Fs選手特集

2007年01月10日

39.川島慶三 5

131047a0.JPG今日の選手特集は2年目を迎える川島慶三選手です。

川島選手は一昨年のドラフトでファイターズに入団。小兵ながらもパンチ力があり、俊足ということで1年目から一軍の戦力に加わってくるだろうな。と感じていましたので、プラカも「川島慶三」とフルネームで作りました。

そしてフタを空けてみたら、まずビックリしたのが発言。入団会見では「背番号は一桁が欲しい。一桁だとレギュラー番号だから」とか「外野もやれと言われているけど、まずは本職の内野で勝負したい」などルーキーですけど、ビックマウスだな〜というのが第一印象(笑)でも一方ではプロ意識の高い選手なんだな。とも思いました。

まず、その力を見せ付けたのはオープン戦初戦の古田監督初采配となるスワローズ戦で、なんと代打でサヨナラホームランを打つ活躍を見せてくれました。この試合は、もちろん中継がないので、ネットで試合の経過を確認していましたが「川島 左本」と結果が出たときは「ホントかよ」と思いましたね(^^;) その後もオープン戦で結果を残し、開幕一軍入りを果たしました。

スタメン出場も多く、あの完全試合リレーを達成した試合では禁止とされているヘッドスライで出塁して、決勝点となる打点も稼いでいます。あのときはテレビで「川島慶三」のプラカが出る機会が多かったですね。ちなみにSHINJOから同じ九州地方の出身ということでオレンジのリストバンドをつけろ!と言われ、つけていましたね。あれは似合っていますね。

しかし、終わってみれば一軍・二軍のエレベーター状態で打率は1割台。プロの壁に跳ね返されたかな?という感じ。オフにはプロ入り時に拒否していた外野を本職として内野手から外野手登録に変更して、レフトのレギュラーを紺田・糸井・坪井らと争う形になります。今季はさらなる飛躍に期待選手の1人ですね。

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2007年01月08日

26.糸井嘉男 5

糸井

今日は久々にある選手のエピソードを書いてみたいと思います。今日は投手から外野手に転向した糸井嘉男選手です。

糸井選手は札幌移転元年の自由枠選手として入団。MAX150キロを超す速球が持ち味で、即戦力として期待されていました。自分も当時、ファイターズは速球派が少なかったので凄い期待していましたし、早く出てきて!と思いましたね。ちなみに運動神経も抜群です。垂直飛びとかかなり飛べるみたいですよ。

しかし期待された1年目は一軍昇格はなし。と期待を裏切った形になってしまいました。そして2年目はキャンプ一軍スタートで迎えて今度こそ飛躍が期待されましたが、開幕二軍スタート。鎌ヶ谷では当時二軍コーチだった佐藤コーチに日々、言われていましたねぇ・・・「聞いてたか?〇〇を投げろと言ったろ」とか(笑)しかし、結局、登板なし。

そして2年目のオフに野手転向も囁かれましたが、このときは拒否。やっぱりピッチャーに未練があったんでしょう。しかし、ついに昨年の4月下旬にピッチャーから外野手に転向。ファイターズでは過去には上田佳範選手が投手から野手に転向して今、現在もドラゴンズでプレーしていますね。97年には3割も打ちましたし結果的に成功。

このときは試合後に川名コーチと外野フライの追い方などなど1から教わっていましたので、見ていて、とても興味深かったです。なかなか、見れないですからね。野手としては確か5月中に出場。その後は持ち前の運動神経のよさも加わったのか、連続試合安打を打つなど「これがホントに元ピッチャー?」という感じ。打撃スイングは鋭いですし、将来は3割20本ぐらい打ってくれる稲葉タイプのバッターになってくれると思います。

最終的にファームで好成績を残し、アジアシリーズに出場、守備機会は巡ってきませんでしたが、打席には立ちましたが、超緊張していましたね(笑)でも、こういう舞台に立てたことは大きいでしょう。

期待される4年目。打撃は確かに凄いんですけど、守備は正直、まだまだという状態でした。特に打球判断。肩はもちろん良いんですけどね。なので春季キャンプでどういうふうに鍛えられて、開幕を迎えるのか凄いワクワクしてます。みなさんも注目してみてください。あの賢介がゴールデングラブを取る選手に成長したみたいに、糸井選手が将来、ゴールデングラブを取るようになったら、みんな嬉しい気持ちになるでしょう。たとえ打撃が凄くても守備はやはり大事。鎌ヶ谷に見に行って糸井選手がいたら、ブログで守備を重視に報告したいと思っています。

(写真は05年。佐藤コーチに指導されている糸井投手)

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2006年12月08日

3.田中賢介 No2 5

2ec2f37c.JPGでは、田中賢介選手の後半!

