でノリの良いパイロットのジョニー・ストーム(クリス・エヴァンス)、リードの同級生ベン・グリム(マイケル・チクリス)を加えた5人は宇宙ステーションへ飛び立つが、しかし、当初の計算より早く宇宙嵐が急接近。5人は荒れ狂う宇宙雲の中に巻き込まれ、その放射線を浴びてしまうのだった!



 無事に地球に帰還した彼らだが、宇宙放射線によりDNAが変化し、やがてそれぞれが特別な能力に目覚める。リードは体がゴムのように伸縮自在になり、スーは光を曲げることで自分自身や物体を透明化し、強力なバリアをも発生させることが可能になった。ジョニーは自らを発火させて空を飛べる能力を身に付け、ベンは岩のように固い皮膚と怪力をもった男に変身する。

 自分たちの能力に戸惑いを隠せない4人だが、いつしか彼らのパワーは世間から注目を集め、リーダー役のリードを“Mr.ファンタスティック”、スーを“インビジブル・ウーマン(「不可視女」)”、ジョニーを “ヒューマン・トーチ(「人間たいまつ」)”、ベンを“ザ・シング(「強固な物体」)”と呼ぶ、“ファンタスティック・フォー”として人気者となるのだった。



 一方、多大な投資をした実験が失敗したことで投資家たちに見放されたビクターは、最愛のスーの想いまでもがリードに移っていくことに怒りと絶望を覚え、冷酷な眼差しと冷たいメタリックなボディに、破壊光線を発するパワーを持った“Dr.ドゥーム(「悲運」「破滅」)”となってしまう。Dr.ドゥームは次々と恐るべき計画を進め、ニューヨーク市民を恐怖のどん底にたたき込むが、彼の前にファンタスティック・フォーが立ちふさがる! 因縁によって結ばれた4人と1人は、善と悪に立場を分かち、想像を絶するスーパーバトルに突入する!





カケ蕎麦のひとこと

「ファンタスティック・フォ〜ゥ!」はアメコミ映画としてはドロドロした感じがなくて単純にスカッと面白い作品なので、けっこう子供さんでも楽しめる映画だと思うんですがレイザーラモンHGのような大人向けの芸人が宣伝するとはねぇ…。

映画がヒットすれば何でもいいのか!
20世紀フォックス!!
と、言いたい。

小学生くらいの男の子がこの映画観て、学校で「フォ〜ゥ!」と腰を振り出し、教育実習中の女の先生を泣かしたらどうするの!
お母さんに向かって激しく腰を振りながら「どうですか?お母さぁ〜ん。フォ〜ゥ!」って絶対言いますよ。

そういえば日本の漫画で「W3(ワンダースリー) 」ってありましたよね。確か。
そうそう。カケ蕎麦が敬愛する手塚治虫先生の名作です。
「ファンタスティック・フォ〜ゥ!」は原作が1961年からあるとは言え、似てますね。なんだか。
あ、「W3(ワンダースリー) 」は連載開始が1965年だ…。

この件にはあまり深くツッコミを入れないようにしましょう…。

W3(ワンダースリー) (第1巻)


ストーリー

地球の調査にやってきた3人の宇宙人と、地球人の少年真一が、さまざまな悪と戦うSF活劇です。
 196X年、地球では水爆実験が続けられ、戦争が絶えませんでした。
遠い宇宙の銀河連盟に集まる優れた生物たちは、野蛮な地球を救うか、反陽子爆弾で消してしまうかを評決するため、地球に3人の調査員を派遣しました。
W3(ワンダースリー)と呼ばれる銀河パトロールのボッコ、プッコ、ノッコの3人は、地球人に怪しまれないように、それぞれウサギ、カモ、馬の姿に変身し、日本の田舎にある小川村に潜入しました。
そこで彼らは、乱暴だけど純真な少年・星真一と知り合い、行動を共にすることになります。
一方、真一の兄・光一は、家族にも身分を隠し、秘密諜報機関「フェニックス」の一員として正義のために世界的陰謀と戦っていたのです。
そこに巻きこまれていく真一やW3たち。W3の3人は、彼らとの交流を通して、最初は野蛮な星としか考えていなかった地球について、しだいにその考えを変えていくのでした。


