January 01, 2013
賀正
明けましておめでとうございます!
2012年は散々な年でした。
元日に骨折し、クリスマスには愛猫を失いました・・・。
泣けるよマジで。他にも色々あり過ぎました。
喪中みたいなもんですが、2013年こそは景気よく行きます!
今年もよろしくお願いします。
毎年恒例の根付もありますよ!
Asian Art Museum Blog
今年は巳年根付です。
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2012年は散々な年でした。
元日に骨折し、クリスマスには愛猫を失いました・・・。
泣けるよマジで。他にも色々あり過ぎました。
喪中みたいなもんですが、2013年こそは景気よく行きます!
今年もよろしくお願いします。
毎年恒例の根付もありますよ!
Asian Art Museum Blog
今年は巳年根付です。
July 01, 2012
HP
January 05, 2011
賀正
皆さんあけましておめでとうございます。
半年ぶりな上に今更な年始の挨拶・・・
今年も先が思いやられますね!
今年第1弾のニュースは、
こちら!
http://www.asianart.org/family.htm
今月8日に行われる、米国サンフランシスコのアジア美術館の新年イベントで、
干支ウサギ根付(ネツケ)「Grooming lop eared Rabbit」を無料配布します!
去年も(というか、一昨年秋)やった根付着彩ワークショップです。
今回は残念ながら僕自身は行けないんですが、アメリカ在住の方、アメリカに知り合いが居られる方、アメリカにご旅行の方はふるってご参加下さい!
先着300個限定です!
昨年はジョジョに始まりジョジョで終わった一年でした。
(いきなり原型の仕事の話です)
僕自身が好きなマンガだったので、かなりこだわって造形し、評判も驚くほど良かったです。コメントを頂いてるBasyabasyaさんをはじめとしたレビューブログもほとんど目を通してますが、皆さんにお褒めの言葉を頂いて本当に嬉しく思ってます!
某巨大掲示板でも、悪口はほとんど見かけないくらいで驚いてます。今までは散々な言われようだったんですが・・・10年以上この仕事をやってきて、やっと褒められるようなものが作れるようになりました。
(↑批判はちゃんと受け止めてますんで、正直な意見は悪口に見えてもありがたいです。)
今年一年も、慢心することなく精進していく所存です。
ホントは「細かすぎて伝わらないコダワリ」を、1点1点つらつらと書きたいんですが、時間がなくてね・・・
ということで、今年もよろしく!
↓我が子もまさかのジョジョ立ちっ!?
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半年ぶりな上に今更な年始の挨拶・・・
今年も先が思いやられますね!
今年第1弾のニュースは、
こちら!
http://www.asianart.org/family.htm
今月8日に行われる、米国サンフランシスコのアジア美術館の新年イベントで、
干支ウサギ根付(ネツケ)「Grooming lop eared Rabbit」を無料配布します!
去年も(というか、一昨年秋)やった根付着彩ワークショップです。
今回は残念ながら僕自身は行けないんですが、アメリカ在住の方、アメリカに知り合いが居られる方、アメリカにご旅行の方はふるってご参加下さい!
先着300個限定です!
*ヒモとビーズはオプションです
昨年はジョジョに始まりジョジョで終わった一年でした。
(いきなり原型の仕事の話です)
僕自身が好きなマンガだったので、かなりこだわって造形し、評判も驚くほど良かったです。コメントを頂いてるBasyabasyaさんをはじめとしたレビューブログもほとんど目を通してますが、皆さんにお褒めの言葉を頂いて本当に嬉しく思ってます!
某巨大掲示板でも、悪口はほとんど見かけないくらいで驚いてます。今までは散々な言われようだったんですが・・・10年以上この仕事をやってきて、やっと褒められるようなものが作れるようになりました。
(↑批判はちゃんと受け止めてますんで、正直な意見は悪口に見えてもありがたいです。)
今年一年も、慢心することなく精進していく所存です。
ホントは「細かすぎて伝わらないコダワリ」を、1点1点つらつらと書きたいんですが、時間がなくてね・・・
ということで、今年もよろしく!