迎えた05年、怪我も癒えたが、開幕は二軍スタート。その悔しさをバネにファームで本塁打を打ちまくりました。もうバットを振ればヒットかホームラン。それぐらいの勢いで最初は打っていましたね。そして7月頃に一軍昇格!ファームで打っていたので期待されましたが・・・成績は全く奮わず、また降格。

ファームに帰ってくると「おい!賢介!お前はドームじゃ無理か!」とか「ライトスタンドに家を建てちゃえ!」とか野次られましたが、そんなのを気にせず、とにかく「まだ昇格しよう!」という気持ちで打ちまくり、終盤に再び一軍に昇格し「田中賢介ここにあり!」と結果を出したのが05年最終戦で、なんとサヨナラホームラン!兄貴として慕っていた島田一輝選手の引退試合も重なりました。でも、こんなんじゃ、まだまだとフェニックスリーグにも参加。そこで大爆発します!もう来る日も来る日もホームランを打って猛アピール!!

そして06年。シーズン序盤はなかなか打率も上がらず、光山さんにも「賢介はそろそろラストチャンスでしょうね」と打席に入るたびに言われてましたが、ヒルマン監督が我慢して起用、いつの日からは「2番セカンド」として完全に定着。守備もまだ、賢介のところにボールが飛ぶとヒヤヒヤしますが、昔みたいにビクビクの顔じゃありませんし、かなり自信がついたんでしょう。バントも昔はビクビクでしたが、今は堂々と決め・・・本当に練習でついた自信、昨年、ファームでやれた自信があったのかもしれませんね。

で、オフには絶対にこういう機会はない!と思っていたファンがビックリした賢介のゴールデングラブ賞!果たして4〜5年前、賢介がゴールデングラブを取ると予想していた人はいるんでしょうか・・・

来季も2番として期待したいところもありますが、個人的に3番を打ってもらいたいな〜という気持ちもあります。



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2006年12月07日

3.田中賢介 No1 5

16aa0368.JPG今日は一気にブレークしたというか、ようやくブレークしてくれた田中賢介選手の特集です。

田中賢介選手は00年に入団。ドラフトではドラゴンズ・ライオンズと3球団で競合。そこで大島新監督が見事に当たりくじを引いて、ファイターズでは十数年振りにドラフトで当たりを引いた!と騒がれました(笑)

そういうこともあり、かなり期待の高かった田中賢介選手。賢介が幸雄さんの後を受け継ぎショートのレギュラーを掴めば、ファイターズは、また違ったチームになる!と期待をされていました。

そして、いきなり入団2年目の01年の開幕戦で見せてくれました!9回にあの近鉄時代の大塚投手(現メジャー・どこの球団か忘れました))からライトスタンドへプロ初ホームラン!初回にFsが6点を先制しながら、礒部に満塁弾を打たれたり、7回には片岡とオバンドーが連続で足を怪我したり辛い開幕戦でしたが・・・(録画で残っています)なんか希望の光が見えた感じがありました。そして2試合目は早くもスタメン出場でした。

しかし・・・その後、順調にレギュラーを掴んだ!というわけではありません。そう田中賢介選手の一番のマイナスポイントが守備力。捕球もダメ、送球はもっとダメ・・・ついにショートを失格にされ、セカンドに転向することになりました。その影響がバッティングにも出てきて、いい成績を上げることが出来ませんでした。

そして02年。キャンプを一軍スタートで迎えたもの、大島監督から「覇気がない!」といわれ、二軍落ちし、そのまま開幕二軍スタート。この年から応援歌がつけられるわけですが、歌詞はご存知「僕らは待つよ 輝く瞬間」。しかし、その応援歌もなかなか流れません。しかし5月頃からようやく一軍に合流!ゴールデンウイーク中は1番セカンドと定着して「やっと出てきたか!」と期待させられますが・・・またまた守備でミス連発。バッティングでもイマイチ・・・結局、レギュラーをつかめません。

