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カナダ西部のブリティッシュコロンビア州で17日、空軍の曲芸飛行隊「スノーバーズ」に所属する1機が離陸直後に墜落、炎上しました。
カナダ軍は、搭乗していた2人のうち1人が死亡、1人が重傷を負ったと発表しました。
地元メディアによりますと、スノーバーズは新型コロナウイルスへの対応に当たる医療関係者らに飛行を通じて感謝の気持ちを示すため国内を巡回中だったということです。

スノーバーズが使用している機体「カナディア CL-41 チューター」は、カナダのカナディアが開発したジェット練習機。既に第一線を引いているものの、登場から半世紀以上経った現在でも運用されている。なお、チューターとは「家庭教師」という意味。

並列複座式のコックピットとT字尾翼を採用しているのが外見の特徴で、主翼は低翼配置の直線翼。エンジンはゼネラル・エレクトリック J85ターボジェットエンジンのライセンス生産型を1基搭載している。

カナダ空軍では運用中に何度か近代化改修を加えられたが、CT-155 ホークとCT-156 ハーヴァードIIの配備により2000年に練習機としての運用を終了、現在は曲技飛行隊「スノーバーズ」で運用されているのみとなっている。カナダ以外ではマレーシアがCL-41Gを20機導入し、スズメバチを意味するテブアン(Tebuan)という愛称を付けた。こちらも1980年代半ばに退役している。