↓我が子もまさかのジョジョ立ちっ!?
July 07, 2010
倫敦
えぇっ!
もう7月・・・
明けましておめでとうございます。
暑中お見舞いも申し上げます。
ということで、明日は一泊でロンドン出張です!
お墓巡りをして来ます。
ではでは、今年もよろしくお願いします。
あと半分ですが。
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もう7月・・・
明けましておめでとうございます。
暑中お見舞いも申し上げます。
ということで、明日は一泊でロンドン出張です!
お墓巡りをして来ます。
ではでは、今年もよろしくお願いします。
あと半分ですが。
December 13, 2009
恐怖
もう12月も10日を過ぎて、いよいよ今年も残りわずかとなってきました。
怖いですね〜。
いや、その恐怖の話ではないんですが。
先月は盟友サトー氏がアメリカからパリにやってきました。彼は大学の同窓生なんですが、ゲーム「サイレント・ヒル」をたった一人で立ち上げたスゴい人なのです。
色々とややこしい経緯があったようで公式のクレジットからは名前が見つからないんですが、文化庁メディア芸術祭には個人で受賞までしています。
当時の勤務先で、埃を被っていた高額なモーションキャプチャの機械を引っ張り出し、英語のマニュアルを解読しつつ、通常業務が終わった後に社内に泊まり込んでデモムービーを作り上げたそうです。それが会社を代表するヒット作となり、続編が次々と作られ,最終的にはハリウッドで映画化までされました。
ホントにスゴい。あやかりたい。
それはさておき、ゲーム「サイレント・ヒル」はジャンルとしてはホラーに分類されるようです。
僕は怖い話やお化けが苦手なんですが、どうやら日本人は遺伝子レベルで恐がりらしいのです。
●リンク:恐怖の遺伝子、傷つきやすい遺伝子 / 浮遊雲日記
●リンク:恐怖症:恐怖を記憶している遺伝子「恐怖遺伝子DUP25」
●リンク:【動画】 日本人は怖がり屋さん!?恐怖を支配する遺伝子の正体とは?
> この恐怖の遺伝子は「DUP25」と呼ばれるもので、15番染色体にあり
このDUP25によって、恐怖や不安を抑える働きのあるセロトニンの働きが弱められ恐怖を抱きやすくなるそうです。
> セロトニンは不安をコントロールする物質として知られていますが、それを取り込む作業をするのが「セロトニン・トランスポーター」と呼ばれるもので、セロトニン・トランスポーターには、長い「L型」と短い「S型」などの遺伝子があるそうです。
> ちなみに、短いS型は、「不安を感じやすい」「悲観的」で「傷つきやすい」遺伝子と言われていて、東洋人ではこのS型は8割ほど持っていて、残りはほぼ L型、白人ではS型は4割、L型は6割程度と言われています。中でも日本人はS型遺伝子を98%の人が持っているのだそうで、いうなれば日本人は繊細で傷 つきやすい民族。
>> 脳が恐怖かを感じるメカニズムが明らかになってきている。
ある遺伝子をなくすと恐怖を感じなくなる。
また脳の中で恐怖を抑える働きをするたんぱく質
セロトニントランスポーターの量は
遺伝子のタイプによって違うことが判明。
少ない人は恐怖を感じやすくなってしまう。
恐怖をコントロールする遺伝子こそ恐怖遺伝子。
>> 恐怖を感じる神経回路は
遺伝子によって大きく影響を受けていることがわかってきた。
恐怖遺伝子を持っている割合
日本 97%
アメリカ人(白人)77%
インド 67%
ドイツ 64%
アメリカ人(黒人)46%
南アフリカ 32%
恐怖心が強いからこそ、怪談やホラーに対する好奇心も強くなり、娯楽として発展するというのもうなずけます。
コメント欄に見られる「無法者が多い所で道徳が生まれ、卑怯者が多い所でスポーツマンシップが生まれ、臆病者が多い所で武士道が生まれる。」
という言い方もなんか納得。
で、ここまではネットで見飽きた方も多いかと思うんですが、自分のテリトリーに引き込んで考えるとまた違った発見もあります。それは、日本人が「カワイイもの」に執着するのも、この恐怖遺伝子が関わってるんではないかと思うのです。
例えばですね、↓これ、
テレタビーズのぬいぐるみなんですが、かわいいですか?僕はちょっとコワいです。
実物の着ぐるみは動きも含めてかわいいんですが(ちょっとシュールな世界観ですが)、このぬいぐるみはちょっと違和感が残ります。
ところがフランス人の子供はストレートに「かわいい!」という感想を持つようです。
この違和感を徹底的に払拭することで、日本特有の「カワイイ」の美意識が生まれているのではないか?
