亀井英孝の「千年続く経営」ブログ

名南経営コンサルティング 亀井英孝 公式ブログ

本日は、「土地」について考えてみたいと思います。
決して法的なものでも、理屈で説明できるものでも
ありません。あくまでも経験則から得られた私的な
見解とご理解ください。

 

第一に、土地は買うものではなく、大自然・大宇宙
からの借り物であるということです。

土地の購入代金は、占有的にその土地を使わせて
いただく対価との認識が大切です。自分のものだと
思ってしまうと、ついつい横柄になってしまうもの
です。大自然・大宇宙からの借り物であると考え、
大切に使わせていただく。そして、大切に使うから、
より以上の恵みをいただけるものだと思うのです。

 

第二に、土地は生き物であるということです。

人が多く集まり、笑いに溢れれば、土地も喜びます。
隣地が売りに出たにも関わらずその話が入ってこない
のは自分の土地が喜んでいないと自覚し、何を改める
べきかを考える必要があると思うのです。

 

第三に、隣地が売りに出、その話が来たら、基本的
にはお受けする、ということです。

ただし身の丈というものをよく考える必要はあります。
一方で、本当に自分に必要なものであれば、こちらに
その財力が付くまで、売れずに待っていてくれるもの
だと思うのです。

 

第四に、自分の所有地を心から欲しいと望んでおられる
方には、できる限りその希望に応えるようにする、と
いうことです。

拘れば失い、手放せば福舞い込む、といった認識が
必要だと思うのです。

 

少し偏った見方だと思われるかもしれませんが、これ
までのコンサルティング経験から得られた経験知です。
参考にしていただければ幸いです。

本日は、“叱責”について考えてみたいと思います。

 

数年前のデータになりますが、日本生産性本部が
“叱責”の効果に関する調査結果を公表しています。
それによると、「叱ることが部下の育成につながる」
と答えた上司が
89%であるのに対して、「叱られる
とやる気を失う」と答えた部下が
56%もいるのだそう
です。“叱責”の効果に対する上司と部下の意識の
隔たりがかなり大きいことが伺われます。

 

しかしそれは「受けた“叱責”に対して心からありが
たく思えるようになるのは上司の立場になってからで、
その経験のない人にその価値を伝えることが難しい」
と捉えることもできるように思います。

 

ただ上司の立場にある人は、そういう意識の差がある
ことは認識しておく必要はあるでしょう。
 

そもそも「叱る」とは、ただ相手の問題を指摘し、
改善を促すに留まっていてはいけません。

「叱る」とは、叱られた者に

 

 「心からの反省と、
     あるべき方向に向けた新たな正しい行動」

 

が伴わなければ、ただ単に「怒った」ないしは「指摘
した」だけであって、「叱った」ことにはならないこと
を認識なければなりません。要するに部下が「叱られる
とやる気を失う」のは、上司が正しく「叱る」ことが
できていないからに他ならないのです。

「叱った」結果、前向きな感情を引き出すことができて、
初めて「叱る」ことができたという認識こそが必要なの
です。

 

ちなみに、「部下を褒めている」と答えた上司が80%
あるのに対して、「上司が褒めてくれる」と答えた部下
51%にとどまるのだそうです。

「叱る」ことも「褒める」ことも、なかなか難しいもの
ですね。

 

いずれにしろ、正しく「叱る」ことができるよう、私自身、
常に自らの態度・行動を改めていきたいと思います。

 

本日は、「約束」について考えてみたいと思います。

約束は、『先約優先』が原則です。

倫理法人会で学ばせていただき、また多くの失敗例を
見るにつけ、私自身、実践をし続けていかなければなら
ないと思っている言葉です。

しかし人は、

  社員との約束も「お客様のために」と反故にし、
  家族との約束も「会社のために」と反故にし、
  友人との約束も「仕事のために」と反故にする

ことが往々にしてあるものです。

お客様のため、会社のため、仕事のためと思ってやって
いることなのでしょうが、これではその実、信頼を失い、
結果としてその大切なものさえも守れなくなってしまいます。

そんな事例をいくつも見て来たのにも関わらず、自分のこと
となるとついつい迷いが生じてしまうことがあります。本当に
愚かな生き物です。

一方で、涙を呑んで『先約優先』を実践してみると、意外に
良いことがあるのも事実です。やはり約束を守ることは、
神仏の望むところなのでしょう。

選択に迷ったら、ぜひ『先約優先の原則』を思い出してみて
ください。きっと良い結果を招くことができると思います。

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