解説

『W3』は、雑誌連載と同時に、虫プロ製作のテレビアニメシリーズが始まっていますが、基本設定が同じというだけで、雑誌連載とテレビシリーズは、まったく別のお話になっています。
『W3』は、最初「週刊少年マガジン」で連載が始まりました。ところが連載開始直後に、その設定とよく似たアニメ番組が始まったため、手塚治虫はその連載を4回で打ち切ってしまいました。
その後、題名は同じながら、まったく構想を変えて新たに「週刊少年サンデー」に連載したのがこの作品です。
手塚治虫は、作家仲間を作品によく登場させますが、この作品にも、友人でマンガ家の馬場のぼるさんをモデルとした馬場先生が、重要な配役のひとりとして出演しています。
また、主人公の星真一という名前も、やはり友人でSF作家の星新一さんを連想させます。




カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。
(映画カテゴリ「総合」) 110位あたりを上がったり下がったり…。



  
Posted by kakesobaya at 20:52Comments(1)TrackBack(19)辛口映画批評

2005年09月09日

ハウルの動く城

いよいよインターネット書店大手Amazon.co.jpで「ハウルの動く城」のDVDの予約受付が開始されました。
今回はいろいろな限定版が発売になりますので限定版を手に入れたい方は早めの予約が必要かもしれません。

↓ しかもグッドタイミングでこんなニュースが。



宮崎監督に栄誉金獅子賞授与
 イタリアで開催中の第62回ベネチア国際映画祭は9日、アニメ映画「ハウルの動く城」など数多くの優れた作品を生み出した業績をたたえ、日本の宮崎駿監督に「栄誉金獅子賞」を授与した。
 同賞はこれまで、フェデリコ・フェリーニ監督やクリント・イーストウッド監督ら、映画界に貢献した著名な映画人に贈られている。
 授賞式に先立って現地で行われた公式会見で、宮崎監督は「私の作品のメッセージは、見る人それぞれが自由に受け取ってほしい」と穏やかな表情で述べた。
 映画祭では受賞を記念し宮崎監督の「風の谷のナウシカ」など3作品が上映される予定。

宮崎監督は、栄誉賞を「現役引退した年寄りのためのようなもの」と謙遜したものの、米俳優・監督のクリント・イーストウッドも同じ賞を受けたと伝えられると、「それなら異論はないです」と述べた。

 また、新しい世代のアニメ作家へのアドバイスを求められると、周囲に目を配ることを挙げ、「私の作品のイメージは全てこの部屋の中にある。自分のそばにいる人物を使うのです。若いアニメーターの中にはレンズを通して見たものを再現しようとする人がいるが、自分の目で見たものを描くようにするべきです」と語った。






Amazon.co.jp DVDストアからのお知らせ

宮崎駿監督の最新作『ハウルの動く城』がDVDとなって11月16日(水)に発売されることが決定致しました。映像特典満載の『ハウルの動く城 特別収録版』をはじめとするこれらのDVDをAmazon.co.jp ではスペシャル・プライスの【22%OFF】で絶賛予約受付中!また、DVD発売を記念して、「ハウルの動く城ストア」をオープンしました!DVDを中心に、本、サウンドトラック、おもちゃなど幅広い関連商品を多数取り揃えております。


ハウルの動く城 特別収録版

ハウルの動く城 特別収録版

ハウルの動く城 特別収録版


【『ハウルの動く城』ストーリー】
 愛国主義全盛の時代。王国の兵士たちが今まさに、戦地に赴こうとしている。銃には花が飾られ、歓呼の中を行進する兵士たち。荒地には、美女の心臓をとって喰らうという魔法使いハウルの、動く城まで現れた。
 そんな町から離れて歩く、ひとりの少女がいた。主人公ソフィーは18才。荒地の裾野に広がる町で生まれ育ち、亡き父の残した帽子屋を切り盛りしている。
 ソフィーはある日、町で美貌の青年と出会う。何かに追われているらしい青年はソフィーと共に天へ舞い上がったかと思うと、束の間の空中散歩にいざなう。夢のような出来事に心奪われるソフィー。しかしその夜、ソフィーは、荒地の魔女と名乗る魔女に呪いを掛けられ、90才のお婆ちゃんに姿を変えられてしまう。このままでは家にいられない!
 ソフィーは荷物をまとめ、ハウルの棲む城があるという、人里離れた荒地を目指すのだった。

【『ハウルの動く城』受賞情報】
●第61回ベネチア国際映画祭 オゼッラ賞
●平成16年度文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 優秀賞
●シッチェス国際映画祭(スペイン)観客賞、特別審査員賞(宮崎駿)
●『東京アニメアワード』2005 アニメーションオブザイヤー、監督賞(宮崎駿)、声優賞(倍賞千恵子)、音楽賞(久石譲)
●第62回ベネチア国際映画祭 栄誉金獅子賞(宮崎駿)


限定仕様の特典グッズ付き特別収録版!

