ポポー
都会ではめずらしいフルーツかも❓
田畑が広がるこのあたりでは
お馴染みだけど
朝晩涼しくなるころ
黄緑色の楕円型のポポーの実が
農産販売所に出回り始める
小さいポポーは
お値段がかわいらしい

3つで100円
まあ、そんなもの
買ってきて2日ほど追熟させたよ
大阪名物ミックスジュースと
パッションフルーツを
合わせたような匂いが
ラップの外までぷんぷんしてきたから
きっと食べごろだ

果皮に黒いスレがあっても
果実には全く影響ない
見た目がきれいでないからか
お安くてラッキー
皮はかなり薄くて
切れやすくて
まず手では剥けない
フルーツナイフが早い

果肉はなめらかな黄色
少しざらつくけれど
とろりふんわりもったりしてるので
森のカスタードクリームなんて
呼ばれることもある
色と甘さはそうかもしれないけど
匂いが。。。
果実の中には
黒い大きな種が
5mmほどの間隔で整列してる
この種は果肉と一体化して
とても外れにくいので
種と種の間をねらって輪切りにして
種ごと口の中に入れ
種を吐き出すように食べると
食べやすい
真っ二つにして
スプーンで掬って食べる方法もあるけどね
種を除けるのは
ちょっと難しいけれど
解体してみるね

うまく解体できてないけど💦
柔らかすぎなの〜
でも
これぐらい柔らかいのが
とっても甘〜い
柿の種を大きく太くしたような種が
ひとつの実に6、7個も
並んでるんだけど
種の周囲に半透明の膜があって
種や膜はとりわけにおう
とにかく
においが
ポポーの好き嫌いの分かれ目
ポポーはかなり育てやすいらしい
戦後
実のなる庭木として
わりに広く植えられていたとか
実家にも古くはあったようだけれど
亡母いわく
「落ちた実がくさすぎて切った」
ポポーと聞くと顔をしかめてた
母はトロピカルフルーツが大好きだったので
単純にポポーの傷んだにおいが
嫌だったみたい
ポポーって
品種がいろいろあるらしいから
もしかすると
実家に植えられていたのは
美味しくない品種かもしれない
美味しくない品種は
それほど甘くならないらしい
甘くないポポーは
あんまり食べたくないなぁ
柔らかく輸送には向かない
傷むとにおいがきつくなる
(傷んだらオミナエシのにおい)
だから都会ではあまり流通していないそうで
聞くところによると
幻の果実とか❓
きっとお高いんでしょ
3つ100円なんてことないよね
食べたことのない
クセが強いお高いフルーツ
知らなきゃ手は出せないなぁ
道の駅など
郊外の農産販売所に行くと
この時期
ポポーが売られてることがある
そして
そんなにお高くはない
農産販売所のは
追熟すると
どれも甘くなるはずだから
試してみようと思うひとは
ぜひ❗️
あ、
この3つ100円のポポーね
Aコープ橿原店の
地場農産販売コーナーで買いました
イチジクの隣に並んでたよ