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チャーチル歩兵戦車の初期型であるMk.IとMk.IIの動画です。

チャーチル歩兵戦車は、第二次世界大戦期のイギリスの歩兵戦車(40トン級)である。多砲塔戦車A20を元にA22として小型化したもので、国威発揚のために首相ウィンストン・チャーチルの名を付けた。

この戦車の最大の特徴は、車体よりも大きくはみ出している履帯であろう。現代戦車どころか当時の戦車と比較しても駆動部分と戦車としての部分の比率がいびつな戦車は存在しなかった。だがそのことが後にこの戦闘車両を戦場で不可欠なものとする。

重量1トンあたり10馬力以下で重量に対し馬力不足だが、低速ギアのギア比が大きいため低速での走破能力は高く、超堤能力が120センチあり高い超堤能力のために誘導輪(フロントアイドラ)は他の戦車よりも高い位置についている。超壕能力は370センチもあり不整地走破能力は突出して高く急斜面や湿地、森林といった悪路での機動力が高かった。

Mk.I
6ポンド砲が間に合わず、威力不足とは分かっていながら主砲として2ポンド砲を搭載した型。当時2ポンド砲には榴弾が無かったため、副砲として車体前部に3インチ榴弾砲が取り付けられた。

Mk.II
砲塔の搭載砲を3インチ榴弾砲、車体砲を2ポンド砲と搭載位置を入れ換え、近接支援能力向上を図った型。数両が製作されたのみ。従来は副砲の3インチ榴弾砲を取り除き、ベサ機銃に交換したタイプを指すとされ、その場合、前述の支援型は「Mk.II CS」と呼ばれる。後にMk.Iと共にMk.III以降の型に更新され、チャーチルARK架橋戦車の改造ベースとなった。