ハウルの動く城 特別収録版 1/24second付き
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2005/11/16)


限定仕様の特典グッズ付き!

ハウルの動く城 1/24second付き
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2005/11/16)


CD付き! 限定ツインBOX






カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。
(映画カテゴリ「総合」) 
  
Posted by kakesobaya at 23:20Comments(0)TrackBack(0)辛口映画批評

2005年09月06日

大統領の理髪師

大統領の理髪師

Amazon.co.jpより
1960〜70年代の韓国で、大統領官邸のある町に住んでいたことから、大統領専属の理髪師となったハンモ。不正選挙や軍事クーデター、北側の脅威などを背景に、彼の一家の物語が、息子が語るナレーションとともに綴られる。韓国の激動期が市井の人々の目線でとらえられ、ほのぼのとした後味に包まれる珠玉作だ。

殺人の追憶

主演のソン・ガンホが『殺人の追憶』と同様、本作でも計算しつくしたような素晴らしい演技をみせる。初めて大統領の髪を切るときの緊張感から、息子の病気を治そうと必死になる父の顔までを、さまざまな表情で演じ分け、すんなり共感させられるのだ。本作に描かれるエピソードの多くはユーモアというオブラートに包まれて描写されるため、随所で笑いを誘うのだが、描かれている事件自体は、かなりシリアス。脚本・監督のイム・チャンサンは、笑わせながらも、感動や恐怖、当時の政府への批判を水面下で高めていく。初監督作とは思えない演出力に、韓国映画のパワーが感じられる。(斉藤博昭)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
韓国では公開後の1ヵ月で200万人を動員した、『殺人の追憶』のソン・ガンホ主演による感動ドラマ。大統領官邸のある街で、大統領の専属理髪師になってしまった純粋で平凡な男とその家族が、権力争いや時代に流されながらも懸命に生きる姿を描く。

大統領の理髪師

カケ蕎麦辛口映画批評

この作品はフィクションです。
映画の冒頭にも「この映画はフィクションです。」と真っ先に注意書きが出ます。
ただ、完全にフィクションなのではなく、実際に起きた韓国の事件、時代背景を織り交ぜながら製作されているので冒頭の注意書きを見なければ事実と思うリアリティを持っています。

フォレスト・ガンプ 一期一会

まあ、映画の随所に「フォレスト・ガンプ」への良く言えば「オマージュ」、悪く言えば「パクリ」が見られますが、それはさておき全体のレベルとしては今の韓国映画を象徴する勢いのある作品です。

主演のソン・ガンホが演じる理髪店の店主は、真面目でどこにでもいるオッサン。
英雄でもなく、かといって全くダメでもない等身大の平凡なオッサン。
この映画はまさに彼の演技で成り立っています。
『殺人の追憶』の演技も素晴らしかったですが今後、注目すべき俳優だと勝手に思っています。

最初はドタバタ、お笑いありで最後はホロリとお涙頂戴の「泣ける映画」の鉄則に従って作られていますので、大作ではありませんが「面白いよ」と自信を持ってオススメできるレベルの作品です。

カケ蕎麦辛口採点 ★★★★★★★☆☆☆7点



カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。
(映画カテゴリ「総合」) 





  
Posted by kakesobaya at 09:13Comments(0)TrackBack(1)辛口映画批評

2005年09月05日

ニュースの天才

ニュースの天才

製作総指揮:トム・クルーズ/監督:ビリー・レイ/原案:バズ・ビッシンジャー
出演:ヘイデン・クリステンセン/ピーター・サースガード/クロエ・セヴィニー

Amazon.co.jpより
「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン役ヘイデン・クリステンセンが、才能ある若者の光と陰を巧妙に演じ分けた一作。権威ある政治雑誌に寄稿する若手人気ジャーナリスト、スティーブン・グラスの記事に捏造疑惑が持ち上がる。真偽を調査する編集長や、捏造を発見した側のネットマガジンの編集者、ひたすら弁明を駆使するスティーブンらのドラマがスリリングに進行。スティーブンは実在の人物であり、捏造事件も事実に基づいて映画化された。
頭も良く、周囲への気配りもうまい若者が、半ば自暴自棄へと堕ちていく過程が、ヘイデンの熱演によって現実味を帯びる。舞台はマスコミという特殊な現場だが、主人公をかばい、あるいは内部告発も辞さないという人間関係がリアルに描かれるので、組織に属する人なら、要所で共感とショックを受けるだろう。報道の危うさをスキャンダラスに暴きながらも、骨太な人間ドラマとしても見ごたえのある一作。スティーブンの本心が最後まで曖昧だという点も、観た後、さまざまなイマジネーションを湧かせる。(斉藤博昭)



