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クリスティー式サスペンションを採用した戦車「BT-7」の動画です。

BT-7(БТ-7)はソビエト連邦で開発された快速戦車である。これは騎兵部隊の支援や、長距離侵攻を目的に開発された、BTシリーズの最終型であった。1935年から生産開始され、1940年までに各型合計4600輌 - 5328輌ほどが生産された。

本車はBT-5の装甲とエンジンを強化、若干大型化したものである。装甲厚も13mmだった正面装甲板が15mmとなり若干増強、後に砲塔の避弾経始が改良されており、車体はリベット接合だったものが、溶接に変更された。これにより、車体の先端(従来は40mm厚の小さな台形の装甲が接合されていた箇所)が20mm鋼板を曲げた形状となった。

砲塔はBT-5同様の後部に張り出しのある円筒型と、1937年から生産された、ハッチが丸みを帯びた形となり、側面装甲が15度傾斜した円錐型があった。後者の改良型である1938年後期型砲塔の後部には、ピストルポートに代わってDT機関銃が装備された。1939年型砲塔からは装填手ハッチに対空機関銃架が装着されている。この砲塔には途中から、45mm戦車砲20Kに代わる新型のM1938 20Kmが搭載されている。

クリスティー式サスペンションは、大型の接地転輪の一つ一つを、二重構造の車体側面に収納したコイルスプリングで独立懸架させたものである。

ストロークが大きくとれるため、従来のボギー型のリーフスプリング式に比べ路外機動性に優れ、また最後部の接地転輪と起動輪がチェーンで接続されて駆動することで、履帯を外している際は路上での高速走行が可能な装輪装甲車となった。装軌走行中は操縦手の左右のブレーキレバーにより、また装輪走行中はステアリングハンドルを取り付け、先頭の接地転輪を左右に振ることで方向転換を行った。従って装軌走行中に片方の履帯が切断された場合は、左右で操行の手段が異なる状態となるため、まともに走行することができなくなる。