Birth

福島県でビスクドールを作っていましたが、埼玉県に引っ越しました。 人形製作の様子をお伝えします

2014年03月

前回
ボディの中に、芯となる針金を入れるところまで説明しましたので
今回は、その続きです

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針金の周囲にバランスよく
硬めに綿を詰めていきます

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前から見た感じ
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後ろから見た感じ

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詰め終わったら、綿入れ口を縫い閉じる
(この時、ショルダープレートを中に入れてから
閉じる方法もありますが、今回は衿口の開いた洋服なので、
ショルダープレートは、この上から被せて固定します)

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こちらがショルダープレート
四隅に綿テープを固定するための穴を開けておきます
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綿テープを通しておきます

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内側に接着剤を塗った、ショルダープレートを
ボディの上から被せて、綿テープをボディに縫いつけて固定します
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完成

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中に針金が入っているので
椅子に座らせたり、手を曲げたり出来ます

以上、私なりのクロスボディの作り方でした
作り方で不明な点がございましたら、コメントからどうぞ
分かる範囲で、お答えいたします

前回
クロスボディーの布部分の縫製について説明しましたので、
今回は、ビスク部分との組み立てについて説明します

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ビスクの足を布とこんな感じに組み合わせます

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ビスク側の足の組み合わせ部分にはぐるっと凹を入れます
(ボケてしまい、分かり辛くてすみません)

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布の組み合わせ部分にビスクの足を通し
凹部分に接着剤を付ける

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布を引き上げ、凹部分にタコ糸を結び
乾燥したら、布をひっくり返す

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同様にして、手も付ける

次は中に入れる針金を作成
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針金とチューブを準備する

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先ほど繋いだ、ボディーの大きさに合わせて
針金とチューブで中の芯を作ります

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このような感じに、中に針金の芯が入ります

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針金の芯にキルト芯の綿を巻きつけます

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ビスクの足の中に入れて、ビスクとキルト芯を
接着剤でくっつけます
同様に手も組み合わせます

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ここまででこんな感じになります

今回はここまで。

次回は、綿を入れて、ショルダープレートを取り付けます



以前の記事で、苦戦中だったおばあちゃん人形ですが
少しずつ進んでいます

こちらのお人形は、壊れにくく、
軽いボディをご希望でしたので、
クロスボディで作っています

そこで、私なりのクロスボディの作り方を
ご紹介いたします

今回は、縫製まで

まずは、シーチング用の布を用意し、
切り出します
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後ろ身ごろと大腿部分

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前身ごろと大腿部分

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まずは後ろ身ごろのダーツを縫って、
大腿部と縫い合わせます
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次に、前身ごろと後ろ身ごろをサイドで縫い合わせます
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大腿部分と後ろの綿入れ口を残して、
前身ごろの中心と後ろ部分の中心を縫い合わせる
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大腿部分を縫い合わせる
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腕を縫い合わせる
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腕下を縫う
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両腕を付けたら縫製編は終了ですが
最終的な写真を撮り忘れました
すみません

次回は組み立て編です

明日は、3月3日
桃の節句ですね~

皆さま、お雛様飾られましたでしょうか?
うちは10年ぶりくらいに飾りました~
といっても、本当は7段飾りなのに、
3段飾りに縮小してしまいましたが・・・
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このお雛様、ビスクドールではなく木目込み人形ですが、
私が初めて作ったお人形だったなぁ~と
しみじみ懐かしく眺めてしまいました
もう20年位前のことです

今も昔も変わらず、お人形がスキ
お人形を見ていると、気持ちが癒されますよね

そんなお人形を作って行きたいな~と思います

皆さまも、楽しい桃の節句をお過ごしくださいね~



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