03年も似たような事を繰り返し、迎えた04年。ファームで結構、打っていて5月頃に一軍昇格。中旬の東京ドームでのゲームでは「二塁打・三塁打・本塁打」と3安打の大活躍!サイクルまであとシングル1本だけ!(写真がその試合でのお立ち台)と大記録を逃しましたが「今度こそ!」と思っていた矢先・・・新垣投手から右足に死球を喰らい登録抹消・・・

何度も何度もチャンスをもらいながら、生かしきれなかった時期。そして、ようやくチャンスを生かし「さぁ〜これから!」と思っていた時期の悪夢。。。果たして田中賢介選手はいつブレーク出来るのでしょうか・・・

明日は「僕らは待ったよ 輝く瞬間!」

ということで明日に続きます。なんかアニメの次回予告みたいな感じの締め方になっちゃいましたね(笑)

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2006年12月05日

51.小田智之 5

3a072e1f.JPG今日は小田智之選手の特集です。

小田選手は飯山選手と同期入団。当初からバッティングセンスが期待されていて、背番号はイチローを彷彿させる51番を入団時からずっと背負っています。

その打撃は入団当初は少し苦しみましたが、現ヘッドの白井さんが二軍監督になったときに”ツイスト打法”を取り入れてから打撃が上昇し、02年に一軍で少し出場しましたが、僕が強烈に印象が残っているのは、あの東大出身ということで有名になった現球団職員の遠藤良平投手が一軍最初で最後の登板で打者1人のみの対決だったんですが、そのときにサードを守っていた小田選手のところに打球が飛んだんですけど、確か記録はエラー!(笑)結局、遠藤投手は投球回数ゼロ、防御率ーというプロ生活で終わっています。

そういう印象が強烈すぎて、なかなか頭から離れないんですが、04年から一軍定着。しかもプロ初本塁打が写真にもあるとおり、ファイターズ本拠地移転後、札幌ドームで第一号となり、プレートが残っています。初本塁打をプレートに刻まれる・・・凄い嬉しかったでしょうね。さらに、その後は小笠原選手が怪我しているときに3番を任されたり大活躍の1年となりました!

しかし、その後は太ももの怪我に苦しみ、今年も足をかばいながらの出場。ほとんどが代打で出塁したら代走。スタメンでも2〜3打席立って交代。などという形でしたが、オフに手術。来季は本気でレギュラーを狙ってほしいものですね!

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2006年12月03日

57.飯山裕志 4

82508a5b.JPG54.52と背番号が続き、今日は57番の飯山選手です!

飯山選手は97年に小田選手らとファイターズに入団!当時は将来のショートのレギュラーとして期待されていましたが、やはり高卒ということもあり、打撃に難があり、なかなか活躍する機会がありませんでした。

一つでも何か抜け出すもの!をということで、鎌ヶ谷のグラウンドでは日々、ノックを受けていました。その頃は鎌ヶ谷までに足を運べる状況ではなかったので、手に入れた情報を書きますと、飯山選手は本当に練習熱心な選手でノックで「ラスト〜!」とコーチが言って、飯山選手に打つと、なんとスタンドに投げ返すんです。何でだと思いますか?その理由は「まだまだやりたい!」という気持ちの表れなんです。そういう日々の努力が積み重なり、05年からじょじょに一軍での出場機会が増え始めてきました。

特に白井コーチがファームから見続けていることもあるのか。飯山選手の事を信頼していて、どこのポジションを任してもトップクラスといっています。その言葉を証明してくれるよう、昨年はファームでキャッチャーも努めました。その写真が証拠です。ストレート主体のリードでしたが「いざとなったらキャッチャーも出来るんだ!」と思いっきりアピールしていましたね。

そして06年は開幕スタメン!2試合目にヒルマン監督が勝因としてあげた、サードでの守備。最終的にはレギュラーはつかめなかったもの、今や7〜9回の守備にMICHEAL中嶋バッテリー同様、飯山選手がサードのポジションに入るのが恒例になりました。それに今年は1回もファームに落ちてないんです!でも、そこまで行くには日々の努力があったからなんですよね。

来季はスタメン!ということは難しいと思いますが、奈良原選手のような縁の下の力持ち!になれるような形で頑張ってもらいたいですね!

