皆さんには“師”と呼べる方はいらっしゃいますか?
私にはいくつかの分野で、勝手に師匠と思っている方がいらっしゃいます。それらの方々に共通しているのは、例え言葉遣いは優しくとも、その中に厳しさがあること。
「何でここまで言われなくっちゃいけないんだ」
と思ったことも幾たびかありました。
しかし振り返って考えてみると、その言葉たちの中にはいつも私に成長して欲しいと願う心根がある。その振り返りのたびに私は、“師”を持つことの大切さを強く感じます。
そして、私を育ててくださっているそれらの先生方にも“師”がいらっしゃる。
優しいだけの、ものごとを教えてくれるだけの先生ではない。妥協を許さず、停滞を許さず、過ちを許さず、嫌われることを恐れず、肚に落ちるまで箴言を与え続けてくれる存在、正に“師”というに相応しい存在がいてくれたからこそ、今の私があると確信しています。
いつの時代も、一代を成す者には必ず“師”といえる方がいらっしゃることには疑う余地はありません。それが連綿と続いていくのが千年経営の要諦であると思います。どうぞ皆さんも、貪欲に“師”を求め続けていただきたいと思います。
そして自らが“師”と呼ばれるに相応しい者になれるよう、共に精進して参りましょう。
