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ソビエト連邦で開発、現在でも運用が続けられている自走式高射機関砲「ZSU-23-4」の動画です。

ZSU-23-4 シルカ(ЗСУ-23-4 ≪Шилка≫ゼーエスウー・ドヴァーッツァチ・トリー・チトィーリェ・シールカ)は、ソビエト連邦で開発された自走式高射機関砲である。

「ZSU(ЗСУ)」は、ロシア語で「自走高射装置」を意味する「Зенитная Самоходная Установка」の略で、「防空兵器には河川名に由来する愛称をつける」というソ連の方針に沿い、シルカ川に因んだ「シルカ」という愛称がつけられた。

ZSU-23-4は、RPK-2 レーダーにリンクした液冷式のAZP-85 23mm機関砲を備えた砲塔を搭載した。RPK-2 レーダーは半径20kmまでの目標を探知することができ、さらに、半径8km以内の目標を照準かつ追跡することができる。各機関砲へは50発(もしくはより少量)ずつベルトで給弾が行われる。発砲は4門同時の他、4通りの2門ずつ発射が可能である。各機関砲は毎分1,000発の機関砲弾を発射でき、故に4門で毎分4,000発の砲弾を発射することが可能であるとされる。

現代ではいささか旧式な車両であり、装甲が薄く砲の射程も新しい30mm砲や35mm砲となどと比べると短いながら、発展途上国では近接火力支援などの任務に投入されているため、しばしば撃破されている姿が伝えられる。シリアでは内戦において火力支援用として用いており、保護のため車体にスラットアーマーを施した車両や砲身に鋼のシールドを施した現地改造車が登場している。

ソ連では後継車両として2S6 ツングースカが開発されているが、価格の高騰などの理由で配備ははかどっておらず、現在も多くの国でZSU-23-4は運用が続けられている。また、冷戦終結後は2A38M 30mm機関砲のような各種の異なる機関砲やレーダー・システムを搭載する発展型も開発されている。