世界中で日本のマンガやアニメの亜流が作られている昨今ですが、どうしても違和感は残る気がします。この違和感を取り除くには恐怖遺伝子の共有が不可欠なのではないか?
そんな考えに至るのです。恐怖遺伝子を持つ人口が多い地域ほど共感できるでしょう。
そしてまた一方では「キモカワ」という価値観も定着して来ました。気持ち悪さを含みつつ可愛らしい、という意味ですが、これは上記の「違和感」を程よく混入する事で、単純な「カワイイ」から少しひねった美意識を生み出している。恐怖遺伝子を刺激しつつ「カワイイ」と思わせるような絶妙なデザイン感覚が必要になってくる・・・というか、個人的主観に左右されるであろう「キモイ」と「キモカワ」のボーダーラインを判断するには恐怖遺伝子がないと、まったく共感覚として成り立たないのではないか、と思うわけです。
ということで、恐怖遺伝子が日本人の大事なアイデンティティだとお分かり頂けたのではないでしょうか。これで超ヘタレな我が息子も肯定できました。よかったよかった。(最近オバケを怖がるようになった3歳児)
ところでサトー氏からは興味深い話も聞けて、楽しいお酒を飲むことができました。今度はアメリカで?日本で?また近々会いたいものです。サトー氏に興味を持たれた方はここやここでインタビューを読むことができますよ。
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怖いですね〜。
いや、その恐怖の話ではないんですが。
先月は盟友サトー氏がアメリカからパリにやってきました。彼は大学の同窓生なんですが、ゲーム「サイレント・ヒル」をたった一人で立ち上げたスゴい人なのです。
色々とややこしい経緯があったようで公式のクレジットからは名前が見つからないんですが、文化庁メディア芸術祭には個人で受賞までしています。
当時の勤務先で、埃を被っていた高額なモーションキャプチャの機械を引っ張り出し、英語のマニュアルを解読しつつ、通常業務が終わった後に社内に泊まり込んでデモムービーを作り上げたそうです。それが会社を代表するヒット作となり、続編が次々と作られ,最終的にはハリウッドで映画化までされました。
ホントにスゴい。あやかりたい。
それはさておき、ゲーム「サイレント・ヒル」はジャンルとしてはホラーに分類されるようです。
僕は怖い話やお化けが苦手なんですが、どうやら日本人は遺伝子レベルで恐がりらしいのです。
●リンク:恐怖の遺伝子、傷つきやすい遺伝子 / 浮遊雲日記
●リンク:恐怖症:恐怖を記憶している遺伝子「恐怖遺伝子DUP25」
●リンク:【動画】 日本人は怖がり屋さん!?恐怖を支配する遺伝子の正体とは?
