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7月6日に行われた阪神基地隊サマーフェスタ2019にて護衛艦「やまぎり」に搭載されている哨戒ヘリコプター「SH-60K」が船内に格納されていく動画です。

やまぎり(DD-152, 旧 TV-3515)は、海上自衛隊の護衛艦。あさぎり型護衛艦の2番艦で、やまぎり型練習艦の1番艦であった。艦名は「山地に発生する霧」(山霧)に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。

SH-60Kは、日本の海上自衛隊がSH-60Jを基にして、三菱重工業と防衛庁で独自に改造開発を行い、哨戒能力の向上を目指した哨戒ヘリコプターである。

SH-60J後継機に求められたのは、「対潜戦・対水上戦能力の向上」、「人員物資輸送・警戒監視など多用途性の向上」、「安全性の向上」であった。これらを実現する為、搭載機器類の追加・変更にとどまらず、機体形状の変更やローター、エンジンまで手が加えられた。

SH-60Kは機内空間を拡大したほか、エンジン換装、新開発の高性能ローター、着艦誘導支援装置、戦術情報処理表示装置を装備している。多目的化に付随して、捜索救難および輸送のため、キャビン内の完全防水化と床面強化が要望されていたが、計画段階で見送られた。物品搬出入の効率化のため、キャビンドアが2重式となっている。

対水上レーダーは分解能の高い逆合成開口レーダー(ISAR)に、ディッピングソナーは探知距離の長い低周波ソナーに変更した。

また、対潜魚雷以外にも対艦ミサイル(AGM-114M ヘルファイアII)や対潜爆弾の装備も可能となり、探知能力とともに攻撃能力も向上した。これらの新技術の導入により、SH-60Jとは全く別種の機体と呼べるものとなり、開発にも長い時間を必要とした。