鎌倉パン教室 幸せなパン作りを目指して

神奈川県鎌倉市 鎌倉駅徒歩約15分 八幡宮の側で毎日パン教室を開催しています。

2008年06月

「ナッツワインブレッド」











「もう先生、ペックのよりすごい!」


「この間、大倉山にお水にこだわったすごいパン屋さんができた、と

聞いて行ってみたのですが、これほどおいしいパンは売っていません

でした。」


「今仕事が忙しくてパンを作る時間がなかなかないのですが、

このパンだけは作りました。だってこれほどの物は売っていないので」


「ドライフィグとセミドライクランベリーとカシューナッツをとりあえず

7袋ずつ注文しました。どんどん作りまくります。」


これはみなさんからの感想です。

ぜひ作りまくっていただきたいと思います。



愛が足りないと思う。

愛に満たされていないと、人間は誤作動を起こしてしまう。

秋葉原の事件のような・・・・・そしてこのままでいくとどんどん

エスカレートしていくだろう。


子供の頃、ゆるぎない愛情を持って育てられた人は、

真っすぐに生きられる。

壁にぶつかっても跳ね返すパワーがある。

そしてやさしさと思いやりがある。

更に前向きで明るく積極的なので、多くの信頼を得られて大成する人が

多い。

こういう資質は一生の財産だ。

お金のように使っても減らないどころか、雪だるま式に

どんどんご利益が増えていく。

だから子供たちには愛情という財産を残しておきたい。

大人になっても誰からも愛されている人は最も幸せだ。


生徒さんから「先生に惚れてパン教室に来てます」と言って戴いた時、

天にも昇る程うれしかった。

そして私もなるべく口に出して愛情表現をしようと思っている。

アメリカ人のように面と向かってはまだ言えないが、メールや電話では

最後に「愛してま〜す、チュ!」というようにしている。

「キモイ」と息子たちには言われるが、皆さんたちは我慢してください。


   愛してま〜す、チュ

「私たちはこんなにおいしいパンを自分たちで作れて、そして湯気が

 立ち上っているところをこうして食べられるなんて、本当に幸せです」


今日で教師研究科が終わり、もうすぐ準師範になろうとしている

先生たちがそう言った。

確かに今日のパンのおいしさは格別だ。

おそらく今までに食べたことのない風味と食感だと思う。

今日のメニューは教師研究科のテキストがリニューアルし、その中に

新メニューとして入っているパンである。


私も習ってまだ日が浅いので、勉強のために有名なベーカリーショップの

パンを試食してみようと探したが、いまだに見つからない。

教師のお一人が、会社のそばのお店には以前は売っていたと思うが、

最近見かけなくなったと言っていた。

知り合いのパン屋さんから聞いた話だが、小麦粉と塩だけでつくるような

リーンなパンは、小麦のおいしさが命なのでこのご時世でも質を落とす

わけにはいかず、かといって他にバターや卵や砂糖やチーズといった

副材料が入っているわけではないので、パンの値段をあまり上げられ

ない為、それならいっそのこと作らない、というお店が増えてきて

いるという。



お金さえだせば何でも買える時代は終わろうとしている。

今日のパンのおいしさが別格なのは、おそらくこの味はお店では

売っていないということ、でも自分たちなら作り出せる、ということに

喜びと満足感を感じたからだと思う。

試食の時に教師のお一人が「最高の人生の見つけ方」という映画を見て、

人間の幸せはお金ではない、というあたり前のことに気が付いたと、

パンが作れて焼き立てが味わえるこの時間が、自分にあることを本当に

幸せに思うと言ってらした。


私も今ある幸せは、JHBSを始め、生徒さんたち、家族のお蔭だと

心から感謝している。


私も時間を作って「最高の人生の見つけ方」を観に行こう。

「全粒粉のパン」
今日はマリーナの手ごね教室

梅雨の合間の快晴のパン日和。

作品はヨーグルトブレッドと全粒粉のパン、そしてバンズ型の

ブリオッシュ・シュクレーヌ。

中には四つ葉のバターの角切りが

ゴロンと入っており、十字にカットされたトップには

卵液を流し込んでから、シュクレーヌをたっぷりかけて焼いた。

もちろん手ごねで作った。

三種類を作るのに以前は4〜4時間半かかってしまい、昼食をとるのが

3時頃になることもあった。疲れて会話も少ない中で、自分たちが手ごねに

こだわって作った達成感の喜びが、パンの味をより一層おいしくして

くれたものだ。


それが今日は1時前に試食に入れた。

しかも機械に負けないすばらしい出来栄えだ。

ここに来るまでに3年の月日が流れている。

「ブリオッシュ・シュクレーヌ」

「自然が破壊されないように、みんなで自然を守りましょう・・・なんて

いうのは人間のおごりです。」

たまたまかけていたラジオから聞こえてきた、

ヨット冒険家白石康次郎さんの言葉だ。

彼は単独無帰港世界一周を経験している。

たった一人で大海原を走ってきて、自然の偉大さも恐ろしさも周知して

いるだけに、その重みのある言葉は久しぶりに胸をジーンと熱くした。


どんなに文明が進化しても、何億年も絶えることなく生き続けてきた

偉大なる自然の前では、人間の力なんてはかない塵のようなものだ、

ということだ。

大地震が起きたらひとたまりもないことを考えれば、当然すぎる話だ。

私たちは自分の都合のいいように自然を利用していると思う。

「自然を守りましょう」というのは、実は自分たちの生活が不自由に

なっては困るからであって、純粋に自然の恵みに感謝し、本気で

守ろうとしている人は少ないのかもしれない。


白石さんは航海中、窮地に陥ると座禅を組むのだそうだ。

座禅を組んでただひたすら自分と向き合っていると、自分本位の

マイナス面が見えてくるが、それでもひたすら自己を見つめていると

やがてフィルターが取れたようにクリーンになって、物事の本質が

はっきり見えるようになるのだと言う。

逆に言えばはっきり見えないから判断に迷うのだと言う。

今、世界中で食べ物が品薄になったり、価格が高騰したりしているのは

自然環境とは別問題で、あくまでも私たち人間側の問題だ。

この窮地を脱するためには、利己主義や利害関係や責任転嫁という

フィルターを取り払って、物事の本質をきちっと把握しないと

対処のしようがない。


「因果応報」 

今あるこの事態は、こうなるべくしてなってしまう種を蒔いてきたからに

他ならない。

自分で蒔いた種は自分で刈り取らなくてはいけないことを、「自然」が

教えてくれている。

3日連続でケーキの講習を行った。

世間ではバターが品薄で、あってもかなり値上がりしている状況なのに、

アップルパイ、フルーツタルト、チョコレートタルト、

ガトーアールグレーといったバターたっぷりのケーキを、

みんなで作ることができて今までに無い満足感を感じた。


これもJHBSの材料調達のおかげだと感謝している。


出来栄えは・・・すばらしくないわけがない

特に集中力と暗黙知の高い方が多いせいか、ケーキ屋さん以上のものを

作っていただけたと本当にうれしく思った。



自分たちで作ったケーキを試食すると、お腹だけでなく心が満たされて

幸せな気持ちになる。

ケーキ一切れでこんなに充実感と満足感が得られるのなら、

ご家族やお友達にも分けて差し上げて、少しでもみんなで幸せな

気持ちになれればうれしい。

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