> この恐怖の遺伝子は「DUP25」と呼ばれるもので、15番染色体にあり
このDUP25によって、恐怖や不安を抑える働きのあるセロトニンの働きが弱められ恐怖を抱きやすくなるそうです。
> セロトニンは不安をコントロールする物質として知られていますが、それを取り込む作業をするのが「セロトニン・トランスポーター」と呼ばれるもので、セロトニン・トランスポーターには、長い「L型」と短い「S型」などの遺伝子があるそうです。
> ちなみに、短いS型は、「不安を感じやすい」「悲観的」で「傷つきやすい」遺伝子と言われていて、東洋人ではこのS型は8割ほど持っていて、残りはほぼ L型、白人ではS型は4割、L型は6割程度と言われています。中でも日本人はS型遺伝子を98%の人が持っているのだそうで、いうなれば日本人は繊細で傷 つきやすい民族。
>> 脳が恐怖かを感じるメカニズムが明らかになってきている。
ある遺伝子をなくすと恐怖を感じなくなる。
また脳の中で恐怖を抑える働きをするたんぱく質
セロトニントランスポーターの量は
遺伝子のタイプによって違うことが判明。
少ない人は恐怖を感じやすくなってしまう。
恐怖をコントロールする遺伝子こそ恐怖遺伝子。
>> 恐怖を感じる神経回路は
遺伝子によって大きく影響を受けていることがわかってきた。
恐怖遺伝子を持っている割合
日本 97%
アメリカ人(白人)77%
インド 67%
ドイツ 64%
アメリカ人(黒人)46%
南アフリカ 32%
恐怖心が強いからこそ、怪談やホラーに対する好奇心も強くなり、娯楽として発展するというのもうなずけます。
コメント欄に見られる「無法者が多い所で道徳が生まれ、卑怯者が多い所でスポーツマンシップが生まれ、臆病者が多い所で武士道が生まれる。」
という言い方もなんか納得。
で、ここまではネットで見飽きた方も多いかと思うんですが、自分のテリトリーに引き込んで考えるとまた違った発見もあります。それは、日本人が「カワイイもの」に執着するのも、この恐怖遺伝子が関わってるんではないかと思うのです。
例えばですね、↓これ、
テレタビーズのぬいぐるみなんですが、かわいいですか?僕はちょっとコワいです。
実物の着ぐるみは動きも含めてかわいいんですが(ちょっとシュールな世界観ですが)、このぬいぐるみはちょっと違和感が残ります。
ところがフランス人の子供はストレートに「かわいい!」という感想を持つようです。
この違和感を徹底的に払拭することで、日本特有の「カワイイ」の美意識が生まれているのではないか?
世界中で日本のマンガやアニメの亜流が作られている昨今ですが、どうしても違和感は残る気がします。この違和感を取り除くには恐怖遺伝子の共有が不可欠なのではないか?
そんな考えに至るのです。恐怖遺伝子を持つ人口が多い地域ほど共感できるでしょう。
そしてまた一方では「キモカワ」という価値観も定着して来ました。気持ち悪さを含みつつ可愛らしい、という意味ですが、これは上記の「違和感」を程よく混入する事で、単純な「カワイイ」から少しひねった美意識を生み出している。恐怖遺伝子を刺激しつつ「カワイイ」と思わせるような絶妙なデザイン感覚が必要になってくる・・・というか、個人的主観に左右されるであろう「キモイ」と「キモカワ」のボーダーラインを判断するには恐怖遺伝子がないと、まったく共感覚として成り立たないのではないか、と思うわけです。
ということで、恐怖遺伝子が日本人の大事なアイデンティティだとお分かり頂けたのではないでしょうか。これで超ヘタレな我が息子も肯定できました。よかったよかった。(最近オバケを怖がるようになった3歳児)
ところでサトー氏からは興味深い話も聞けて、楽しいお酒を飲むことができました。今度はアメリカで?日本で?また近々会いたいものです。サトー氏に興味を持たれた方はここやここでインタビューを読むことができますよ。