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新型ティルトローター機「ベル V-280 Valor」の、初飛行試験動画です。

ベル V-280は、アメリカ合衆国の航空機メーカーベル・ヘリコプターとロッキード・マーティンが開発中のティルトローター機。

JMR / FVL(Joint Multi-R'ole / Future Vertical Lift: 統合多用途・将来型垂直離着陸機計画)の一環としてV-22開発の経験を活かし、開発が開始され、ベル社とロッキード・マーティン社の共同開発で進められる。

名称は英語で、「武勇、剛勇、勇気」を意味する"Valor"(ヴェイラー、アメリカ英語式の発音では「バロー」)である。

V-280はV-22 オスプレイと異なり、エンジンは主翼に固定で回転翼のみの角度が変化する。UH-60の代替が予定され、艦載予定がないので折りたたみの機構は備えない。

当初はヘリコプターとティルトウィングの折衷案のHTR , Hybrid Tandem Rotor(折衷型・双子式回転翼)があり、次に民間型ティルトローター機であるAW609の改造案になり、最終的に完全新設計のティルトローター案であるV-280に決まったという経緯がある。

アメリカ陸軍では2030年以降より、統合・多用途ヘリコプター計画(JMR)の構成案 に基づき、UH-60を順次置き換える予定である。

V-280は4名の乗員と14人の完全武装の兵士を乗せて毎時563kmで最大800 nmi(1,500km)までの往復が可能で、現在のヘリコプターのおよそ2倍の作戦行動半径と速度で、片道であれば2,100 nmi(3,900 km)の回航距離でC-17に乗せずに自力で作戦地域に展開可能である。