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アメリカ海兵隊が配備する最新型の大型輸送ヘリコプター「CH-53Kキングスタリオン」
老朽化したCH-53Eの3倍の輸送能力を持つアメリカ軍で最大のハイパワーヘリコプター
1機147億円の世界一高価なヘリコプターを200機配備する海兵隊の目的とは?

CH-53Kは、シコルスキー・エアクラフト社がCH-53Eをベースに開発した大型輸送ヘリコプター。愛称はキングスタリオン(King Stallion)。

CH-53Eは、1981年からアメリカ海兵隊・アメリカ海軍で運用されてきたが、老朽化のため2009年から順次退役が始まった。その後継としてHLR(Heavy Lift Replacement)計画で配備が決まったのがCH-53Kである。

当初はCH-53Eを近代化改修で機齢延伸する案が出ていたが、飛行時間あたりに要するコストと整備時間が初期の数倍に膨れ上がっていた問題の解決にはつながらないことから採用は見送られ、代わりにCH-53Eの大規模発展型を新造する事が決定した。これに際し、シコルスキーの下請け契約先として、GKN、EDO Corporation、ロックウェル・コリンズ(ロックウェル・インターナショナルの後身会社の1つ)、Sanmina、スピリット・エアロシステムの5社が開発に加わる事が発表された。

主な改良点として

GE製GE38-1Bエンジンを搭載する事による出力向上
コックピットの近代化(グラスコックピット化)
機体の大型化(全長、全幅。ハンヴィーが機内搭載可能となる予定)
最大搭載可能重量の増加

が挙げられる。