※.自分のブログ(特に今回の選手の話は)は基本的に思った言葉や書きたい!と思ったことをそのまま書いています(笑)作文を3回も書き直しされた自分なんで、そこらへんは甘く見てください。

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2006年12月02日

52.紺田敏正 5

fb9d1901.JPG今日は来季、レギュラー取りを期待されている紺田敏正選手です!

紺田選手は03年に鎌健らと一緒にファイターズへ入団。ドラフト前は一塁へ駆け抜けるスピードがあのイチローより速いということでメジャーからも期待されていた選手でした。

そして1年目から同じルーキーの小谷野選手と二人で打ちまくり、終盤には一軍に初昇格!鎌健と同じデビュー戦ということもあるんですが、今でもビデオが残っているんですが、いきなり初打席で岩隈投手からレフトオーバーのヒットを打ち快速を飛ばしてスリーベースを打ち、さらに二打席目はセカンド内野安打!ボテボテの当たりだったんですが、また自慢の快速を飛ばして内野安打になりました。このときはホントに来季が楽しみだな〜と思いましたね!

しかし・・・2年目の夏ごろ。ファームの試合でフェンスに激突して自慢の右足を負傷・・・さらに靱帯断裂ということで大怪我。真剣に「野球をもうやめようか・・。」と考えていた時期があったみたいです。やはり売りの足を怪我しちゃうとそう考えちゃいますよねぇ。その後、復調してきたが、1年目の頃のようなバッティングが戻らず、打撃フォームも試行錯誤の日々。鎌ヶ谷に行くたび打撃フォームが変わっている印象すら受けました。

そして今年の8月頃、一軍から声がかかります。聞いた話によると小笠原選手が「そろそろ良いんじゃないですか」と首脳陣に言ったとか言わなかったとか。あの独特な打撃フォームがマリーンズの渡辺俊投手にも合いヒットを打ったり、代走で出れば自慢の足を生かしてサヨナラのホームを踏んだり大活躍!さらにはシーズン終盤にSHINJO選手が首脳陣に「俺はもう良いから、紺田とかに出番を与えてやって」など言われたり、SHINJO選手からも期待を受けている選手です。

来季は怪我がないよう、開幕から一軍に入り、レフトの座を争ってもらいたいですね!

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2006年12月01日

54.稲田直人 5

261e5e9b.JPG12月1日から不定期(というか気分)でファイターズの選手を1人ピックアップして知っているエピソードなどを書いていきたいと思います。

そして、最初を飾るのは鎌ヶ谷が送り出した明るい稲田直人選手です。

稲田選手は04年にファイターズに入団。入団当初は社会人時代で実績もあったので「オーダー予想」ではルーキーなのにスタメン予想に名前が出てくるなど、即戦力としての活躍が期待されていました。

しかし、いざシーズンに入ってみると力不足ということが分かり、打率も上がらず、なかなか期待通りの成績が残せず、一軍に出場することなく終わってしまいました。

何かを掴んだのが2年目。シーズン直後はなかなか昨年と変わらない状態で目立ったものがなかったが、シーズン後半から打撃が急に伸びてきて、9月は鎌ヶ谷月間MVPも受賞!ちなみにその表彰を受けたのがシーズン最終戦・・・そう石本・西浦など実績を残した選手の引退試合となった日。そういうくらい状況だというのが分かっていたのか、授賞式から稲田選手は観客を一生懸命盛り上げていた姿が印象に残っています。

そして3年目!「今年ダメだったら最後」という意気込みでのぞみ、イースタン開幕直後から絶好調!右に左に打ち分ける華麗なバットさばきを見せて4月終了時に打率3割以上!鎌ヶ谷のファンからも「稲田を早くあげてくれぃ!」など声が起こりましたが、なかなかその一軍昇格というチャンスは巡ってきませんでしたが、5月頃、一軍昇格という知らせ!知った情報源は尾崎選手のブログ(笑)それぐらい、みなが待っていた一軍昇格でした。

その後は一軍でお立ち台にも立って「なまら最高じゃけんのう!」と地元・広島弁を使ってのお立ち台は稲田選手らしい明るいキャラ全開でした(笑)ちなみに小さい頃は広島ということでカープファン。某選手いわく、ロッカールームでカープの選手別応援歌などを歌っているそうです(笑)

来年は、ぜひレギュラーを目指して頑張って欲しいですね!

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