10月8日、東京理科大学前学長、藤嶋昭栄誉教授にお越し頂き、本社会議室にてご講演頂きました。
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  藤嶋先生は、1967年に水中で酸化チタンに光を当てると水を分解し、酸化チタン表面で光触媒反応が起きることを発見されました。この光触媒の強力な酸化分解力と超親水性(水に非常に馴染みやすい)現象を応用し、「物を美しくする技術」として幅広い分野で活用されています。
 
  弊社も「鹿児島県光触媒施工協会」の会員として、光触媒を公共のトイレや調理室に抗菌施工するボランティアに参加させて頂いております。現在この光触媒は医療や宇宙などさらに幅広い分野での応用が研究されています。
 
  講演ではこの「光触媒」の発見に至るまでの研究の過程の他、「氷はなぜ水に浮くのか」「雲はなぜ白いのか」など、普段当たり前の事の様に考えがちな身の回りの不思議について解説して頂き、研究の原点はこういった身近な「なぜ?」という気持ちから始まっていること、そしてこの「なぜ?」という気持ちを持つことが大切であることを教えて頂きました。
 
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   また、講演の終盤には、科学者と中国の古典の中の名言には共通するものがあるとして、論語の中から「之を知るものは、之を好む者に如かず。之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」という言葉をご紹介頂き、この「楽しむ」という境地は全ての分野において共通する大切なことであると教えて頂きました。
 
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  最後に鎌田副社長より謝辞を述べ、閉会とさせて頂きました。

   限られた時間ではありましたが、非常に中身の濃い、有意義な講演会となりました。
  大変お忙しい中貴重なお時間を割いてご講演頂いた藤嶋昭先生、誠にありがとうございました。