カケ蕎麦辛口映画批評

実話を題材としたトム・クルーズ制作総指揮のサスペンスドラマ。

1914年創刊の「ニューリパブリック誌」は、発行部数わずか8万部ほどの政治週刊誌だが、記事の正確さと厳密さから大統領専用機(エアフォース・ワン)に必ず設置されているような由緒ある雑誌。
なぜそんな由緒ある雑誌の記事へのチェック機能が働かなかったのか?

扱った題材としては面白いと思うのだが、ヘイデン・クリステンセンの熱演とは裏腹に
「ふ〜ん、マスコミの現場ってこんな感じなんだ。」という程度の映画です。

まず、スクープを連発する若き新聞記者・スティーブ(ヘイデン)が冒頭から全く有能な記者に見えないですね。
調子に乗った大学生が若気の至りで…という感じです。
彼が演じたスティーヴン・グラスは「本物そっくりだった。」ということなので実際にそんな感じの人だったのだろうけど。
映画の演出が下手ですね。

最後にニュースの捏造がバレた時には「謝ったじゃん!」とか「空港に連れてってよ!」と逆ギレ状態でなかなか見事な堕ちっぷりです。笑えます。

主役のヘイデン君はさておき、私個人としては新編集長のジャックが編集部員の信頼を得ていく人間ドラマの方が面白かったです。
ただ、全編を通してやや緊張感に欠けるユルいドラマでした。

そういえば最近、日本でも朝日の記事捏造事件がありましたね。
あらためて、演出と捏造の境界線は極めてキワドイものだなぁと痛感しました。
私たちの普段、目にしている記事は本物なんでしょうかねぇ…?

カケ蕎麦辛口採点 ★★★★☆☆☆☆☆☆4点


関連記事
奇跡体験!アンビリバボー:04.12.9放送分より
禁断のスクープ 抹殺された記者

ニュー・リパブリック誌オンラインサイト(英語)
The New Republic Online


カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。
(映画カテゴリ「総合」) 

  
Posted by kakesobaya at 20:56Comments(0)TrackBack(0)辛口映画批評

2005年09月03日

恋愛小説家

恋愛小説家

Amazon.co.jp
ジャック・ニコルソンとヘレン・ハントが、年輪を重ねた者同士の「人生の綾」を体現し、ゴールデングローブ並びにアカデミー賞の主演男優賞と主演女優賞をあわせて獲得したヒューマンコメディだ。
ニコルソン演じるのは、恋愛小説で名を馳せた作家、だが素顔は病的なまでに潔癖症で、自己中心的な偏屈男だ。この憎まれ役が、ぜん息もちの息子と暮らすシングルマザー、ハント扮するなじみのウエイトレスとの恋を通じて、人間性を回復してゆく。隣りに住むゲイの画家(グレッグ・キニア)と愛犬との交流も重要で、3人(+1匹)のセッションが豊かなハーモニーを作りだしている。
当時60歳のニコルソンから男の色気とナイーブさを引きだしたのは、『愛と追憶の日々』で彼にオスカー助演男優賞(自らに監督賞)をもたらした名匠、ジェイムズ・L.ブルックスだ。(轟夕起夫)


カケ蕎麦辛口映画批評

久々にDVDを引っぱりだして観てみたのだけど、やっぱりジャック・ニコルソンは癖のある男を演じさせたら素晴らしいですねぇ。
比較的、最近の作品ですが『アバウト・シュミット』もいい作品です。
潔癖症、ゲイ、恋愛小説家、偏屈男、シングルマザー、ウエイトレス。
さまざまな馬鹿げた設定が上手く絡み合い、なんとも言えない良い味わいを醸し出している。
今回、この映画を観たのはもう5回目だが、何度観ても『じんわり』といい映画です。

