本日は、約束について考えてみたいと思います。
安易に約束を反故にされる方がいます。
「急に仕事が入って・・・」「仕事上のトラブルが発生して・・・」「体調を崩して・・・」
理由はさまざまでしょうが、大体そういう人はいつもそう。そして人に迷惑をかけていながら気付かない。「だって○○だったから仕方ないじゃん」そして信用を失っていく・・・
逆の立場だったらどうでしょう?
もしその人と会えるその日を心待ちにしていたとしたら・・・
もしその約束を実現するために、大変な苦労をしていたとしたら・・・(幹事の経験がある方ならわかりますよね?)
もし他からもオファーを受けていたのに、「先約優先」と他の依頼を断っていたとしたら・・・
もしその約束が果たせなかったことによって誰かからの信頼を失ってしまうとしたら・・・(予約の取り辛いレストランやゴルフ場など、無理を言って手に入れてもらったチケットなど)
相手の気持ちを、立場を、状況を慮る心があれば、安易に約束を反故にできるはずはありません。
百歩譲って、どうしても都合のつかないこともあります。そのときでも、本当に申し訳ないと思う気持ちがあるか?「それだったら仕方がないね」と心から思ってもらえるだけの誠意を示したか?心待ちにしていた心を、負ってきた苦労を、他の依頼を断った心苦しさを、失った信頼を、補って余りある対応ができているのか?断るにしても、その心があるや、なしや・・・
もう一つの真理・・・それは・・・
約束を守れない人は、急に仕事が入る、トラブルが多発する、病気になる・・・。人に予定を振り回されている人、トラブルが多く発生する人、体調の優れない人、胸に手を当てて考えてみてください。ちゃんと約束を守れていますか?安易に、自分の都合で約束を破っていませんか?人に迷惑をかけていませんか?
商いの基本は信用です。信用の源は約束を守ること、うそをつかないことです。これが守れないようでは、千年どころか、明日も危ない・・・