ちなみに似たようなタイトルでジャック・ニコルソン主演の『恋愛適齢期』という
ものすごく面白くない映画がありますので間違えて観ない方がいいですよ。


恋愛適齢期

内容(「Oricon」データベースより)
エリカは、娘のボーイフレンドが63歳のハリーだと知り驚く。そんなハリーが心臓発作を起こし、エリカの別荘で療養生活を送ることになった。担当医になったジュリアンはエリカに一目惚れをし思いを伝えるが、一緒に暮らし始めたハリーとエリカは次第に惹かれ合っていくのだった…。 ジャック・ニコルソン、ダイアン・キートン、キアヌ・リーブスの豪華キャストで贈るラブ・コメディ。



カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。
(映画カテゴリ「総合」) 


  
Posted by kakesobaya at 22:32Comments(1)TrackBack(2)辛口映画批評

2005年09月02日

第62回ヴェネチア国際映画祭が開催

 8月31日、世界三大映画祭の一つ第62回ヴェネチア国際映画祭がヴェネチアのリド島で幕を明けた。華々しくオープニングを飾ったのはツイ・ハーク監督の『セブン・ソード』。

七人の侍

「セブンソード」のツイ・ハーク監督(55)は、同映画が故黒澤明監督に捧げたオマージュ作品であることを告白。「このような舞台で、長年影響を受けたアキラ・クロサワに(同作を)捧げることができて非常に光栄」と喜んだ。



 日本の作品は残念ながら最高賞である金獅子賞を選出する19本のコンペティション作品に含まれなかったが、映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』や三池崇監督の『妖怪大戦争』などがアウトオブコンペティションで上映される。

 第62回ヴェネチア国際映画祭は10日まで開かれ、最終日には韓国映画『親切なクムジャさん』をはじめ19本のコンペティション作品の中から金獅子賞が選出される。

また、宮崎駿監督が名誉金獅子賞を受賞することがすでに決まっている。

風の谷のナウシカ

9日は『風の谷のナウシカ』をはじめ宮崎作品が上映される「宮崎駿DAY」。


カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。
(映画カテゴリ「総合」) 

  
Posted by kakesobaya at 22:32Comments(0)TrackBack(0)辛口映画批評

2005年08月29日

チャーリーとチョコレート工場

ティム・バートン×ジョニー・デップの最新作。

いよいよ日本でも9月10日から公開です。
全世界で1300万部以上のセールスを記録している、ロアルド・ダールの普及の名作「チョコレート工場の秘密」を原作に、1971年の『夢のチョコレート工場』以来2度目の映画化。

さてどんな作品になるのでしょうか。(私、まだ観てません。)
ビッグ・フィッシュ』がなかなかの出来だっただけに期待しています。
ただ、ティム・バートンは『PLANET OF THE APES 猿の惑星』でリメイク作品については前科があるだけにちょっと怪しいですが…。
『猿の惑星』は正確にはリメイクではなく、ティム・バートン曰く“リ・イマジネーション(再創造)”なのだとか。でも映画としては残念ながら駄作です。

『チャーリーとチョコレート工場』も彼に“リ・イマジネーション”されていなければいいのですが…。
ある程度、原作では人格者だったはずのウォンカ氏(デップ)も今作では人格破綻者に置き換えられているとの事。イヤな予感がします…。
私、個人的にはリメイク作品は原作に忠実に映像化された方が好きです。


『チャーリーとチョコレート工場』

チャーリーとチョコレート工場 [FF-5088] [ポスター]

Amazon.co.jpより
監督ティム・バートン、主演ジョニー・デップの4度目の顔合わせは、ロアルド・ダール原作の人気ファンタジーの映画化。ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原作どおりの展開に、ウォンカ氏の幼少期のトラウマなど新たなエピソードが加わり、彼の人物像に深みが出た。
本作最大の面白さはバートンらしいブラック&シニカルなテイストだろう。子どもたちの性格や運命は原作以上に強烈だし、おかっぱ頭のジョニー・デップの演技も異様なインパクトだ。映像では、工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や、クルミを割るリスたちなど、実写とCG、アニマトロニクスを駆使したマジカルな場面が必見。工場内のツアーは、テーマパークのアトラクションのごとく進み、各ポイントでのカラフルで奇妙な風景は目に焼き付いて離れない。自分にふさわしい題材を、うまく料理した映像で、バートンのひとつの集大成だと言ってもいいだろう。(斉藤博昭)


1971年公開の『夢のチョコレート工場』

夢のチョコレート工場

Amazon.co.jpより
世界中の子どもたちに愛され続ける『夢のチョコレート工場』。1971年の初公開以降、そのおもしろさは今なお色あせることがない。時代を超えて読者を惹きつけるドアルド・ダールの児童向け小説が楽しいミュージカルとなってその魅力をあますところなく伝えている。カーニバルを思わせる色とりどりの見事な衣装に目を奪われ、終始流れる挿入歌「ウンパルンパ」のメロディには思わず口ずさんでしまう。ウイリー・ワンカが行儀よくしろと言っても聞く耳を持たないやんちゃな子どものところに現れては、親のように歌詞に織り交ぜてたしなめる(ウンパルンパ、ドゥンパディドゥ♪)、あのちっちゃなウンパルンパ族のことを誰が忘れられるだろうか。いや、そんなことより本筋に戻ろう。物語の主人公はチャーリー・ブラケットという貧しい少年。憧れの金色のチケットを手に入れ、謎に包まれた夢の王国ともいうべきワンカの製菓工場を見学できることになる。チャーリーのほかに4人の子どもとその親たちも同行するが、4人が皆いいかげんで聞き分けのない子どもたちであることが次々に判明、ワンカを感心させたチャーリーだけが期待していた以上のご褒美を受け取ることになるのだった。しかしそこに至るまでの工場の見学シーンが圧巻。目もくらむようなお楽しみの数々に、ジーン・ワイルダーの卓越した演技が光る不気味なキャンディマン、ワンカの存在感が脅威と狂気をかもし出し、物語のセンチメンタルな甘さをほどよく緩和している。ワンカの工場のようなおとぎの国も悪い子どもにとっては怖い場所に変わるのだ、といった恐ろし気な展開も敢えて意図したものであろうし、それゆえファミリー映画の古典として息の長い作品となりえたのだろう。(Jeff Shannon, Amazon.com)



カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。(映画カテゴリ「総合」) 
  
Posted by kakesobaya at 09:50Comments(1)TrackBack(2)辛口映画批評

2005年08月25日

映画レビューをブログに貼り付けられるhReview対応ツール

自分が書いた映画レビューをブログに貼り付けられるhReview対応ツールがお目見え


 私のように、個人で映画関連のブログを運営している方には耳寄りなニュースです。
私の使っている「livedoor Blog」でも使用できるみたいです。

 私の本サイト『 カケ蕎麦シネマ館 (´・ε・`) 辛口映画批評 』でも相互リンクしていただいている
映画生活』さんが開発した国内商用サイト初となるhReview対応レビュー作成ツールです。


 <記事内容>

 映画専門サイト「映画生活」を運営するウノウでは、同サイト内において「hReview」に対応したレビュー作成ツールの提供を開始した。このツールはユーザが映画のレビューをHTMLで作成できるようにするもので、作ったタグは自分のブログやホームページに簡単に貼り付けることができる。

 このレビュー作成ツールで作成されるHTMLコードは、「Microformats」で公開されている「hReview」という商品レビューのフォーマットに基づいたものだ。

 使い方は、同サイト上にあらかじめ用意された映画作品一覧の中から好きな作品を選び、画面上でレビューを書くだけ。同サイトが提供しているレビュー情報を共有するサービスが、自動的に収集できる形式になっている。

 2005年8月19日現在、同ツールで作成したタグは、「はてなダイアリー」や「livedoor Blog」、「JUGEM」、「excite ブログ」、「Ameba Blog」などの各ブログ・サービスのほか、Movable Typeで作った自分のブログにも貼り付けることができる。



ちなみに私が前日、レビューを書いた「パッチギ!」をコピペして「hReview」で作成してみたら、こんな感じになりました。↓

パッチギ!

★★★★☆[90点](0-100点)

「血と骨」、「GO」と素晴らしい映画が生まれ、「在日映画」がだんだんとタブーで無くなってきつつある昨今、また良い映画が生まれた。ペ・ヨンジュンもイ・ビョンホンも出てこないが私とってはコチラの方がよっぽど「韓流」だ。

 若手俳優たちの熱のこもった演技が素晴らしい。北野武監督の「キッズ・リターン」を彷彿とさせた。また主演の塩谷瞬の情けない感じや歌の下手なところが素晴らしい。これが妙に中途半端に歌が上手かったらこの映画は台無しだっただろう。

 この映画は1968年の京都を実に上手く再現していると思う。実際、私はリアルタイムでその時代に生きていなかったのであくまで想像の範疇だが、その時代の「空気」を感じた。フォーク・クルセダーズ、イムジン河と当時のキーワードにピンとくる方にはさらにたまらない作品になるだろう。

 (ネタバレ注意)最後のシーンは人によって好き嫌いが分かれるであろう。個人的に私はアンハッピーエンドの方が好きなのだが、この映画のラストは井筒監督のこれからの世代へ向けての希望と期待として理解できるし、許せる。

 さんざん笑わされたあげく最後には泣かされて、これでは井筒監督の思うツボだが素直に賛辞を贈りたい上質な映画でした。

Posted by カケ蕎麦 on 2005/08/25 with 映画生活



 将来的には映画の画像も使えるようになるとの事なので楽しみです。



カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。(映画カテゴリ「総合」) 
  
Posted by kakesobaya at 23:27Comments(1)TrackBack(1)辛口映画批評

2005年08月22日

エイリアンVSヴァネッサ・パラディ

久々にヴァネッサ・パラディの名前を聞いたと思ったら『エイリアンVS〜』ですか…。

ビー・マイ・ベイビー

1992年に当時の恋人だったレニー・クラヴィッツがプロデューサーをつとめ、全曲英語で歌ったアルバム『ビー・マイ・ベイビー』からもう13年も経ったんですね…。懐かしい…。
このアルバムは今でも名盤だと思いますが。

肝心の映画の方の話に戻りますが、この映画はタイトルはかなり興味を引くのですが、原題は『ATOMIK CIRCUS』で、トレーラー(予告編)で流されているテロップとはかなり内容が違うみたいです。タイトルでインパクト勝負の作品みたいですね。

『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』と銘打っている割に、実は全くヴァネッサ・パラディはエイリアンと戦わなかったり…。次々と一般の方はエイリアンに首を切られてお亡くなりになるのにヴァネッサ・パラディだけ何故かエイリアンにさらわれたり…。なかなかツッコミどころ満載の映画でございます。

でもヴァネッサ・パラディの新曲が6曲も聴けてお得…。みたいな。

エイリアンVS.プレデター 2枚組 特別編 〈初回限定生産〉

『エイリアンVSプレデター』を連想して観に行ったら必ず裏切られると思います。
ヴァネッサ・パラディに少し興味があって、フランス映画好きで、カルト映画好きな方には大いにオススメです。
ちなみに私は個人的にはかなり興味がありますが…。


映画『エイリアンVSヴァネッサ・パラディ』公式サイト

映画『ATOMIK CIRCUS』(フランス版?)公式サイト

■INTORODUCTION
『エイリアンVSプレデター』『フレディVSジェイソン』――エイリアン誕生から4半世紀を経たいま、数ある激突ムービーのなかでも、最もスタイリッシュで衝撃的な<究極>の異色バトルがついに登場!フランスでは公開されるや否や興行収入第5位の大ヒットを記録!!主演はジョニー・デップとの結婚(戸籍上はしてません)、出産を経て、さらにセクシーさに磨きがかかった歌姫ヴァネッサ・パラディ。『橋の上の娘』以来5年ぶりの復帰作となる本作では、愛する男を救うため、人類滅亡をかけた闘うヒロインを熱演、そして劇中では新曲6曲も披露。ジュネ&キャロに続く才能として注目されるPV界屈指の人気映像作家・ポワロ兄弟による全編音楽満載のSFスペクタクル!ヴァネッサが歌う!踊る!闘う!

■CAST 
ヴァネッサ・パラディ ジェーソン・フレミング ブノワ・ポールヴールド 
 ジャン=ピエール・マリエル リトル・ラビッツ

■STAFF
 監督・脚本:ディディエ・ポワロー ティエリー・ポワロ(長編初監督作)
 撮影:フィルップ・ル・スール
 編集:マリオ・パティスティル
 ビジュアルエフェクト:BUF(『マトリックス』3部作)
 オリジナル 音楽:ヴァネッサ・パラディ リトル・ラビッツ
 (2004/フランス・ドイツ・イギリス合作/フランス語/原題:Atomik Circus/91分)



カケ蕎麦シネマ館(´・ε・`)辛口映画批評ブログは人気blogランキングに参加中。(映画カテゴリ「総合」) 
  
Posted by kakesobaya at 00:46Comments(0)TrackBack(0)辛口映画批評